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Volume Mixノードは、ボリュームプリミティブに関連するスカラーデータを操作します。 ソースグループ内のボリュームプリミティブの各ペアに対して、指定した計算式が実行されて、その結果がソースグループのプリミティブに記録されます。
Note
ボリュームは同じ向きや解像度である必要はありません。2番目のボリュームは1番目のボリュームの向きと解像度でサンプリングされます。
Copyモードは、ボリュームを異なる解像度や向きに再サンプリングすることができます。
パラメータ ¶
Source Group
1番目の入力から使用するボリュームプリミティブ。
Mix Group
2番目の入力の結合するボリュームプリミティブ。 2番目の入力を接続しなかった場合、このグループは1番目の入力から検索されます。
Mix Method
ソースグループ内の各ボリュームプリミティブの各ボクセルが、このMixメソッドに応じて、Mix Group内の該当するボリュームプリミティブのボクセルと混合されます。 Aは1番目の入力の値を参照し、Bは2番目の入力の値を参照します。 2番目の入力を接続しなかった場合、1番目の入力の該当するボリュームからBが検索されます。
Copy
result = B
Add
result = A + B
Subtract
result = A - B
Diff
result = abs(A - B)
Multiply
result = A * B
Divide
result = A / B
Invert
result = -A
Max
result = max(A, B)
Min
result = min(A, B)
Clamp
result = clamp(A, rangemin, rangemax)
Blend
result = A (1-blend) + B blend
User
result = Value Expression
Range
Mix MethodをClampに設定した時のボリュームのボクセル値をクランプ(制限)する範囲を定義します。
Blend
Blendモードの時の2つのボリュームの混合の方法を定義します。 0は1番目のボリュームを使用し、1は2番目のボリュームを使用します。
Value
Mix MethodをUserに設定した時、ソースグループの各ボリュームプリミティブの各ボクセルに直接、この値が割り当てられます。 エクスプレッションにはローカル変数を使うことができるので、任意の式を作ることができます。
Tip
Volume Vopを使ってボリュームを操作する方が、エクスプレッションよりも非常に高速です。
Dest Pre-Add, Dest Pre-Mul
計算式のA
はA' = A * m + a
に設定されます。m
は Dest Pre-Mul 、a
は Dest Pre-Add です。
これはボクセル単位のローカル変数をサポートしていません。
Source Pre-Add, Source Pre-Mul
計算式のB
はB' = B * m + a
に設定されます。m
は Source Pre-Mul 、a
は Source Pre-Add です。
これはボクセル単位のローカル変数をサポートしていません。
Post-Add, Post-Mul
Destinationフィールドに設定するresult
はresult' = result * m + a,
で修正されます。m
は Post-Mul 、a
は Post-Add です。
これはボクセル単位のローカル変数をサポートしていません。
Clamp Minimum, Maximum
最終結果は、この範囲に任意でクランプ(制限)されます。
これはボクセル単位のローカル変数をサポートしていません。
Expand VDB Active Region
ターゲットがVDBであれば、アクティブな領域内でのみ変更されます。 このオプションは、Mix VDBのアクティブ領域と重なっているすべての領域を事前にアクティブにします。 これは、両方のプリミティブがVDBと混合するときのみ適用されます。
ローカル変数 ¶
X, Y, Z
処理中のボクセルの空間内の位置。
IX, IY, IZ
処理中のボクセルのインデックス。
V
1番目の入力のボリュームの値。
V2
2番目の入力のボリュームの値。
BBX, BBY, BBZ
1番目の入力に関するボクセルの相対位置。
BBX2, BBY2, BBZ2
2番目の入力に関するボクセルの相対位置。
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