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Since | 18.5 |
このSOPは、MotionClipを入力として受け取り、キャラクタのモーションを定義する上で最も重要なポーズのみを含んだMotionClipを出力します。
このSOPでは、出力したいキーポーズの数、キーポーズ間のポーズの最大数、一連のキーポーズの品質を評価する方法をユーザ側で指定することができます。 そして、それらのパラメータを使用して、最初のポーズから始まり、最後のポーズで終わるアニメーションの最適なキーポーズセットを決定します。
ステート ¶
このビューポートステートは、カラーランプを使用してMotionClipまたは時間軸で評価されたポーズを視覚化することができ、MotionClipを出力するどのMotionClip SOPでも利用可能です。
MotionClipビューポートステートで現行ポーズからジョイントを個々に選択することができます。 選択したジョイントに対して、 Evaluate Pose モードを使用することで、現行ポーズのみを表示したり、そのジョイントのモーションの軌跡を表示することができます。
Mode
ビューポート内に表示されるMotionClip情報を決めます。
MotionClip
すべてのMotionClipのポーズを表示します。
Evaluate Pose
現行時間における単一MotionClipポーズを表示します。
Transparent MotionClip
有効にすると、MotionClipのポーズが薄い線で表示され、評価されたポーズだけでなくMotionClipの背後にあるシーンも見やすくします。
Color
選択したカラーランププリセットをビューポート内のMotionClipビジュアライゼーションに適用します。 このカラーランプは、MotionClipの変化、時間軸別での個々のポーズの視覚化に役立ちます。
Extend Color
MotionClipで定義されているアニメーションの開始/終了の範囲外のポーズをビューポート内でどのように視覚化するのかを決めます。
Hold
範囲の端のカラー値を維持します。
Gray
アニメーションの開始/終了の範囲外のポーズの色を灰色にします。
Hide
アニメーションの開始/終了の範囲外のポーズを非表示にします。
パラメータ ¶
Key Poses ¶
Output Method
このノードの出力を決める際に使用されるメソッド。
Extract Key Poses
入力のMotionClipのキーポーズのみを含んだMotionClipが出力されます。
Identify Key Poses
入力のMotionClipにkeypose
Primitiveアトリビュートを追加したコピーが出力されます。
各ポーズのこのPrimitiveアトリビュートの値は、キーポーズなら1の値、それ以外のポーズなら0の値が入ります。
Repack Attributes
有効にすると、 Rest Attributes パラメータと Animated Attributes パラメータのパターンで定義されたアトリビュートが入力MotionClipから評価され、抽出されたキーポーズ内の出力MotionClipにパックされます。 これによって、それらのアトリビュートすべてが出力MotionClip上でアニメーションアトリビュートになります。
アニメーションアトリビュートと静止アトリビュートの違いの詳細は、MotionClip Evaluate SOPの Attributes フォルダを参照してください。
このパラメータは、 Output Method が Extract Key Poses に設定されている場合にのみ利用可能です。
Tip
ポーズに何かアトリビュートを追加しなくて済むように、以前のアニメーションしていたアトリビュートを維持するには、 Repack Attributes を有効にし、 Rest Attributes をクリアし、 Animated Attributes を*
に設定してください。
これらの設定は、それらのパラメータのデフォルト値になっています。
Rest Attributes
入力MotionClipの静止ポーズからアンパックしたいアトリビュート。 このパターンにマッチしたアトリビュートすべてが出力MotionClip上でアニメーションアトリビュートになります。
このパラメータは、 Output Method が Extract Key Poses に設定されている場合にのみ利用可能です。
Animated Attributes
入力MotionClipのアニメーションポーズから評価したいアトリビュート。 このパターンにマッチしたアトリビュートすべてが出力MotionClip上でアニメーションアトリビュートのままになります。
このパラメータは、 Output Method が Extract Key Poses に設定されている場合にのみ利用可能です。
Optimization Method
最適なキーポーズセットを決める際に使用されるメソッド。
Minimize Worst Pose
補間されたアニメーションの良くないポーズの誤差を最小限に抑えます。
Minimize Worst Joint
補間されたアニメーションの良くないジョイントの誤差を最小限に抑えます。
Minimize Average Pose
アニメーションの平均ポーズの誤差を最小限に抑えます。
Target
このノードが抽出するキーポーズの数を計算する方法: 入力ポーズの数に対して割合を指定するのか、固定でポーズ数を指定するのか。
Percent to Keep
Target が“Percentage of Input Poses”の場合、ここにはキーポーズとして抽出されるオリジナルポーズの割合を指定します。
Key Poses
Target が“Pose Count”の場合、ここには抽出するキーポーズの数を指定します。
Continue reducing within quality tolerance
これを有効にすると、MotionClip Extract Key Posesノードは、特定の品質許容値内でオリジナル形状に合わせつつキーポーズが減らせられるように Target を 越えて 都合の良いようにキーポーズの数を減らします。 Target を目標としつつ、その結果のキーポーズをもっと減らしたいのであれば、これを有効にしてください。
Tolerance
Continue reducing within quality tolerance が有効な場合、MotionClip Extract Key Posesノードが Target を達成させた後に、品質評価の差分がこの許容値内に収まるまで引き続きポーズを削除します。 この品質評価は Optimization Method で決まります。
Max Step
出力されるアニメーションのキーポーズ間の入力アニメーションのポーズの最大数。 この数を減らすと、ノードの効率性が向上します。 これを無効にすると、キーポーズ間のポーズの最大数は制限されません。
Frame Range ¶
Trim Poses Outside of the Clip Range
有効にすると、clipinfo
Detailアトリビュートで定義されている範囲の範囲外で定義されているポーズは、その範囲の開始時またはそれ以前の最初のポーズとその範囲の終了時またはそれ以降の最初のポーズを残して削除されます。
Frame Range
キーポーズが抽出される入力フレームの範囲。 この範囲外のフレームは変更されません。
入力 ¶
MotionClip
キーポーズが抽出されるMotionClip。
出力 ¶
MotionClip
入力のMotionClipのキーポーズのみを含んだMotionClip。
See also |