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| Since | 19.5 |
このノードは、 Labs Mapbox SOP で生成された連続した地形タイルのグループに対して動作します。 このノードには、個々の地形タイルに対して実行することが不可能であったこと、または、別ノードにすることで柔軟性とパフォーマンスを向上させることができるといった理由で Lab Mapbox SOP から分離された後処理機能が備わっています。
継ぎ目のない法線 ¶
Height Fieldタイルとメッシュタイルのどちらも、 Labs Mapbox SOP だけを使用して法線を継ぎ目なしにすることは不可能です。 その理由は、結合されていない境界の2本の辺の間の法線は本質的に整合性が取れないからです。 しかし、このノードは、すべてのタイルを同時に処理することができるので、法線を継ぎ目なしにすることができます。
Height Fieldタイル ¶
すべてのHeight Fieldタイルを Merge SOP に接続して、その Merge SOP をこのノードの1番目の入力に接続します。
上流の Labs Mapbox SOP で生成された継ぎ目のないHeight Fieldタイルは、ボクセル内に格納されている高さ値の基準で見ると本当にシームレスです。 つまり、Height Fieldタイルをメッシュタイルに変換すると、そのメッシュのポイント位置はシームレスになります。
Height Fieldタイルは、シェーディングした場合にのみ継ぎ目が現れます。 その見える継ぎ目を完全に除去するには、 HeightField Tiles > Fuse HeightField Tiles を有効にします。 This will fuse all the tiles into a single large heightfield.
Note
ギザギザな地形では、タイルを結合すると、元の結合されていないタイルと比べて、小さなシェーディングの差異が生じる場合があります。
Mesh Tiles ¶
すべてのメッシュタイルを Merge SOP に接続して、その Merge SOP をこのノードの2番目の入力に接続します。
上流の Labs Mapbox SOP で生成された継ぎ目のないメッシュタイルは、ポイントポジション、カラー、マテリアルの基準で見るとシームレスですが、ポイント法線の基準でみるとシームレスではありません。 それを修復するには、 Mesh Tiles > Make Border Normals Seamless を有効にします。 これは、隣接タイルと一致する境界ポイントの法線値を平均法線の法線値にするので、タイル境界沿いの法線の継ぎ目が除去されます。
Tip
Height Fieldタイルの結合とは異なり、境界法線がメッシュタイル上でシームレスになる副作用はありません。
パラメータ ¶
HeightField Tiles ¶
Fuse HeightField Tiles
入力のHeight Fieldタイルを1つの大きなHeight Fieldに結合して、オリジナルのタイル境界沿いで見える継ぎ目を除去します。
これを有効にした時にHeight Field出力にジオメトリがないようであれば、たいていの場合、それはすべての入力タイルが同じ解像度でないことが原因です。解像度を同じにしてください。
Keep Original Tiles
まとめた1つの大きなタイルだけでなく、オリジナルの結合されていないタイルも出力します。
Resample Output Tiles
出力する地形タイルをサンプリングし直します。
Resample ¶
Grid Samples
Fuse HeightField Tiles がオンの場合、これは、1枚の大きなタイルの解像度を設定します。
オリジナルのタイルが存在する場合、それらのタイルもこの解像度にサンプリングし直されます。つまり、1枚の大きなタイルよりも密になります。
Resample Filter
リサンプル値の補間に使用する2Dフィルター。 フィルターによって、出力の効果のブラーや鮮明さが様々に変わります。
Filter Scale
フィルターが出力に与える効果の強さ。 値が大きいほど、フィルタータイプに応じてブラーが強くなります。
