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Since | 19.0 |
Capture Layer Paintは、キャプチャーアトリビュートのペイントに特化したペイントオペレーションです。
Paint Capture Layerの使い方 ¶
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Characters タブのPaint Capture Layerツールをクリックします。
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ペイントするジオメトリを選択して、Enterを押して選択を確定します。
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キャプチャー領域を選択するために、ボーンを⌃ Ctrl + クリックします。
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サーフェス上でブラシをドラッグすると、ペイントすることができます。
Note
オペレーションコントロールツールバーの Radius と Opacity を修正することができます。
変形させるジオメトリ上でペイントしたいのであれば、オペレーションツールバーにある Deform Geometry パラメータを有効にしてください。 リグポーズを確認したいのであれば、オペレーションツールバーにある Bone Visualization パラメータを有効にしてください。
パラメータ ¶
Capture Type
修正するキャプチャー(アトリビュート)のタイプ。
Bone
ペイントしてboneCapture
Pointアトリビュートを修正します。
Wire
ペイントしてwireCapture
Pointアトリビュートを修正します。
Display Group
ビューポート内でジオメトリのペイント不可の領域を赤く視覚化します。
Operation ¶
Group
影響を受けるポイントのサブセットを指定します。空っぽの場合は、全てのポイントが影響を受けます。
Group Type
グループで使用するジオメトリのタイプ。 グループが1つのジオメトリのタイプ(例えば、ポイント)しか持たない場合、“Guess from group”を使うことで、Houdiniがグループの内容からジオメトリのタイプを判断します。
LMB Operation
サーフェス上をドラッグした場合の挙動を設定します。 と⇧ Shift + と⌃ Ctrl + に対して別々のアクションを選択することができます。
MMB Operation
サーフェス上をドラッグした場合の挙動を設定します。 と⇧ Shift + と⌃ Ctrl + に対して別々のアクションを選択することができます。
Operation for All
Apply To Allで使用するオペレーション。
Default Skeleton Root Path
ジオメトリを指定しなかった場合に、キャプチャー領域のパスに適用されるデフォルトの接頭辞。
Capture Region
ペイントするキャプチャー領域。
Paint Mode
ペイントの適用方法を指定します。 Post Normalize モードは、入力ジオメトリとレイヤーのウェイトをブレンドします。 Interactive Normalize モードは、ウェイトをレイヤー上に平坦化することでウェイトが常に正規化された状態にするので、入力ウェイトが無視されます。 これによって、キャプチャ領域をロックすることができ、異なるオペレーションセットに対応します。
Active Regions
編集している領域を選択します。 それ以外のすべての領域はロックされます。 Toggle Active Regions オペレーションを使用することとで、これを調整することができます。
Value
Interactive Normalize モードの時、この値と不透明度が合成されて、Paint/Scale/Reduceツールの効果に影響を与えることができます。
Maximum Paint Value
Paintオペレーションを使用してレイヤーで到達可能なキャプチャーウェイトの最大値。
Minimum Reduce Value
Reduceオペレーションを使用してレイヤーで到達可能なキャプチャーウェイトの最小値。
Apply To All
選択したジオメトリすべてにオペレーションを適用します。
Operations
Capture Paint
これは、 Capture Region パラメータで指定した現行ボーンのキャプチャーウェイトをペイントするデフォルトモードです。
Interactive Normalize モードの時、 Value パラメータによって、追加する量を設定します。
Scale
Interactive Normalize モードでのみ利用可能です。 指定した値で、現在のキャプチャ領域のウェイトをスケールします。
Smooth Final
すべてのボーン上の合成されたキャプチャーウェイトの最終値を滑らかにします。
Smooth Layer
このレイヤー内にある(すべてのボーン上の)キャプチャーウェイト値のみ(つまり、このノードでペイントされたウェイトのみ)を滑らかにします。
Smooth Single Bone
最終的に合成された値を使用して、 Capture Region パラメータで指定された現行ボーンのキャプチャーウェイト値を滑らかにします。
Smudge
キャプチャウェイト値をサーフェス上でぼかします。
Reduce Capture Weight
Capture Region パラメータで指定された現行ボーンの影響力を弱くします。
Interactive Normalizeモードの場合、その弱くする度合いは、Valueパラメータで設定します。
Erase Changes
このノードでペイントされた変更を消去します。
Erase Single Bone Changes
Capture Region パラメータで指定した現行ボーンに対して、このノードでペイントされた変更を消去します。
Region Selector
キャプチャー領域を選択します。 ボーンが選択されていなければ、キャプチャーウェイト値に対して目薬のような動作をします。 ブラシ下のポイントに関しては、最も高いウェイトを持つボーンを選択して、それを Capture Region パラメータに設定します。
Toggle Locked Regions
Region Selector と同じ様に動作しますが、選択した領域のロックを切り替えます。
Reset All Changes
ジオメトリを初期状態に戻します。
Flatten Layers
レイヤーを更新して、現行のキャプチャーウェイトのスナップショットを含めます。
Visualize Attribute
ジオメトリにカラーを付けて、キャプチャーウェイトを視覚化するかどうか。
Visualize Normalized Weights
視覚化したウェイト値を正規化します。
Visualize Layer
レイヤーのウェイトまたはコンポジット後の結果を視覚化するかどうか。
Visualize
選択したキャプチャー領域、または、すべてのキャプチャー領域のどちらのウェイトを視覚化するかどうか。
Visualize Mode
単一のボーンに対し、どのようにウェイトをカラーへマッピングするか。
Brush ¶
Shape
ブラシの基本形状: 円、正方形、ビットマップ。
Bitmap
使用するビットマップ。そのアルファチャンネルがブラシになります。
Radius
3Dビューポートでペイントする時のブラシの半径。
UV Radius
2Dビューポートでペイントする時のブラシの半径。
Radius Pressure
これは、ペイント半径に対するスタイラスの筆圧を制御します。 1の値は、ペイント半径が0から Radius の半径まで変わることを意味します。 0の値は、ペイント半径が筆圧に関係なく常に一定になることを意味します。 0.5の値は、 Radius の1/2から Radius の値までにスケールされます。
Depth
設定すると、その軸に沿ったブラシのペイントする距離が制限されます。 ブラシの影響を制限するために接続性を無効にする時に使用します。 1番目のパラメータは、ブラシが貫通できるサーフェスから下の深さです。 2番目のパラメータは、ブラシが停止するサーフェスから上の高さです。 それらの値は、マイナスの値を指定することができます。
Use Relative Depth
設定すると、デプス値が半径サイズで乗算されます。
Brush Angle
ブラシの回転角度。
Brush Squash
回転の前にY方向にブラシを押しつぶす量。
Opacity
ステンシル(刷り込み)マスクに影響を与える度合い。
Smooth Opacity
Smooth Final、Smooth Layer、Smooth Single Boneのオペレーションの不透明度。
Opacity Pressure
これは、不透明度に対するスタイラスの筆圧を制御します。 Radius Pressureと同じスケールに従います。
Brush Splatter
ブラシの位置に基づいたブラシの不透明度のランダムノイズ。
Paper Grain
オブジェクトの位置に基づいたオブジェクトのステンシル(刷り込み)マスクのランダムノイズ。
Soft Edge
ロールオフ(減衰)するブラシのパーセンテージ。
Kernel Function
ロールオフ(減衰)に使用するメタボールカーネル。
Up Vector Type
ブラシのサーフェスに対する向き:
Stroke Direction
ブラシの移動方向にブラシが向きます。
Fixed
指定したUpベクトルフィールドにブラシが向きます。
Up Vector
ブラシを向ける固定Upベクトル。
Symmetry ¶
Reflective
設定すると、ブラシは鏡面対称を行ないます。ストロークが対称平面を基準に対称化されます。
Rotational
設定すると、ブラシは回転対称を行ないます。ストロークが対称軸を基準に回転します。
Axis
これは、鏡面対称の対称平面の法線、回転対称の対称軸を定義します。
Origin
これは鏡面対称の対称平面の法線と回転の対称軸を定義します。
Number of Rotate
これは回転対称の数を定義します。3を指定すると、ストロークが120度毎に3回適用されます。5を指定すると72度毎に5回適用されます。
Reflection Dist
これは対称原点からの対称平面の距離です。
UV Reflective
設定すると、ブラシはUVビューポートで対称化されます。
UV Origin
UVビューポートの対称軸の原点。
UV Angle
UVビューポートの対称軸の角度。0はU軸を基準に対称化され、90はV軸を基準に対称化されます。
Stroke ¶
Orient Brush To Surface
ブラシの向きをサーフェスに垂直または常にビュー方向に切り替えます。ブラシが振れる問題があれば、これをオフにしてみてください。 繋がっていないポイント(ポイントクラウド)に対してブラシを使う場合は、これをオフにしてください。
Use Connectivity
設定すると、ツールは交点に一番近いポイントに繋がったポイントのみに影響を与えます。 これは、ジオメトリを不意にペイントするのを回避しますが(しかし、Depthパラメータを参照します)、繋目に対して滑らかなペイントができなくなります。 繋がっていないポイント(ポイントクラウド)に対してブラシを使う場合は、それらのポイントがお互いに繋がっていないので、通常ではこれをオフにしてください。
Use Normals
設定すると、ツールは交点に一番近いポイントと同じ方向を向いたポイントのみに影響を与えます。 通常では、これは、不意にジオメトリの裏面をペイントしないようにするのに都合が良いですが、単にデプスブラシが必要であれば、無効にしても良いでしょう。
Realtime Mode
ジオメトリが変形している時にペイントするには、これを設定します。
Direction
ブラシの現在の方向。 Orient Brush To Surface をオンにすると、これはブラシが当たるサーフェスの法線方向になります。 オフにすると、視点からサーフェスまでの向きになります。
Hit Location
ブラシの現在の位置。これはブラシがサーフェス上を動くと、それに追従します。
Hit Primitive
現在のブラシの中心にあるプリミティブのプリミティブ番号。
Hit UV
現在のブラシの位置は、現在のプリミティブ上にあります。 これはパラメトリックUVの位置であり、テクスチャUV位置ではないことに注意してください。
Hit Pressure
ブラシの現在の筆圧。これは、筆圧に対応したタブレットインターフェースを使用している時のみ意味があります。
Hit Point
現在のブラシの中心に一番近いポイント。
Event
現在のブラシの状態を制御します。ブラシがサーフェス上にない時は、 Stroke タブの値が無視され、ジオメトリの更新が行なわれません。 ブラシがサーフェス上にある時は、自動的に他の値が設定され、SOPがあなたのアクションに対してレスポンスを更新することができます。
入力 ¶
Rest Geometry
スキニングウェイトをペイントするスキンジオメトリ。
boneCapture
またはwireCapture
のPointアトリビュートが含まれていることが必須です。
Capture Pose
キャプチャアトリビュートを作成したポーズ。 このノードのビューポートツールをアクティブにすると、 この Capture Pose と Animated Pose を使用してジオメトリが変形され、ペイントしたスキニングウェイトでジオメトリがどのように変形するのかプレビューを表示することができます。
Animated Pose
Restジオメトリを変形させるためのポーズ。 このノードのビューポートツールをアクティブにすると、 この Capture Pose と Animated Pose を使用してジオメトリが変形され、ペイントしたスキニングウェイトでジオメトリがどのように変形するのかプレビューを表示することができます。
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