Since | 16.5 |
このオペレータは、カメラの距離に基づいて、エレメント(ポイント、カーブ、パックプリミティブ)を取り除きます。
エレメントが遠い場所にあるほど、それらが縮小されて最終的に削除されます。
残りのエレメントは、エレメントの集合体の全体的な視覚的密度を維持するために拡大されます。
パラメータ ¶
General ¶
Group
処理するエレメントのグループ。
Element Type
Points
ポイントを処理します。ポイントは Point Scale アトリビュート(デフォルトでpscale
)を修正することでスケールされます。
Curves
カーブを処理します。カーブは Width Attribute (デフォルトでwidth
)を修正することでスケールされます。
Packed Primitives
パックプリミティブを処理します。パックプリミティブはIntrinsicトランスフォームデータを修正することでスケールされます。
Pruning Criteria ¶
Global Seed
エレメントあたりの間引きをランダム化するために Seed Attribute にさらに加算して使用するシード値。
Seed Attribute
このアトリビュートの値は、エレメントあたりの間引きをランダム化するために使用されます。 これは、入力のポイント番号が変化する時のアニメーションにおいて、その結果に整合性を持たせるために必要です。
Scale Attribute
ポイントに使用するスケールアトリビュート。
Width Attribute
カーブに使用する幅アトリビュート。
Camera
エレメント距離の計算に使用するカメラ。
Size Unit
各エレメントサイズの単位を指定します。
Fraction Of Screen Width
エレメントサイズをスクリーン幅の比率で指定します。スクリーン全体幅のエレメントのサイズは1.0
です。
カメラの解像度に関係なく設定したい場合には、これを使用します。
Pixels
エレメントサイズをピクセルで指定します。カメラの解像度に応じて間引きしたい場合には、これを使用します。 カメラの解像度を下げると、多くのエレメントが削除されます。
Size Threshold
間引きを開始するスクリーンサイズ。
これには、 Size Unit 設定に応じて、スクリーン幅の比率またはピクセルサイズを指定します。
Aggressiveness
エレメントが閾値サイズよりも小さくなるにつれて間引きする積極性を制御します。
値が高いほど、エレメントが小さくなるにつれて早く取り除かれます。
Output ¶
Delete Elements
エレメントが0
のスケールに縮小された時に削除されます。
Tip
入力に膨大なエレメントがある時は、この削除の処理は遅くなってしまいます。
Copy to Points SOPまたはポイントのグループを使用可能な他のオペレータで使用できるように事前にポイントを間引いていた時には、 これを無効にして Keep Group を作成してそれをターゲットグループとして使用する方が高速な事が多いです。
Scale Elements
間引き前にエレメントが小さくなるようにスケールダウンして、間引かれたエレメントを補填するために残りのエレメントをスケールアップします。
Create Prune Group
間引かれたエレメントのグループを作成します。これは、 Delete Elements が無効な時にのみ利用可能です。
Prune Group
間引かれたエレメントのグループの名前。
Create Keep Group
保持されたエレメントのグループを作成します。
Keep Group
保持されたエレメントのグループの名前。これは、特に Delete Elements が無効な時に残りのエレメントを区別するのに役立ちます。
Output Scale Factor
エレメントのスケール係数をアトリビュートとして出力します。
Scale Factor Attrib
スケール係数アトリビュートの名前。