Since | 17.0 |
このノードは、Height Fieldからポイントジオメトリを生成します。
パラメータ ¶
Tag Name
このノードから生成されたポイントに追加するタグアトリビュートの名前。デフォルトでは、このノードの名前の$OS
に設定されています。
Scatter Method
ポイントのばら撒き方。
By Coverage using Mask Layer
Coverage 値と Variability 値を指定すると、このメソッドは、Hieght Fieldにペイントしたマスク上に Coverage を網羅するようにポイントをばら撒きます。
By Density using Mask Layer
Density 値を指定すると、このメソッドは、Height Field上にペイントしたマスク上に Density を平方メートルあたりのポイント数としてポイントをばら撒きます。
Total Point Count using Mask Layer
Total Point Count 値を指定すると、このメソッドは、Height Fieldにペイントしたマスク上にそのままのポイント数でポイントをばら撒きます。
Per Point Count using Source Points
範囲またはそのままの値を指定すると、このメソッドは、 Source Point Tag に合致したタグのポイント周辺にポイントをばら撒きます。
Scattering ¶
Mask Layer
ポイントをばら撒くHeight Fieldの領域を指定したマスクレイヤーの名前。
Coverage
入力のHeight Fieldにペイントしたマスクの領域に対して、 Variability セクションのサイズに基づいてばら撒かれるポイントが網羅する比率。
Density
入力のHeight Fieldにペイントしたマスク上に生成される平方メートルあたりのポイント数。
Total Point Count
入力のHeight Fieldにペイントしたマスク上にばら撒かれるそのままのポイントの数。
Source Point Tag
このタグアトリビュート名を持ったソースポイント周辺から新しいポイントがばら撒かれます。 2番目の入力にソースポイントを接続した場合、このノードは、1番目の入力ではなく、2番目の入力のポイントからこの文字列に合致したタグを検索します。
Per Point Count Method
ソースポイント周辺に新しく生成されるポイントをばら撒く方法。
Poisson Distribution
指定した範囲のポアソン分布に基づいてポイントをばら撒きます。
Exact Number
指定した通りの ポイント数でポイントをばら撒きます。
Range
ポアソン分布が及ぶ範囲。
Exact Number
Source Point Tag のタグに合致したポイント周辺にばら撒かれるそのままのポイント数。
Positioning Method
ソースポイント周辺にポイントを配置する方法。ポイントは、ソースポイント周辺で円状に均一にばら撒かれます。
Offset
Source Inner Radius Offsetパラメータで指定した数値をソースポイントの内側半径から離れた最小/最大距離として扱います。
Origin
Source Origin Radiusパラメータで指定した数値をソースポイントの原点から離れた最小/最大距離として扱います。
Ratio
Source Inner Radius Ratioパラメータで指定した数値をソースポイントの原点から離れた内側半径の最小/最大比率として扱います。
Source Origin Radius
ソースポイントを基点とした円状リングの内側半径と外側半径。
Source Inner Radius Offset
ソースポイントの内側半径のオフセット量を示した円状リングの内側半径と外側半径。
Source Inner Radius Ratio
ソースポイントの内側半径に適用される円状リングの内側比率と外側比率。
Outer Radius
ポイントで占有される物理的領域と見なされるポイント原点からの半径を設定します。 この値は、 Variability セクションのパラメータに応じてスケールされて、 footprint アトリビュートに格納されます。
Falloff
0でない時、ポイントの原点からの内側半径を意味します。
Variability ¶
Method
生成されるポイントにスケールをかける方法。
Uniform Distribution
指定した範囲の均一な分布に応じてポイントをスケールします。
Normal Distribution
指定した範囲とSpread(分布の標準偏差)の正規分布に応じてポイントをスケールします。
Exact Scale
固定サイズでポイントをスケールします。
Range
均一分布が及ぶ範囲。
Range
最小値と最大値の平均値と Spread の標準偏差を使った正規分布から取得したい範囲を設定します。
Spread
正規分布の標準偏差を設定します。範囲を固定してこの数値を上げると、ばら撒かれるポイントの数が少なくなります。
Exact Scale
すべてのポイントにスケールをかける数値を設定します。
Relaxation ¶
Relax Points
二次ステップとしてポイントをお互いに引き離して凝集を回避します。
Self Overlap
新しく生成されたポイント間を緩和させるかどうか。
Avoid Point Tag
緩和されるポイントのタグアトリビュートの名前。
Mask Cut Off
ペイント領域と見なされるマスクの最小値。この領域外のポイントは除去されます。
Iterations
Relax Points が有効な時、リラックスを実行する反復回数。 反復回数が多いほどポイントは均一に分布するようになりますが、遅くなり、ある程度の反復回数でポイントが均一に分布したら、それ以上の反復は無駄な努力になります。
Removing Rate
リラックス時にポイントが削除されるレート。 低い値に設定するほど、出力が安定するまでもっと反復回数が必要になりますが、他のコントロールもあります。
Stepping Ratio
反復の度に動かされる2個のポイント間で計算される交差距離の比率。
Allow Out of Bounds Points
有効にすると、Height Fieldの境界外のポイントは削除されません。
Point Removal Method
Keep Incoming Scatter Points
有効にすると、入力のばら撒きポイントと新しくばら撒かれたポイントが一緒に出力されます。
Keep Incoming Terrain
有効にすると、入力のHeight Fieldとそのすべてのレイヤーが一緒に出力されます。
Randomize Orients
有効にすると、法線ベクトルを基準にポイントの向きをランダムにします。
Match Normals with Terrain
有効にすると、すべてのポイントの法線ベクトルをその位置における地形の法線に合わせます。
Match Direction with Slope
有効にすると、法線ベクトルを基準にZ方向が地形の勾配に沿って向くように回転させます。
Randomize Up
インスタンスに対して計算された法線方向をランダムにずらす度数を指定します。
Randomize Yaw
法線を基準にランダムに回転させる度数を指定します。180は完全にランダムな方向に回転します。
Instance on New Points
有効にすると、3番目の入力のプリミティブを使用して、それをパックして、すべてのポイント毎にそれをインスタンス化します。
Define Pieces
From Attribute
Piece Attribute を使用して、入力に接続されたピースを識別します。 このアトリビュートが見つからなければ、単一ピースとして扱われます。
From Connectivity
内部的にConnectivity SOPを使用して、入力プリミティブのピースを識別します。
Single Piece
インスタンスジオメトリを単一ピースとして扱います。
Piece Attribute
このノードが各ピースに追加されているピースPrimitiveアトリビュートを検索する時に使用する文字列を設定します。
Quantization
新しく生成されたポイントの位置を量子化する際に使用する値を設定します。
Global Seed
乱数ジェネレータのシード値。同じシード値を使用すると、常に同じばら撒かれ方になります。
例えば、異なるばら撒かれ方にしたいのであれば、この値を変更します。または、ここに$F
を設定すれば、フレーム毎にばら撒かれ方が変わります。
Max Points
不意に値をミスタイプしてしまってHoudiniがコンピュータをフリーズさせてしまうほどにとんでもないポイント数を生成しようとしないように、生成されるポイント数を制限することができます。
Note
特定の数のポイントを設定したい時は、このパラメータを当てにしないでください。 実際に生成されるポイントの数は、このパラメータよりも少なくなり、シード値や密度によってはさらに少なくなります。 Total Point Countを使用するか、密度を調整してください。
See also |