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概要 ¶
このノードを使用すると、1つ以上のコントロールポリゴンで定義された一種の補間スプラインをサンプリングすることができます。 スプラインは、いくつか面白い特性を持ったC2連続カーブを作成できるように個々のスプラインセグメント間にブレンドを取り入れた斬新なスプライン式を使って定義されます。
Hybrid スプラインタイプを使用すると、直線だけでなく良い感じの円形セグメントや楕円形セグメントを作成可能な境界C2連続カーブを形成することができます。
Helix スプラインタイプを使用すると、良い感じの楕円を作成可能な境界C2連続カーブを形成することができます。
セグメントをブレンドする形式を使用すれば、異なるスプラインタイプの組み合わせを使用して、一部の領域には円形タイプのカーブを、他の領域には螺旋を作成することができます。 スプラインには、組み合わせ可能なセグメントタイプの制約はありません。
入力 ¶
First input
コントロールポリゴン(s)。
パラメータ ¶
Group
コントロールポイントとして含めるポイント。
Spline Type
コントロールポイントの補間に使用するスプラインのタイプ。
Hybrid
CircleタイプとEllipseタイプを組み合わせて良い感じの円形または楕円形の円弧を作成します。 一般的には、このタイプのスプラインは、境界があって自己交差のない良い感じに振る舞うカーブが得られます。
Circle
スプラインは、3点補間をする円を使用します。
Ellipse
スプラインは、3点補間をする楕円を使用します。この場合の中心点が第一軸で、中心から遠くにあるポイントが第二軸で、楕円は残りのポイントを通過するように合わせられます。
Helix
スプラインは、共通の軸を共有した2本の螺旋セグメントのブレンドとして作成された螺旋のようなカーブで定義されます。 1番目のセグメントは、1番目と2番目のポイントを補間します。 2番目のセグメントは、2番目と3番目のポイントを補間します。 両方のセグメントが一緒にブレンドされて、-180, 0, 180の角度にあるポイントを使ってC2連続カーブを用意します。
Override Spline Type with Attribute
有効にすると、このSOPは入力ポイントからsplinetype
文字列アトリビュートを取得します。
この文字列アトリビュートは、指定したポイントを中心としたセグメントに使用されるスプラインのタイプを意味します。
隣接セグメントにはスプラインタイプを組み合わせることができ、その結果のカーブは常にC2連続になります( Re-parametrization Strength がゼロでない場合)。
splinetype
アトリビュートには、hybrid
,circle
,ellipse
,helix
のどれかを指定することができます。
Helix Type
Spline Type が Helix に設定された時に使用される螺旋スプラインのタイプ。 このオプションは、螺旋の軸を選択する方法のみを変更します。
Directional
螺旋の軸は、1番目のポイントから3番目のポイントに向かったベクトルで定義されます。 このタイプの螺旋は、両方のセグメントが同じ半径になりますが、伸長は両方のセグメントで同じとは限りません。
Balanced
螺旋の軸は、1番目のポイントから2番目のポイントに向かった軸方向の距離(射影距離)と2番目のポイントから3番目のポイントまでの距離が同じになるように選択されます。 このタイプの螺旋は、両方のセグメントが同じ伸長になりますが、半径は両方のセグメントで同じとは限りません。
Blended
p1-p2-p3の角度を使用して、 Directional タイプと Balanced タイプのウェイト付きブレンドとして軸が設定されます。 180度の角度では、その軸は Directional の軸と同じです。 0度の角度では、その軸は Balanced の軸と同じです。
Re-parametrization Strength
隣接セグメントに対するセグメントパラメタリゼーションの影響力を制御します。 0.0の値では、カーブは隣接セグメントのパラメタリゼーションに対して何も影響力を持ちません。 これらのカーブは、コントロールポイントでのパラメータ速度が不連続になることが特徴です。 1.0の値では、セグメントは隣接セグメントのパラメタリゼーションに対して強い影響力を持つので、 セグメント間の速度の遷移を上手く制御することができます。 0.0以外の値では、その結果のパラメタリゼーションはC2連続になります。
Adjust by Pseudo-Arclength
サンプル間で均一な間隔を近似できるように近似の円弧長に基づいてサンプル位置をずらすかどうか。 有効にすると、カーブ上のサンプルの総数は変わらないものの、各コントロールポイントのペア間でのサンプル数は Segment Divisions とまったく同じにならなくなります。
Arclength Samples
連続サンプル間の円弧長がもっと正確に計算できるようにサンプル位置の各ペア間に追加されるカーブサンプル数。
Segment Divisions
各スプラインセグメントをサンプリングする回数。
Use Curveu Output
各ポイントのcurveu
をアトリビュートとして出力するかどうか。
Output Curveu
各ポイントのcurveu
が格納される出力アトリビュートの名前。
Use Tangent Attrib
カーブの接線をアトリビュートとして出力すかどうか。
Output Tangent
カーブ接線が格納される出力アトリビュートの名前。
Fitting Iteration Limit
楕円をフィットさせる時の二等分の反復回数の限度を制御します。 この制限回数に到する前に楕円が Error Tolerance の範囲内に収まれば、早期で終了します。
Error Tolerance
楕円、円、直線をフィットさせる時の誤差の許容値を制御します。
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