これは、SOPをCapture SOPおよびDeform SOPの間でクックされたデータと一緒にロックする時に便利です。 その場合、ロックしたSOPに保存されている古い情報が原因で、予期しない方法でボーンのトランスフォーメーションがスキンに影響を与えてしまう場合があります。 CaptureCorrectは、まるでキャプチャーフレームで、そのデータのトランスフォーメーションとウェイトを取得しているかのように、それらを再調整します。 またCaptureCorrectは、ペイントで調整したキャプチャー領域において、予期しなかった非常に小さなウェイトなど、ペイントしている時に気付かなかった問題を修正したい場合にも役に立ちます。
CaptureCorrectは、Detailアトリビュートに影響を与えるため、特定のグループではなく、ジオメトリ全体で動作する必要があります。
パラメータ ¶
Capture Type
ボーンキャプチャー領域およびウェイトか、メタボールキャプチャー領域およびウェイトのどちらを修正するかを選びます。
Correct Capture Regions
キャプチャー領域が正しいかどうかの決定を切り替えます。無効化すると、キャプチャー領域のどこにも更新は行なわれません。
Regions to Correct
修正するキャプチャー領域のリスト。空っぽの場合、全ての領域が更新されます。 そうでない場合、リストに含まれているキャプチャーのみが修正されます。 このリストはスペース区切りのキャプチャー領域で、それぞれダブルクォーテーションで囲みます。 例えば、“chain_bone1/cregion 0” “chain_bone2/cregion 0”。
Delete Stale Capture Regions
もはや存在しないキャプチャー領域のデータを削除します。 ロックしたデータには、削除されたボーンまたはキャプチャー領域の参照が含まれています。 このオプションによって、古い参照をクリーンアップすることができます。
Regions to Remove
このフィールドでは、追加キャプチャー領域がまだ有効であっても、それらをデータから削除することができます。 これは、スペース区切りのキャプチャー領域のリストで、それぞれダブルクォーテーションで囲みます。 キャプチャー領域の名前は、Pointアトリビュートで表示されている名前と同じにしてください(例えば、“chain_bone3/cregion 0”)。
Clamp Weights Below Low Threshold to Zero
指定したLow Thresholdより小さいキャプチャーウェイトを0に設定することができます。
Low Threshold
ここで指定した値より小さいキャプチャーウェイトが0に設定されます。
Clamp Weights Above High Threshold to One
指定したHigh Thresholdより大きいキャプチャーウェイトを1に設定することができます。
High Threshold
ここで指定した値より大きいキャプチャーウェイトが1に設定されます。
Limit Regions
ポイント毎にウェイトされる領域の数を制限することができます。
Maximum Regions
ポイント毎にウェイトされる領域の最大数を指定します。 現行の方法では各ポイントをソートし、ウェイトを下降順にし、この最大数を超えたウェイトを破棄します。
Re-normalize Capture Weights
古い領域をクリーンアップすると、キャプチャーウェイトの合計が1にならなくなります。このオプションは、キャプチャーウェイトを再正規化して、キャプチャーウェイトの合計を1にします。
Tolerance
キャプチャウェイトの再正規化で使用される許容値。 合計のウェイトがこの値未満だった場合、そのウェイトは再正規化されずに0に設定されます。
See also |