Since | 16.0 |
このノードは、以下の処理を1つ以上使用してガイドカーブを修正します:
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特定の方向に向くようにガイドを回転させる
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スキンからガイドを起こす量を変更する
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ガイドの長さを変更する
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ガイドを滑らかにする
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ガイドをブレンドする
すべての処理は、ペイント可能なスキンアトリビュートやテクスチャでマスクすることができます。 これらの処理は、強度を可変させてガイドカーブの一部に影響を与えることもできます。
パラメータ ¶
General ¶
Group Type
入力グループのタイプ。
Group
マスクに使用するグループ。すべての処理は、このグループ内のプリミティブまたはポイントにのみ適用されます。
Curve Per Skin Point
スキンジオメトリ上のどのポイントにもカーブプリミティブが存在し、各カーブのプリミティブ番号がその根元のスキンポイントの番号に呼応していると仮定します。
これによって、このノードは、skinprim
とskinprimuv
を使って値を補間しなくても、スキンポイントから直接スキンアトリビュート値を取得することができます。
カーブ上にid
アトリビュートが存在すれば、そのカーブのid
に呼応したスキンポイント番号が使用されるので、カーブとスキンポイントの数を同じにする必要はありません。
Random Seed
このシードはすべてのランダム処理に使用します。 これによって Set Length ( Randomize を有効)などのランダム処理において、カーブ毎に異なる効果を与えることができます。
Visualize Masks
ビューポート内のカーブに色を付けることで、 Skin Mask , Curve Mask , Noise Mask の効果を可視化します。
Input Mask ¶
Blend
このオペレーションの全体的な効果をブレンドします。
このパラメータは、アトリビュートまたはテクスチャを使って上書きすることができます。これをするには、そのパラメータの隣にあるドロップダウンメニューからオプションを選択します。
Curve Mask ¶
Use Curve Mask
各カーブの長さに沿ってオペレーションの効果を制御します。
カーブマスクを有効にします。これを無効にすると、他のパラメータすべてが非表示になります。
Range In Absolute Length
有効にすると、以下の範囲パラメータがワールド単位で作用します。
Range Min
ランプの効果が開始されるカーブ沿いの位置。この位置より前のカーブポイントは、このランプの最初の値を使用します。
Range Max
ランプの効果が終了するカーブ沿いの位置。この位置より後のカーブポイントは、このランプの最後の値を使用します。
Note
以下のパラメータは、カーブの全体的な形状を簡単に変更して、根元や先端にのみ影響を与えるといった様に、だいたい必要とされる効果を表現します。 これらのパラメータのどれかを変更すると、ランプが修正され、そのランプに加えた手動による編集が置換されます。
Effect Position
カーブが最も影響を受ける位置を設定します。根元が0
で先端が1
です。
Falloff
値を高くすると、広くてベル状のランプになります。低くすると先の尖った形状になります。
Influence Width
もっと制御できるように、Effect Positionを基準にFalloffハンドルをスケールします。
Curve Mask Ramp
カーブマスクを直接制御します。
Source Mode
Groom Object
GroomオブジェクトからGroomを読み込みます。
Groom File
ファイルからGroomを読み込みます。
Groom Object
このソースオブジェクトからGroomデータを読み込みます。
Groom File
このファイルからGroomデータを読み込みます。
Noise Mask ¶
Use Noise Mask
マスクが有効な時、ノイズ関数を使って任意の処理の効果にマスクをかけます。
Amount
ノイズマスクの効果をブレンドします。
このパラメータは、アトリビュートまたはテクスチャを使って上書きすることができます。これをするには、そのパラメータの隣にあるドロップダウンメニューからオプションを選択します。
Noise Mask Frequency
ノイズの周波数。
Gain
値が高いほどノイズのコントラストが強くなって中間値の領域が少なくなります。
Bias
ノイズを低い値または高い値にバイアスを掛けます。
Operations ¶
このノード1個のインスタンスを使用するだけで複数の処理を適用することができます。
Common Parameters ¶
以下のパラメータがすべての処理に適用されます。
Active
この処理に適用するかどうかを制御します。
Solo
任意の処理の’Solo'が有効になっていると、それらの処理のみが適用されます。
Operation
適用する処理。
Set Direction
この方向にカーブを回転させます。
Set Lift
スキンからカーブを起こしたり、スキンに対してカーブを寝かせます。
Set Length
カーブの長さを変更します。
Displace
スキン法線に沿ってカーブポイントを押し上げます。
Wave
波形パターンを使って変位させます。
Smooth
隣接カーブを平均化します。
Frizz
ノイズを使ってカーブポイントをオフセットさせます。
Bend
カーブをブレンドします。
Set Simulation Attributes
ヘアーシミュレーションに使用されるアトリビュートを設定します。
Note
以下のパラメータは、処理毎に固有です。これらのパラメータは、 Operation ドロップダウンメニューからそれに該当する処理が選択された時にのみ表示されます。
Set Direction ¶
Blend
このオペレーションの全体的な効果をブレンドします。
Uniform Direction
向けさせる均一方向。
Direction Attribute
向けさせる方向。
Direction Amount
スキン法線を基準とした方向に向けさせる量。 これは、カーブがスキンから起こされる量を変更せずにスキン平面内の方向を変更するだけです。
このパラメータは、アトリビュートまたはテクスチャを使って上書きすることができます。これをするには、そのパラメータの隣にあるドロップダウンメニューからオプションを選択します。
Lift Amount
指定した方向に合うようにスキンからカーブを起こしたり、スキンに対してカーブを寝かせます。 これは、スキンから離れたり近づいたりするように回転させるだけであり、スキン法線を基準とした向きを変更しません。
このパラメータは、アトリビュートまたはテクスチャを使って上書きすることができます。これをするには、そのパラメータの隣にあるドロップダウンメニューからオプションを選択します。
Mode
Rigidly Rotate
カーブ全体をその根元を基準に回転させます。
Rotate Each Segment
各セグメントを回転させます。 Curve Mask を使用すると、それぞれのセグメントを別々の量で回転させることができます。
Lift ¶
Blend
このオペレーションの全体的な効果をブレンドします。
Randomize
カーブ毎に効果をランダム化します。
Lift
ブレンド先のグローバルなLift値。
このパラメータは、アトリビュートまたはテクスチャを使って上書きすることができます。これをするには、そのパラメータの隣にあるドロップダウンメニューからオプションを選択します。
Min Lift
Randomize が有効な時、これがLiftで使用される最小値になります。
Max Lift
Randomize が有効な時、これがLiftで使用される最大値になります。
Follow Skin Contour
寝かせたカーブを、Skin Tangentの方向に真っ直ぐ向かせるのではなく、スキンの表面に沿うようにさせます。
より自然な効果が得られますが、計算が若干遅くなります。
このパラメータは、アトリビュートまたはテクスチャを使って上書きすることができます。これをするには、そのパラメータの隣にあるドロップダウンメニューからオプションを選択します。
Set Length ¶
Mode
Set
カーブ長を絶対値に設定します。
Add
指定した量だけカーブを長くします。
Subtract
指定した量だけカーブを短くします。
Multiply
指定した量でカーブをスケールします。
Method
Scale
根元のポイントを基準にカーブを均一にスケールします。
Cut Or Extend
先端のカーブをカットまたは延長します。
Blend
このオペレーションの全体的な効果をブレンドします。
Randomize
処理の効果をランダム化します。
Length
カーブの長さ。 Add または Subtract モードでは、これは長さの変更量です。
このパラメータは、アトリビュートまたはテクスチャを使って上書きすることができます。これをするには、そのパラメータの隣にあるドロップダウンメニューからオプションを選択します。
Note
これは __Multiply__モードには適用されません。
Min Length
Randomize が有効な時に使用する最小長さ。
このパラメータは、アトリビュートまたはテクスチャを使って上書きすることができます。これをするには、そのパラメータの隣にあるドロップダウンメニューからオプションを選択します。
Note
これは __Multiply__モードには適用されません。
Max Length
Randomize が有効な時に使用する最大長さ。
このパラメータは、アトリビュートまたはテクスチャを使って上書きすることができます。これをするには、そのパラメータの隣にあるドロップダウンメニューからオプションを選択します。
Note
これは __Multiply__モードには適用されません。
Scale Factor
この係数でカーブ長をスケールします。
このパラメータは、アトリビュートまたはテクスチャを使って上書きすることができます。これをするには、そのパラメータの隣にあるドロップダウンメニューからオプションを選択します。
Note
これは __Multiply__モードにのみ適用されます。
Min Scale Factor
Randomize が有効な時に使用する最小スケール係数。
このパラメータは、アトリビュートまたはテクスチャを使って上書きすることができます。これをするには、そのパラメータの隣にあるドロップダウンメニューからオプションを選択します。
Note
これは __Multiply__モードにのみ適用されます。
Max Scale Factor
Randomize が有効な時に使用する最大スケール係数。
このパラメータは、アトリビュートまたはテクスチャを使って上書きすることができます。これをするには、そのパラメータの隣にあるドロップダウンメニューからオプションを選択します。
Note
これは __Multiply__モードにのみ適用されます。
Cull Threshold
カーブ長を変更した後で、この値より短いカーブを間引きます。
Displace ¶
Amount
このパラメータは、アトリビュートまたはテクスチャを使って上書きすることができます。これをするには、そのパラメータの隣にあるドロップダウンメニューからオプションを選択します。
Make Wavy ¶
Frequency X
スキン接線方向の波の周波数。
Amplitude X
スキン接線方向の波の振幅。
Frequency Y
スキン法線方向の波の周波数。
Amplitude Y
スキン法線方向の波の振幅。
Straighten ¶
Tangent Straightness
スキン平面内のカーブを真っ直ぐにします。
このパラメータは、アトリビュートまたはテクスチャを使って上書きすることができます。これをするには、そのパラメータの隣にあるドロップダウンメニューからオプションを選択します。
Normal Straightness
スキン法線の方向にカーブを真っ直ぐにします。
このパラメータは、アトリビュートまたはテクスチャを使って上書きすることができます。これをするには、そのパラメータの隣にあるドロップダウンメニューからオプションを選択します。
Smooth ¶
Blend
このオペレーションの全体的な効果をブレンドします。
Smoothing Mode
Object Space
隣接カーブの形状と向きを平均化します。
Skin Space
隣接カーブの形状を平均化すると同時に大元のスキンを基準にそれらの向きを維持します。
Search Radius
この半径内で隣接カーブを検索します。この検索はカーブの根元に対して実行されるので、ここには根元間の距離を指定します。
Num Neighbors
考慮される隣接カーブの最大数。 実際には Search Radius 内で見つかった隣接カーブが少ない時は、この数よりも少なくなります。
Frizz ¶
Frequency
ノイズ関数の周波数。
このパラメータは、アトリビュートまたはテクスチャを使って上書きすることができます。これをするには、そのパラメータの隣にあるドロップダウンメニューからオプションを選択します。
Random Frequency
Frequency にランダム値を加えます。このランダム値は、このパラメータのプラス・マイナスの値の範囲内で生成されます。
このパラメータは、アトリビュートまたはテクスチャを使って上書きすることができます。これをするには、そのパラメータの隣にあるドロップダウンメニューからオプションを選択します。
Limit Frequency To Representable Values
カーブ毎に見つかったユニット長あたりのポイント数を使って表現できる範囲に周波数をクリップします。 これを使わないと、高い値ほど、思っていたノイズとは異なるランダム値が生成されてしまいます。
Amplitude
カーブポイントをオフセットさせる最大距離。
このパラメータは、アトリビュートまたはテクスチャを使って上書きすることができます。これをするには、そのパラメータの隣にあるドロップダウンメニューからオプションを選択します。
Random Amplitude
Amplitude にランダム値を加えます。このランダム値は、このパラメータのプラス・マイナスの値の範囲内で生成されます。
このパラメータは、アトリビュートまたはテクスチャを使って上書きすることができます。これをするには、そのパラメータの隣にあるドロップダウンメニューからオプションを選択します。
Bend ¶
Blend
このオペレーションの全体的な効果をブレンドします。
Bend Axis Mode
Bend in Root Direction
スキンを基準に根元が指す方向をブレンドします。
Uniform Axis
すべてのガイドを回転する均一なグローバル軸を指定します。
Curve Attribute
各カーブ上のアトリビュートをベンド軸として使用します。
Skin Attribute
スキンアトリビュートをベンド軸として使用します。
Bend Axis
Bend Axis Mode が Uniform Axis に設定されている時に使用するベンド軸。
Axis Curve Attribute
ベンド軸として使用するカーブ上のベクトルアトリビュート。
Axis Skin Attribute
ベンド軸として使用するスキンジオメトリ上のベクトルアトリビュート。
Angle
この角度でカーブを曲げます。これは、そのカーブの全長に対する角度です。
このパラメータは、アトリビュートまたはテクスチャを使って上書きすることができます。これをするには、そのパラメータの隣にあるドロップダウンメニューからオプションを選択します。
Random Angle
Angle にランダム値を加えます。このランダム値は、このパラメータのプラス・マイナスの値の範囲内で生成されます。
このパラメータは、アトリビュートまたはテクスチャを使って上書きすることができます。これをするには、そのパラメータの隣にあるドロップダウンメニューからオプションを選択します。
Randomness Bias
Random Angle の上下の範囲にバイアスを掛けます。
このパラメータは、アトリビュートまたはテクスチャを使って上書きすることができます。これをするには、そのパラメータの隣にあるドロップダウンメニューからオプションを選択します。
Set Simulation Attributes ¶
Simulation Attributes
設定または修正するアトリビュートのリスト。
Active
このアトリビュートを有効にします。
Attribute
設定するアトリビュート。ドロップダウンには、Wire Solverで使用されるすべてのアトリビュートのリストが表示されます。
これらのアトリビュートが影響を与えるワイヤーの挙動の詳細は、Wire Objectのヘルプを参照してください。
Class
Scalar Attribute Parameters ¶
Mode
スカラー値を既存のアトリビュート値と組み合わせる方法を制御します。
Set
既存のアトリビュート値を無視してアトリビュートを設定します。
Add
パタメータ値と既存のアトリビュート値の合計をアトリビュートに設定します。
Minimum
パラメータ値と既存のアトリビュート値との最小値をアトリビュートに設定します。
Maximum
パラメータ値と既存のアトリビュート値との最大値をアトリビュートに設定します。
Multiply
パラメータ値と既存のアトリビュート値の積をアトリビュートに設定します。
Value
スカラーアトリビュートに使用する値。 これは、以下の VEXpression によって値を修正して、 Mode パラメータで指定された通りに既存のアトリビュートと組み合わします。
Toggle Attribute Parameters ¶
Mode
トグル値を既存のアトリビュート値と組み合わせる方法を制御します。
Set
既存のアトリビュート値を無視してアトリビュートを設定します。
Minimum
パラメータ値と既存のアトリビュート値との最小値をアトリビュートに設定します。
Maximum
パラメータ値と既存のアトリビュート値との最大値をアトリビュートに設定します。
Toggle
既存のアトリビュートと切り替えます。
Value
トグルアトリビュートに使用する値。 これは、以下の VEXpression によって値を修正して、 Mode パラメータで指定された通りに既存のアトリビュートと組み合わします。
See also |