On this page | |
Since | 18.5 |
このノードは、1番目の入力の指定したポイントとそれに呼応する2番目の入力のポイントのトランスフォーム間の差分を格納することができます。 これらの2つの入力には、トポロジー的に同じスケルトンを指定したり、Map Points SOPを使用してマッピングされたまったく異なるスケルトンを指定することができます。
ワールドトランスフォーム間やローカルトランスフォーム間、または、両方の入力に存在するカスタムMatrixアトリビュート(例えば、rest_transformアトリビュート)間で差分を計算することができます。 他にも、指定したフレームまたは現行フレームでのアニメーション入力間の差分を格納するオプションが用意されています。 例えば、インポートしたアニメーションのフレーム1がTポーズになっていれば、そのフレームを使用するだけでオフセットを計算することができますが、後者の現行フレームの手法を使用すれば、2番目の入力で指定された'rest'ポジションからアニメーションスケルトンのローカル空間の差分を計算することができます。
パラメータ ¶
Frame
これを有効にすると、指定したフレームでのトランスフォーム間の差分が格納されます。
Map Using
このパラメータでは、1番目の入力の辞書アトリビュートを使用して2番目の入力のドライバを照会するのか、または、単に両方の入力に存在するアトリビュートで合致させるのかを選択することができます。 2つ目のオプションは、例えば2番目の入力に1番目の入力のポイントのサブセットが含まれている場合に役立ちます。
Mapping Attribute
1番目の入力に存在する辞書Pointアトリビュートを使用して、2番目の入力のドライバを照会します。 このアトリビュートは、Map Points SOPによって自動的に生成されますが、以下の書式に合致した辞書アトリビュートを使用することができます:
{ 'reference': string, // 参照として使用するドライバスケルトン上のPointアトリビュート。"ptnum"を設定すると、ポイント番号が使用されるようになります。 'value': stringまたはint // ドライバとして使用するポイント上のPointアトリビュートの値。 }
Match By Attribute
指定したPointアトリビュートを使用して、1番目の入力のポイントを2番目の入力の呼応するポイントに合致させます。
例えば、 Attribute To Match をname
に設定すると、1番目の入力のポイントは、それと同じ名前を共有している2番目の入力のポイントによって駆動されるようになります。
Point Number
2つの入力間でポイント番号による単純なマッチングを行ないます。
Use Transform
World Transform
合致したポイントに対してワールドトランスフォーム間の差分を計算します。
Local Transform Custom
合致したポイントに対してローカルトランスフォーム間の差分を計算します。
Custom
合致したポイントに対して Input Attribute Name で指定された4×4 matrixアトリビュートで見つかったトランスフォーム間の差分を計算します。
Input Attribute Name
Use Transform が Custom に設定されている時、このアトリビュートを使用してトランスフォームの差分を計算します。
Note
適切に計算されるようにするには、このアトリビュートが両方の入力に必ず存在している必要があります。
Output Attribute Name
差分の格納先となるPointアトリビュートの名前。
Components
差分を抽出したいトランスフォームの部分を指定するためのマスク。 このマスクには、Translate, Rotate, Scaleを組み合わせることができます。
Invert
計算された差分を反転します。
Apply Offset Inplace
計算されたオフセットを1番目の入力ジオメトリに即座に適用します。
入力 ¶
Skeleton
オフセットの格納先となるスケルトン。
Reference Skeleton
オフセット計算の参照として使用されるスケルトン。
出力 ¶
Skeleton
計算されたオフセットが格納された1番目の入力スケルトン。
See also |