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Since | 17.0 |
このノードは入力ジオメトリを、近似した凸セグメントに分割します。 Max Concavity パラメータの値を下げると、セグメント数が増えて、元のジオメトリにもっと上手くフィットするようになります。
Note
ダイナミクスを使用する際は、RBD Packed Object DOPの Create Convex Hull per Set of Connected Primitives チェックボックスをオンにしてください。
Tips ¶
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入力ジオメトリが開いたジオメトリの場合、PolyCap SOPでその穴を埋めた方が、 Treat as Solid オプションよりも良い結果が得られます。この理由は、 Treat as Solid はセグメント化する際に体積を維持してメッシュの外側から凹度の測定を試みるだけで、依然として穴の影響を受けてしまうからです。
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Convex Decomposition SOPの後にPolyReduce SOPを使って各凸ハルの頂点数を減らすことで、Bulletによるシミュレーションのパフォーマンスを良くすることができます。
パラメータ ¶
Group
分割するプリミティブ。ソリッドジオメトリの一部のみを選択すると、開いたジオメトリとして扱われるようになります。
Use Piece Attribute
有効にすると、 Piece Attribute の値が同じプリミティブ毎に別々に分割が行なわれます。 これは、いくつか凹ピースを含んだ粉砕ジオメトリを分解するのに役立ちます。
Piece Attribute
Use Piece Attribute が有効な時に使用するPrimitiveアトリビュートの名前。
Max Concavity
ジオメトリ上のポイントから、そこから一番近くにある凸ハルエッジまでの最大距離。 この値を下げると、入力ジオメトリに近くフィットした凸ハルが生成されますが、そのジオメトリが多くのセグメント数に分割されます。
Treat as Solid
ノンマニフォールド(非多様体)ジオメトリを可能な限りソリッドとして扱うかどうかを指定します。 これは、クリップ平面が境界を通過していなければセグメント化した時に蓋をして、外側から凹のみ測定することを意味します。 これは、入力ジオメトリの境界に蓋をするわけではないので、あからさまな穴は、空洞になっているものとしてジオメトリをセグメント化します。
Merge Nearby Segments
ジオメトリを分割した後に、 Max Concavity を守りつつ結合可能な隣接セグメントのマージを試みます。 これは、複数セグメントを囲んだプロキシジオメトリの作成に役立ちます。
Geometry Output
クリップ平面を使ってセグメント化されたオリジナルジオメトリを出力するのか、それらのセグメントの凸ハルを出力するのか指定します。
Output Segment Attribute
ジオメトリに Segment Attribute を追加するかどうかを指定します。
Segment Attribute
識別用の整数Primitiveアトリビュートをセグメントにスタンプします。
Output Interior Group
ジオメトリに Interior Group を追加するかどうかを指定します。
Interior Group
Geometry Output に Segmented Geometry が選択されていて、入力がソリッドの時、クリップ平面によって生成された穴を埋めるためのプリミティブが追加されます。