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Since | 19.0 |
このノードは、エージェント定義に新しいシェイプとレイヤーを追加します。 レイヤーには、1個以上の シェイプバインド を格納します。このシェイプバインドは、エージェントの シェイプライブラリ からシェイプを参照し、使用されるデフォーマ(または、静的シェイプの取り付け先のジョイント)を指定します。 群衆を集めた後に、複数のレイヤーを各エージェントに割り当てることで、ジオメトリのバリエーションを作成することができます。
パラメータ ¶
Group
修正されるエージェント。
Shapes ¶
Add Shapes by Name
2番目の入力のジオメトリから新しいシェイプをシェイプライブラリに追加します。 Shape Name Attribute の固有な値毎に、そのアトリビュート値を持つプリミティブを使用してシェイプがシェイプライブラリに追加されます。
シェイプがレイヤーに追加され、且つ、boneCapture
Pointアトリビュートが存在する場合、シェイプバインドはデフォルトでlinearskinning
デフォーマを使用します。
さらに、(例えば、 Skinning Method が From Input Geometry の時にJoint Deform SOPで使用される)deformSkinMethod
アトリビュートが存在する場合、シェイプバインドは、そこで指定されているスキンメソッドを使用します。
シェイプジオメトリが単一パックプリミティブで構成されていて、且つ、そのポイントが単一ジョイントにウェイト付けされている(つまり、リジッド変形を表現している)場合、 これは静的シェイプバインドに変換されます。
さらに、シェイプジオメトリには、Character Blend Shapes SOPの Rest Geometry 入力の形式のブレンドシェイプを含めることもできます。
Shape Name Attribute
Add Shapes by Name が有効な時、2番目の入力のジオメトリ内の各シェイプに属するプリミティブを識別する際に使用される文字列Primitiveアトリビュートを指定します。
Keep External References
新しいシェイプをシェイプライブラリに追加する時に、その変更によって元のシェイプライブラリを参照している他のエージェント(例えば、入力SOPのジオメトリのエージェント)に影響を与えないように、まず最初にコピーが作成されます。 このオプションが有効で、元のシェイプライブラリがディスク上のファイルを参照していた場合、その新しいシェイプライブラリは、元のシェイプライブラリを 含んでいる ものとしてマークされます。 有効な場合、エージェントをジオメトリファイルに保存する時に、元のシェイプライブラリに含まれていない新しいシェイプと、元のシェイプライブラリのパスが一緒に保存されます。 無効な場合、すべてのシェイプライブラリがジオメトリファイルに保存され、元のシェイプライブラリは参照されません。
Bounds Scale
レイヤーの境界ボックスを計算する時に、シェイプの境界ボックスのサイズを元に決める乗数を指定します。 エージェントの境界ボックスの計算方法に関する詳細は、Agentプリミティブのヘルプページを参照してください。
Bounds Scale Mode
各シェイプバインドの境界ボックススケールの決め方を指定します。
Bounds Scale Attribute
シェイプジオメトリ上のPrimitiveアトリビュートの値で Bounds Scale をオーバーライドまたは乗算します。 このアトリビュートを使用することで、複数のシェイプを取り込む時にシェイプ毎にその境界ボックススケールを指定することができます。
Shape Deformer
このデフォーマ名を使用して、シェイプバインドのシェイプデフォーマをオーバーライドします。
Shape Deformer Mode
各シェイプバインドのシェイプデフォーマの決め方を指定します。
Shape Deformer Attribute
シェイプジオメトリ上のこの文字列Primitiveアトリビュートで指定されたデフォーマ名を使用して、シェイプバインドのシェイプデフォーマをオーバーライドします。
Transform Name
シェイプの取り付け先のリグ内のトランスフォームを指定します。 通常では、これはリジッドシェイプのバインドでのみ使用します。
Transform Name Mode
各シェイプバインドのトランスフォーム名の決め方を指定します。
Transform Name Attribute
シェイプジオメトリ上のPrimitiveアトリビュートの値を使用して、シェイプの取り付け先のエージェントリグ内のトランスフォームをオーバーライドします。
Layers ¶
Set Current Layers
有効な場合、表示したい新しいレイヤーを指定します。 これは、エージェントの現行レイヤーを変更することで行なわれます。
Set Collision Layers
有効な場合、エージェントのコリジョンレイヤーに割り当てたい新しいレイヤーを指定します。
Layer Name Attribute
Add Shapes by Name が有効な時、(2番目の入力のジオメトリ上の)この文字列Primitiveアトリビュートを使用して、シェイプが追加されるレイヤーを指定します。 これは、新しいシェイプをレイヤーにプロシージャルに分けるのに役立ちます。 例えば、 Layer Name Attribute を Shape Name Attribute と同じにすると、個々のシェイプ毎に別々のレイヤーが作成されます。
Number of Layers
作成するレイヤーの数を指定します。 Use Layer Name Attribute を有効にすると、これらのレイヤーは、 Layer Name Attribute で指定されたレイヤーにマージされます。
Enable
レイヤーを作成するかどうか。
Layer Name
新しいレイヤーの名前を指定します。
Shapes
Add Shapes by Name が有効な時、このレイヤーに追加したい新しいシェイプを指定します。 このパターンは、match VEX関数と同じ構文に準拠しています。
Solo Layer
有効にすると、このレイヤーのみが表示されます( Set Current Layers パラメータをオーバーライドします)。 これは、特定のレイヤー内のシェイプをすぐに表示するのに役立ちます。
Source Layer
Copy Source Layer が有効の場合、シェイプバインドをコピーするために 既存レイヤーの名前を指定します。
Filter by Transform
トランスフォーム名のパターンを指定します。 これらのトランスフォームに取り付けられたシェイプバインドが Source Layer からコピーされます。 このパターンは、match VEX関数と同じ構文に準拠しています。
Filter by Shape
シェイプ名のパターンを指定します。 これらのシェイプを使用した(且つ Source Layer Bindings パターンにもマッチした)シェイプバインドが Source Layer からコピーされます。 このパターンは、match VEX関数と同じ構文に準拠しています。
Shape Bindings
既存のシェイプから作成するシェイプバインドの数を指定します。
Enable
シェイプバインドを作成するかどうか。
Shape Name
エージェントのシェイプライブラリ内のシェイプの名前。
入力 ¶
Agents
修正されるエージェントプリミティブ。
Shape Geometry
Add Shapes by Name が有効な時に取り込まれるシェイプが指定されたオプションの入力。
Capture Pose
スキン変形用にキャラクタのキャプチャポーズが指定されたオプションの入力。
これは、シェイプジオメトリのboneCapture
アトリビュートに保存されているキャプチャデータをオーバーライドします。
スケルトン内の各ジョイントはポイントで表現されており、そのポイントのP
とtransform
(matrix3
)のアトリビュートにそのジョイントのトランスフォームが含まれています。
そのポイントのname
アトリビュートにはそのジョイントの名前が含まれていて、シェイプジオメトリのboneCapture
アトリビュート内のキャプチャパスとマッチングされます。
スケルトンの階層は、それぞれ子ジョイントとその親のポイント間を結んだ2点ポリゴンで表現されます。
出力 ¶
Agents
修正されたエージェントプリミティブ。
Examples ¶
LayerVariations Example for Agent Layer geometry node
このサンプルは、いろいろなジオメトリのバリエーションを持ついくつかのレイヤーを作成して、 それらのレイヤーをエージェントにランダムに割り当てる方法を説明しています。
See also |