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Since | 17.0 |
FLIP Source SOPは、入力ジオメトリを、シミュレーションの制御に使用可能なボリュームに変換します。 例えば、これによって生成されたボリュームを使用することで、液体をFLIPシミュレーションに注入したり、煙シミュレーションの排気として作用させることができます。 どちらの場合でも、このノードとVolume Source DOPを併用することで、シミュレーションに影響を与えることができます。 このノードには、よく使用するオペレータの初期設定を簡単にするためのプリセットがいくつか用意されています。
入力 ¶
Geometry to Source From
ボリュームに変換する入力ジオメトリ。
出力 ¶
Output
生成されたボリュームとパーティクル( Create Particles を有効にした場合)。
パラメータ ¶
Initialize
選択したプリセットに基づいてノードを設定します。
Volume Name
生成されるVDBの名前。
Note
入力ジオメトリに Volume Name と同じ名前のSDF(符号付き距離フィールド)が存在していれば、そのフィールドが直接使用されます。 存在しなければ、その入力ジオメトリからSDF(符号付き距離フィールド)が生成されます。
Voxel Size
生成されるVDBのボクセルサイズ。
Shell Thickness
このオプションを有効にすると、(ボリュームの充満とは逆で)入力ジオメトリが、その表面を基準に指定した厚みを持った殻として解釈されます。
Output Fog
このオプションを有効にすると、SDF(符号付き距離フィールド)ではなくfog VDBが生成されます。
Fog Boost
このオプションを有効にすると、生成されるfog VDBの値を1に上げてリマップします。
Create Particles
ジオメトリ内側にパーティクルをばら撒きます。
Particle Group
生成されるポイントを、この名前のグループに格納します。
Particle Separation
生成されるパーティクル間の距離。
Jitter Seed
微震を発生させるランダムシード。
Jitter Scale
パーティクルの位置の値に適用する微震量。
Oversampling
SDFボリュームのゼロアイソサーフェスから、 Oversampling Bandwidth で指定された距離の範囲内でポイントをオーバーサンプリングする量。
Oversampling Bandwidth
SDFボリュームのゼロアイソサーフェスから、この距離の範囲内でポイントをオーバーサンプリングします。 このパラメータには、 Particle Separation の倍数を指定します。
Radius Attribute
有効にすると、ばら撒かれたパーティクル上に、指定した名前のPointアトリビュートが追加され、パーティクルの半径が格納されます。 そこに保存される値は Particle Separation と同じ値です。
Velocity
有効にすると、ばら撒いたパーティクルには、指定したVelocityが付きます(v
Pointアトリビュートに格納されます)。
Add Rest Attribute
パーティクルの現行位置から Rest Offset で指定したベクトルだけオフセットさせた値が設定されたrest
アトリビュートを作成します。
Dual Rest Attributes
rest
アトリビュートだけでなく、さらにrest2
アトリビュートを作成します。
通常では、このアトリビュートは、 Dual Rest Attributes を有効にしたFLIP Solverと併用します。
Rest Offset
このベクトル分だけ現行位置をオフセットしてから、その値をrest
アトリビュートに格納します。
See also |