Since | 11.0 |
このノードは、例えばスプレッドシートアプリケーションから出力されるCSV(カンマ区切りの値)ファイルを読み込み、そのCSVファイルの一行毎にポイントを生成します。 生成されるポイントクラウドの位置やアトリビュートの値は、そのファイルのColumn(列)の値で設定されます。
パラメータ ¶
File
読み込むファイルの名前。ファイルはプレーンテキストファイルです。ファイルの各行は、カンマ区切りの値です。 行の1列目の値がColumn0、次がColumn1など。
区切り文字列がファイルによって異なることが多いので、ファイルにヘッダ行があるかどうか、その区切り文字が何かを推測できるようにするために最初の5行が読み込まれます。 このシステムは、コラムが1列しかないようなファイルで特に混乱を招く可能性があります。
Max Rows
非常に膨大なCSVファイルを読み込む時に、そのテキスト内のパラメータが適切に設定されているかどうか高速に検証できるように、CSVファイルの一部だけを読み込みたい場合があります。 読み込む行の数を制限すれば、その処理速度は大幅に高速化することができます。
Number of Attributes
指定したアトリビュートをCSVファイルの値から作成して設定します。
Column(列)の上限を越えると、そのアトリビュート値は0または空っぽの文字列として処理されます。
特殊アトリビュートP
は、ポイントポジションを参照し、サイズは3つのfloatです。
Pw
は、ポイントのウェイトを参照し、サイズは単一floatです。
Column Number
このアトリビュートの値を読み込むColumn(列)。行の1列目の値がColumn0、次がColumn1など。
Translator
SOPのマニピュレーション用に外部フォーマットを適切な座標に変換する機能が用意されています。 SOPそのものには、ポスト処理する独自のPython SOPを作成することで色々と便利な変換機能を追加することができることを知っておいてください。
Lat/Long to Sphere
最初の2つのColumn(列)が緯度と経度の座標として受け取ります。それらの座標が、Y軸が上の単位球サーフェスに変換されます。
Date to Seconds
値を文字列の日付として解釈されます。 Format パラメータには、Pythonのtime.strptime(http://docs.python.org/library/time.html)で解読可能な書式で記述します。 デフォルトの%Y-%m-%d %H:%M:%Sは、1999-03-25 12:55:21のような日付を正しく処理します。
時間はエポックタイムに変換されます。エポックタイムとは、1970-01-01 00:00:00からの秒数のことです。これは経過時間を計算するのに役に立ちます。
Tip
プロシージャルな方法で最長/最短時間を見つけたい場合は、AttribPromote SOPを使って、Detailアトリビュートにプロモートしてください。
Name
作成するアトリビュートの名前。内部アトリビュート名のP
とPw
は、それぞれポイントポジションとポイントウェイトに影響を与えます。
Attribute Type
作成するアトリビュートの種類。CSVファイルは、このタイプに変換されます。CSVファイルが無効であれば、何もメッセージを出すことなく0または空っぽの文字列に変換されます。
Attribute Length
作成するアトリビュートのサイズ。このサイズ分のColumn(列)が、行から読み込まれます。 Lat/Long to Sphere の変換では、そのサイズを3にするべきですが、2つのColumn(列)だけでも結果を生成することができます。