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このノードは、Wireframeノードのように動作しますが、 特にL-systemsに対しては、Wireframeノードよりもより滑らかに曲がって交差するより複雑なチューブ形状をカーブから作成します。 (Wireframeノードは、元のカーブの分岐点を繋いだサーフェスを作成します。)
パラメータはローカル変数に対応していますが、パラメータの制御にはアトリビュートオーバーロードを使用することを推奨します。
パラメータ ¶
Group
ワイヤーに変換するポリゴンのグループ。
Wire Radius
これは、ポリゴン上を這わせるワイヤーの半径です。
Scale Attrib
Wire Radiusに乗算してワイヤーの半径を設定するための浮動小数点Pointアトリビュート。
Prevent Joint Buckling
急な角になった時に崩壊が起きないようエッジの交点をスケールします。
Maximum Joint Scale
Prevent Joint Buckling が、幅サイズの球ではなく、2つのチューブの交差上に交点が乗るように、交点をスケールアップします。 これは、チューブの1番目のセグメントよりも大きくポイントをスケールするので、Buckling(座屈)が起こります。 このパラメータは、ポイントレベルでポイントに適用される最大スケールを変更することができます。
Smooth Point
エクスプレッションがポイントに対してゼロ以外の値を評価すると、その生成されるチューブは、そのポイントで滑らかに接続されます。 エクスプレッションがゼロを評価すると、それに該当するセグメントは接続されません。 値をゼロにすると、端点に蓋がされないままになります。
Smooth Attrib
浮動小数点Pointアトリビュート。 これが0.5未満だった場合、 Smooth Point を0に設定した時と同様にそのポイントが非接続になります。
Max Valence
ポイントに繋がっているエッジの数がこの数よりも多い場合、そのポイントは Smooth Point を0に設定した時と同様の扱いになります。 つまり、そのポイントが非接続になります。 エッジがたくさん繋がっているポイントは、とにかく悪い結果が生成してしまう場合が多く、酷い場合だと処理に時間もメモリも消費してしまうのですぐにでも止めるべきです。
Divisions
これは、ポリゴン上を這わせる円の分割数です。この数は、ポイント基準で変化させることができます。
Div Attrib
各ポイントでの分割数を上書きする整数Pointアトリビュート。 これは、 Divisions パラメータを上書きします。
Segments
ポリゴンの各エッジを分割した後のセグメント数。この数は、ポイント基準で変化させることができます。
Segs Attrib
ポリゴンの各エッジが分割されるセグメント数を上書きする整数Pointアトリビュート。 セグメントは両端のポイントの値の平均値を使用します。 これは、 Segments パラメータを上書きします。
Segment Scales
最初の円から最後の円までのセグメントの位置のスケールを指定します。 これらの2つのフィールドの値の範囲は、どちらも0-1です。0が開始点、1が終了点を意味します。 各フィールドには、最初と最後の円のセグメントの位置を指定します。 ここでは Segments パラメータのセグメント数を意味するローカル変数$NSEGが利用可能です。
これを無効にすると、1/Segments
と1 - 1/Segments
の値が使用されます。
Do Vertex Textures
これは、頂点テクスチャをジオメトリに対して生成するかどうかトグルします。 分岐点で最良のテクスチャを貼るには、“分岐元”の部分のポイント番号が一番小さくなるように、ワイヤーのポイントを並べることです。 例えば、Y字の分岐では、Yの底辺のポイント番号が一番小さくなるようにします。
U Seam Offset
チューブの継ぎ目の位置をずらすセグメント単位のパラメータ。 継ぎ目は、常に一番近くにあるポリゴンエッジにスナップします。
U Textures
セグメント単位でのUテクスチャの開始/終了の値。
V Textures
セグメント単位でのVテクスチャの開始/終了の値。
V Texture Attrib
各ポイントのV座標を用意した浮動小数点Pointアトリビュート。 セグメントは、交点で生成されたすべてのポイントに対して、この値を取得します。
Edge Transport SOPを使用することで、原点からのカーブの長さを計算してVテクスチャアトリビュートを計算することができます。
Joint Up Vector
有効にすると、各ジョイントのUpベクトルを指定した値に設定します。 これを設定すると、分岐が捻じれます。
Joint Up Attrib
各ポイントのUp方向を用意したベクトルPointアトリビュート。 これは、この接合点における分岐の捻れに影響を与えます。
ローカル変数 ¶
PTDIST
セグメントを調べる時に、この変数を使えば、セグメントの端点間の距離がわかります。
NSEG
この変数は Segments パラメータと同じセグメント数です。
Examples ¶
PolywireModel Example for PolyWire geometry node
このサンプルでは、Poly Wire SOPを使ってポリゴンの枠にポリゴンを作成する方法と、パラメータをローカル変数でカスタマイズできることを説明しています。
See also |