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概要 ¶
このノードは、指定したピボットライン(ヒンジ)を回転軸にジオメトリのポリゴンフェースを押し出します。
Note
Pivot Mode がEdge Centric
に設定されている時、 Hinge Edge が選択されていないと警告メッセージが出ます。
入力 ¶
Source Geometry
ここには、ヒンジを作成するジオメトリを指定します。
パラメータ ¶
Group
押し出されるヒンジジオメトリの上面として使用されるプリミティブのグループ。
Pivot Mode
ピボットラインの指定方法。
Edge Centric(デフォルト)
エッジの位置と方向を使用してピボットラインを計算します。
Position and Direction
指定した位置と方向を使用してピボットラインを計算します。
From Attributes
ピボットの位置と方向を示したベクトルPrimitiveアトリビュートを使用して、繋がったピース単位でピボットラインを計算します。
Hinge Edge
Pivot Mode がEdge Centric
に設定されている時、ここには、ヒンジラインを示したエッジグループを指定します。
ヒンジを作成するには、少なくとも1本のエッジを選択する必要があります。
2本以上のエッジを選択すると、ヒンジの中心と方向は、それらのエッジで定義されたカーブの中間の位置と方向になります。
Pivot Pos
Pivot Mode がPosition and Direction
に設定されている時、ここには、グリッド上のピボットラインの位置を指定します。
デフォルト値は0, 0, 0
です。
Pivot Direction
Pivot Mode がPosition and Direction
に設定されている時、ここには、ピボットラインの方向を指定します。
デフォルト値は0, 0, 1
です。
Pivot Pos Attribute
Pivot Mode がFrom Attributes
に設定されている時、ここには、ピボットの位置を示したベクトルPrimitiveアトリビュートを指定します。
デフォルト値はpivotpos
です。
Pivot Dir Attribute
Pivot Mode がFrom Attributes
に設定されている時、ここには、ピボットの方向を示したベクトルPrimitiveアトリビュートを指定します。
デフォルト値はpivotdir
です。
Hinge Angle
ヒンジの角度(単位は度)。
プラスの値は、選択されたフェースをそのサーフェスから遠ざかる方へ押し出し、
マイナスの値は、そのサーフェスの方へ押し込みます。
ここにBy Attribute
を設定することで、浮動小数点Primitiveアトリビュートを使ってその角度をスケールさせることができます。
ヒンジの方向は、選択されたフェースとヒンジピボットの相対的な位置で決まります。 選択されたフェースの中心と法線は、各フェースの面積で重み付けされた重心と法線の平均から計算されます。
デフォルト値は45
とNo Scaling
です。
Hinge Angle Attribute
Hinge Angle がBy Attribute
に設定されている時、ここには、 Hinge Angle のスケール量を示した浮動小数点Primitiveアトリビュートを指定します。
デフォルト値はhingeangle
です。
Specify Divisions
Hinge Angle の分割数を決める際に使用さえるメソッド。
Maximum Division Angle(デフォルト)
各分割の最大角度を指定します。
Number of Divisions
分割の数を指定します。
Max Division Angle
Specify Divisions がMaximum Division Angle
に設定されている時、ここには、各分割の最大角度を指定します。
分割の数は、 Hinge Angle を Max Division Angle で割った値の小数点以下を切り上げた整数です。
ここにBy Attribute
を設定することで、浮動小数点Primitiveアトリビュートを使ってその値をスケールさせることができます。
デフォルト値は15
とNo Scaling
です。
Max Division Angle Attribute
Max Division Angle がBy Attribute
に設定されている時、ここには、 Max Division Angle のスケール量を示した浮動小数点Primitiveアトリビュートを指定します。
デフォルト値はmaxdivangle
です。
Equal Division Spacing
Specify Divisions がMaximum Division Angle
に設定されている時、 Hinge Angle を Max Division Angle で割って求まった分割角度で均等配置が行なわれます。
これを無効にすると、最後の分割を除くすべての分割の角度は Max Division Angle 値と同じになります。 最後の分割の角度は、 Hinge Angle からこれまでの分割の角度の合計を引いた値と同じになります。
Divisions
Specify Divisions がNumber of Divisions
に設定されている時、ここには、 Hinge Angle の分割数を指定します。
ここにBy Attribute
を設定することで、浮動小数点Primitiveアトリビュートを使ってその分割数をスケールさせることができます。
デフォルト値は5
とNo Scaling
です。
この値はプラスの整数でなければなりません。小数点はプラスの整数に丸められます。
Divisions Attribute
Divisions がBy Attribute
に設定されている時、ここには、 Divisions のスケール量を示した浮動小数点Primitiveアトリビュートを指定します。
このアトリビュート値に Divisions を乗算した値の小数点以下を切り下げた整数が各コンポーネントに使用されます。
デフォルト値はndivs
です。
Fuse Points on Hinge Pivot Line
ピボットライン上のポイントを結合します。 ポイントがピボットライン上に乗っていると見なされるには、そのポイントがピボットラインから Tolerance 以内に入っている必要があります。
Tolerance
ポイントが結合される最大距離。 Fuse Points on Hinge Pivot Line または Fuse Collided Points が有効な時にポイントが結合される距離を决めます。
デフォルト値は0.001
です。
Inset
ヒンジ側面のジオメトリの上面エッジと下面エッジから挿入される切り込みの高さ。
ここにBy Attribute
を設定することで、浮動小数点Primitiveアトリビュートを使ってその距離をスケールさせることができます。
デフォルト値は0.1
とNo Scaling
です。
Inset Attribute
Inset がBy Attribute
に設定されている時、ここには、 Inset のスケール量を示した浮動小数点Primitiveアトリビュートを指定します。
このパラメータを使用すると、 Common Inset Limit がピース毎に適用されます。
デフォルト値はinset
です。
Common Inset Limit
まず最初に、すべてのInsetポイントの高さを計算し、すべての限界点を考慮して、すべてのInsetポイントに対してその最小値を使用します。
無効にすると、Insetの切り込みの高さが全体で同じにならず、上面エッジと下面エッジ間の途中で高さが制限されます。
Fuse Collided Points
Insetの結果として押し出されたポイントを結合します。 これは、 Inset が0.0または Inset の限界点に位置するポイントを結合します。
Output Front
ヒンジの前面ジオメトリを出力します。 このジオメトリは、ピボットラインを回転軸として Hinge Angle だけ回転された選択フェースです。
Front Group
前面ジオメトリを含んだグループを出力します。 Output Front が有効な時、このパラメータを使用することができます。
デフォルト値はfront
です。
Output Back
ヒンジの後面ジオメトリを出力します。 このジオメトリは選択フェースですが、反転しています。
Back Group
後面ジオメトリを含んだグループを出力します。 Output Back が有効な時、このパラメータを使用することができます。
デフォルト値はback
です。
Output Side
ヒンジの側面ジオメトリを出力します。 これは、前面ジオメトリとオリジナルサーフェスを繋げて新しく構築されたポリゴンジオメトリです。
Side Group
側面ジオメトリを含んだグループを出力します。 Output Side が有効な時、このパラメータを使用することができます。
デフォルト値はside
です。
Inset Group
Insetプリミティブの上部切り込みと下部切り込みのジオメトリを含んだグループを出力します。 Output Side と Inset が有効な時、このパラメータを使用することができます。
デフォルト値はinset
です。
Front Boundary Group
前面プリミティブの境界エッジを含んだグループを出力します。 Output Front または Output Side が有効な時、このパラメータを使用することができます。
デフォルト値はfrontboundary
です。
Back Boundary Group
後面プリミティブの境界エッジを含んだグループを出力します。
デフォルト値はbackboundary
です。
See also |