パラメータ ¶
Number of Objects
利用可能なObject Mergeパラメータの数。
Enable Merge n
ノードがこの行を使用するかどうか制御します。これは、Mergeを完全に削除することなく、一時的にだけMergeを無効にしたい時に役に立ちます。
Object n
結合するジオメトリのパス。選択ボタンをクリックしてノードを選択するか、手動でパスを入力します。
Tip
実際のサーフェスノードの名前ではなく、パスに__display_sop__
または __render_sop__
を使用することで、
Houdiniはディスプレイフラグやレンダーフラグを持つどのノードも使用することができます。
ディスプレイとレンダーのフラグに関しては、サーフェスノードのヘルプを参照してください。
-
オブジェクトを選択すれば、オブジェクトのジオメトリを結合することができます。 例えば、
obj/model1
。Houdiniは表示用にディスプレイフラグを持つSOPを使い、レンダリング用にレンダーフラグを持つSOPを使います。 -
ワイルドカードを使えば、複数のオブジェクトを結合することができます。 例えば、
/obj/ball*
は、名前がball
で始まる任意のオブジェクトのジオメトリを結合します。 利用可能なワイルドカードは、opglobコマンドと同じです。 -
SOPを選択すれば、そのノードがディスプレイフラグを持っていなくても、そのノードのジオメトリを結合することができます。
-
ダイナミクスパス(例えば、
/obj/dopnet1:wireobject1/Geometry
)を使えば、ダイナミクスシミュレーションのジオメトリを結合することができます。 -
パスが空っぽの場合、Houdiniはジオメトリを結合しません。
Group n
結合するオブジェクト内のプリミティブのグループ。オブジェクト全体を結合するのであれば、空っぽのままにします。
Expand Group n
Group n が空っぽでない時、このオプションをオンにすると、プリミティブを追加リング選択して結合します。 これは、サブディビジョン化する予定のポリゴンプリミティブを結合する時に、正しいシーム(継ぎ目)を維持させるのに役に立ちます。
Transform
ソースジオメトリをトランスフォームすることで、ソースオブジェクトの向きと参照オブジェクトの向きの差分を相殺することができます。 None はトランスフォームの調整が行なわれません。 Into This Object は、オブジェクトがソースオブジェクトとこのオブジェクトのトランスフォーム間の差分を持ちます。 Into Specified Object は、ターゲット空間として、このオブジェクトではなく、指定したトランスフォームオブジェクトを使用します。
Transform Object
このフィールドで定義したジオメトリを基準に、結合されたジオメトリがトランスフォームされます。
-
このフィールドを空っぽのままにすると、ジオメトリが 現在のオブジェクト空間 に取り込まれます。 ジオメトリは、トランスフォーメーションなしで原点に表示されます。
-
.
を入力すると、 ソースオブジェクト のトランスフォームを使ってジオメトリが取り込まれます。ジオメトリは、ゼロトランスフォームで元の位置に元の向きで表示されます。 -
他のオブジェクトのパスを入力すると、そのオブジェクトのコンテキストにジオメトリが取り込まれます。
Invert Transform
Transform Object を指定した場合、ジオメトリはソースオブジェクトの空間から指定したオブジェクトの空間へトランスフォームされます。 このチェックボックスをオンにすると、そのトランスフォームを反転するので、ジオメトリは、指定したオブジェクトの空間からソースオブジェクトの空間へトランスフォームされます。
Create Point Groups
結合されるすべてのオブジェクトに対してポイントグループを作成します。各グループ名は、必要に応じて数値を追加して固有化されます。
Point Group Prefix
取り込んだジオメトリを含む新しいポイントグループに名前を付ける時に、この接頭辞が追加されます。これによって、このノードで作成されたグループが識別しやすくなります。
Create Primitive Groups
結合されるすべてのオブジェクトに対してプリミティブグループを作成します。各グループ名は、必要に応じて数値を追加して固有化されます。
Primitive Group Prefix
取り込んだジオメトリを含む新しいプリミティブグループに名前を付ける時に、この接頭辞が追加されます。これによって、このノードで作成されたグループが識別しやすくなります。
Verbose Group Names
グループ名に番号を付けてグループ名を固有化するのではなく、ソースの詳細パスを使用してグループ名を固有化します。
Add Suffix to First Group
これが無効な場合、グループ名に番号を付けてグループ名を固有化する時、最初のグループ名の接尾辞には0が付かず、グループ接頭辞がそのままグループ名になります。 これによって、単一マージに関してはグループ接頭辞だけで明示的に名前を付けることができます。
Note
Primitive Group Prefix が空っぽの場合、これは1つ目のマージが空っぽのグループ名になるわけなのでグループが作成されないことを意味します。
Create Per-Point Path
Create Per-Primitive Path
Path Attribute
プリミティブパスを追加した時に作成されるポイント単位またはプリミティブ単位のアトリビュートの名前。
このデフォルトは、objname
です。
このアトリビュートは、このノード以降でOBJNAME
を使ったプリミティブエクスプレッションで参照することができます。
Pack Geometry Before Copying
コピーの前に入力ジオメトリをEmbedded Packedプリミティブにパックします。 これにより、入力ジオメトリがコピー毎に複製されずに、コピー毎に共有されます。
Pivot Location
パックプリミティブで参照されるポイントのオフセットの初期化の方法を指定します。
Display As
指定したパックプリミティブのビューポートLOD(詳細レベル)。
Add Path Attribute
このオプションは、結合されたジオメトリのフルパスを名前付き文字列アトリビュートに格納することができます。
See also |