厚み計算は、光線を外側ではなく内側に飛ばして差異を算出するアンビエントオクルージョンと非常に似ています。 この厚み計算は、例えば安価なSub Surface Scattering(SSS)で利用可能な近似値です。
パラメータ ¶
Thickness Settings ¶
Number of Rays
生成するサンプル数。数が多いほど品質が良くなりますが処理速度が遅くなります。
Maximum Ray Distance
Thickness Rayがこの距離を越えないようにします。オブジェクトのスケールが大きい時は、この距離を長く設定してください。距離の単位はワールド空間です。
Advanced ¶
Ray Direction
厚み計算で使用する光線を飛ばす方向。 デフォルトでは、あなたの代わりに正しい方向を計算するように試みますが、場合によってはこれをカスタマイズしたいことでしょう。
Note
用意する法線は内側ではなく外側に向けてください。
Minimum Ray Distance
厚み計算をする時に光線が進む必要のある最小距離。 この距離を長く設定すると、コントラストとして機能するようになります。
Cone Angle
サンプリングされる範囲となる中心軸からの最大角度(単位は度)。
Seed
サンプリングに使用される速度。これを変更することで、異なるサンプリング結果を得ることができます。
Output ¶
Output Thickness as Color ( Cd )
厚みをポイント上のCd(カラー)チャンネルに書き込むかどうか。
Normalized
有効にすると、生成された厚み値がワールド空間単位ではなく0-1範囲に正規化されます。
Thickness Attribute
出力されるアトリビュートの名前。
Output curve
このカーブによって、厚みに対する基本レベル操作によって負荷の高い厚み計算を再実行する必要なく結果を調整することができます。