Gaea Tor Processorは、Quadspinner Gaeaで作成された.TORグラフをHoudiniのノードグラフから実行することができます。 このツールセットには、いくつかプリセットが用意されていますが、主な使用用途は、あなたがGaeaで作成した独自の.TORグラフを読み込むことです。
Note
このツールを使用するには、Gaea 1.2以降がインストールされている必要があります。 このソフトウェアのダウンロードとその詳細は、Gaeaのウェブサイトを参照してください。
Tip
$SIDEFXLABS/misc/gaea/Template
には、入力と出力が既にこのプラグインで動作するように設定された空っぽの.TORファイルが用意されています。
このファイルから始めて好きなように独自の.TORを構築することができます。
Tip
TOPs/PDG内でTor Processorを使用する時は、このノードの“Extra Data”パラメータを利用することが重要になります。
例えば、そのパラメータに@pdg_index
を使用することで、各ワークアイテムがデータをそれぞれ固有な名前のファイルに保存することができます。
Tip
このプラグインを使用するための.TORファイルの設定方法は、Gaeaのドキュメントを参照してください。
パラメータ ¶
Gaea Automation File
読み込んで処理したいGaeaオートメーションファイル(.TOR)のパス。
Cook
Gaeaを実行し、このノード用の出力を生成します。
Auto Cook
このトグルを有効にすると、入力またはこのノードのパラメータが変更されると、Gaeaが自動的のこのノードを再クックします。
Use Preset
このトグルを有効にすると、このノードのプリセットモードが有効になります。 一度有効にすると、“Presets Directory”パラメータで指定されたディレクトリ内に見つかったすべての.TORファイルがこのノードのプリセットとしてリストされます。
Settings ¶
Extra Data
このノードから出力されるデータ(キャッシュ)にエンコードしたい追加データを指定します。 これは、このノードをループでクックする場合やTOPs/PDGで使用する場合に重要です。
Presets Directory
ここには、プリセットシステムで使用される.TORファイルを走査するフォルダを指定します。
Cache Dir
ここには、このノードで生成されたキャッシュデータの格納先として使用するディレクトリを指定します。 このディレクトリを削除すると、このノードは“クックされません”。
Export Path
このノードの出力のカスタム場所を指定します。
Hide Gaea Dialog
これを有効にすると、クック中のコマンドラインビルドプロセスが非表示になります。
Deterministic
このチェックボックスを有効にすると、Gaeaが単一プロセッサで実行されます。 このノードで生成される出力は決定論的になるものの、マルチスレッドによる高速化のメリットが失われます。
Use Bleeding Edge Gaea
このチェックボックスを有効にすると、このノードは、Gaea用にインストールされたBleeding Edgeビルドを使用します。 Bleeding Edgeビルド(インストールされていれば)を使用したいのであれば、これを有効にしてください。