Agent Vellum Unpack geometry node

Vellumシミュレーション用にエージェントプリミティブからジオメトリを抽出します。

On this page	パラメータ Agents Geometry Pre-Roll 出力 Examples
Since	17.0

このSOPは、Vellumシミュレーション用にエージェントプリミティブをアンパックして、Agent Unpack SOPよりもいくつかハイレベルな機能(例えば、シミュレーションジオメトリとコリジョンジオメトリの分離、プリロールの実行)を追加しています。

シミュレーションするエージェントシェイプにVellum Pack SOPによるVellumセットアップが含まれていた場合、コピーまたはトランスフォームさせたエージェントの挙動が正しくなるように、そのシミュレーション上のアトリビュートと拘束ジオメトリが更新されます。これには、スケールさせたエージェントの拘束の自然長のスケーリング、複数のエージェントをアンパックした時の接合拘束と取り付け拘束のポイント番号の調整も含まれます。

パラメータ ¶

Agents ¶

Select By

アンパックとシミュレーションを行なうエージェントの選択方法を指定します。

Group

アンパックするエージェントのサブセットを指定したポイント/プリミティブグループ。

Layer Names

最低でも現行レイヤーの1つがこのパターンに合致すれば、エージェントがアンパックされます。

Geometry ¶

Select By

シミュレーションされるエージェントシェイプの選択方法を指定します。シミュレーションされるエージェントシェイプに(例えば、Vellum Pack SOPからの)vellum_type Primitiveアトリビュートを持つパックプリミティブが含まれている場合、そのシミュレーションジオメトリと拘束ジオメトリは、1番目と2番目のジオメトリ出力に分割されます。

Layers to Simulate

このパターンに合致したエージェントレイヤー内のシェイプは、1番目と2番目の出力のシミュレーションジオメトリと拘束ジオメトリとしてアンパックされます。このパターンに合致しなかったエージェントレイヤーは、3番目の出力のコリジョンジオメトリとしてアンパックされます。

4番目の出力のエージェントの現行レイヤーからシミュレーションレイヤーも削除されます。これは、非シミュレーションレイヤーのみを持つエージェントを残すので、そのエージェントをVellum Solverの最終シミュレーションジオメトリにマージすることができます。

Shapes to Simulate

このパターンに合致したエージェントシェイプが、1番目の出力のシミュレーションジオメトリと2番目の出力の拘束ジオメトリとしてアンパックされます。合致しなかったエージェントシェイプは、3番目の出力のコリジョンジオメトリとしてアンパックされます。

Delete Attributes

アンパックしたジオメトリから削除したいアトリビュートのリストを指定します。これは、キャプチャーアトリビュートなどの下流ノードで不要なアトリビュートを削除するのに役立ちます。

Transfer Attributes

アンパックしたジオメトリに転送するアトリビュートのリスト。 vとwの両方のPointアトリビュートが存在していて、且つ、それらを指定した場合、そのポイントVelocityが計算されて転送されます。

Transfer Groups

アンパックしたジオメトリに転送するグループのリスト。

Pre-Roll ¶

Vellum Start Frame

Vellumシミュレーションで使用する開始フレームを指定します。この開始フレームが Crowd Start Frame よりも前のフレームだった場合、プリロールが発生します。

Crowd Start Frame

入力エージェントの初期フレームを指定します。

Use Rest Clip

有効にすると、プリロールは、 Rest Clip と Clip Time で指定したポーズから Crowd Start Frame のエージェントのポーズまで各エージェントをブレンドします。無効にすると、プリロールは、エージェントの変形なし(静止)ジオメトリから Crowd Start Frame の変形ジオメトリまでをブレンドします。

Rest Clip

Use Rest Clip が有効な時に使用するクリップを指定します。

Clip Time

Use Rest Clip が有効な時に使用するクリップ時間を指定します。