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このノードは、隣接する破片のポイントを結合してポリゴンのセットを作成します。 これは、シミュレーションで隣接オブジェクトを拘束または接着するConstraint Networkの作成で役に立ちます。
name
Primitiveアトリビュートを使えば、入力ジオメトリ内のどのプリミティブが各破片に属しているのか判断することができます。
出力ジオメトリには、各ポイントが属する破片を識別できるようにname
Pointアトリビュートを含んでいます。
パラメータ ¶
Connection Type
隣接する破片間の接続方法を指定します。
Adjacent Pieces from Points
各ポイントを他の破片から一番近いポイントに接続します。 Max Connections パラメータを使えば、隣接する複数の破片に接続することができます。
Adjacent Pieces from Surface Points
隣接する破片の重心を接続します。隣接する破片を検索する前に、近くにあるサーフェスの検出をするために、ポイントをサーフェス上にばら撒きます。
Adjacent Points
接続はRawポイント間で作成され、nameアトリビュートを無視します。 これは、ジオメトリが既にパックされている時や拘束をSand Solver向けに構築している時に役に立ちます。
Assume Uniform Radius
接続が Adjacent Points の時、見つかったpscale
アトリビュートがポイントすべてに対して同じであると見なされます。
これにより、照会を高速化することができます。
Piece Attribute
各ピースに属する入力ジオメトリ内のプリミティブを決定する際に使用されるPrimitive文字列アトリビュートを指定します。
このアトリビュートは、出力ジオメトリのポイントに転送されます。
デフォルト値はname
で、リジッドボディで使用されている標準アトリビュートです。
Find Boundary Connections
Cluster Attribute の値が異なる隣接ピース間でのみ接続を作成します。 これは、異なるマテリアルタイプ間の境界のピース間で拘束を作成するのに役立ちます。
Cluster Attribute
Find Boundary Connections が有効な時に、各クラスタに属するピースを決定する際に使用されるPrimitiveアトリビュートを指定します。 ここには、整数アトリビュートまたは文字列アトリビュートを指定することができます。
Points per Area
接続が Adjacent Pieces from Surfaces の時、まず最初にポイントをすべてのオブジェクトのサーフェス上にばら撒きます。 近くにあるサーフェスの検出をするために十分なポイント数がなければなりません。 これはジオメトリのサイズの2乗でスケールダウンしてください。 例えば、ジオメトリのサイズが10倍になれば、面積あたりのポイント数を1/100にしてください。
Relax Iterations
接続が Adjacent Pieces from Surfaces の時、ばら撒かれたポイントは、凝集しないようにお互いに引き離し合います。 これを繰り返すと、おかしな挙動が回避され、リラックス化の度合いが制御されます。 この値を上げると、ポイント間の距離が広がります。
Search Radius
隣接するポイントを検索する時に最大許容距離を指定します。
Adjacent Points モードの時、これはpscale
アトリビュートで乗算されます。
pscale
がなかった場合、1として扱われるので、これは絶対距離を参照します。
Max Search Points
検査可能な隣接ポイントの数の上限を指定します。 値を小さくするほどパフォーマンスが良くなりますが、隣接する破片のポイントではなく同じ破片のポイントのみが検出されてしまい、接続が見つからなくなる危険があります。
Cone Angle
照会ポイントの法線を基準にこの角度で定義された円錐内にあるポイントのみが考慮されるように隣接ポイントの検索を制限します。 これを使用することで、照会ポイントの“背後にある”ポイントとの接続が作成されないようにすることができます。
Note
意図的にこのパラメータを無効にすることで、照会ポイントを中心に全方向に検索をすることができます。
Minimum Distance
Max Connections
ばら撒いた各ポイントが接続可能な破片の数の上限を指定します。 これは主に Adjacent Pieces from Points の接続で役に立ちますが、 Adjacent Pieces from Surface Points の検出も改善される場合があります。しかし、この値を上げるとパフォーマンスが悪くなります。
Centroid Method
重心の計算方法を指定します。
Center of Mass
Bullet Solverと同じ手法でジオメトリの重心を計算します。
Bounding Box Center
ジオメトリの境界ボックスの中心を計算します。
Convex Hull Center
ポイントの凸ハルの中心を計算します。 これは、 Bounding Box Center モードよりも処理が重いですが、より精度の高い結果を生成することができます。 特に、ポイントが均一に分布していないポイントクラウドに対してがそうです。
Offset From Centroid
Adjacent Pieces from Surface Points を接続する時、各ポイントが、接続先の他のポイントの方向へ重心から離れます。 値を0にすると、ポイントが重心の位置のままになり、1にすると、その破片のサーフェス方向にポイントを動かします。
Create Length Attribute
各接続の長さを含んだPrimitiveアトリビュートを作成します。
Length Attribute
各接続の長さの記録で使用するPrimitiveアトリビュートの名前を指定します。
入力 ¶
Pieces
隣接する破片を検索するジオメトリ。
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