Since | 17.0 |
このノードは、ベクトルフィールドに沿ってHeight Fieldを変位させるので、制御可能な方法で特徴部を歪ませることができます。
パラメータ ¶
Layers
変位させるボリューム。通常では、height
、mask
、height mask
を指定します。
スペース区切りで複数のボリューム名を指定することができます。
Control Layer
変位方向を決めるために使用するボリュームの名前。 ここには、入力モードに応じてスカラーフィールドまたはベクトルフィールドを指定することができます。 2番目の入力を接続しなかった場合、これは1番目の入力のレイヤーを参照します。
Scale Field
変位をスケールするために使用するボリュームの名前。 これは、特定の領域の変位量を調整するのに役立ちます。 2番目の入力を接続しなかった場合、これは1番目の入力のレイヤーを参照します。 これを空っぽのままにすると、入力全体が同じレートで変位します。
Control Blur Radius
コントロールレイヤーにブラーをかける半径。値が大きいほど、小さいスケールの変化量が除去され、ギザギザの少ない結果が生成されます。
Displace Scale
変位量にスケールをかけます。値が大きいほど、変位がもっと誇張されます。 マイナスの値を指定すると、逆方向に変位します。
Substeps
コントロールフィールド内のカーブに追従する精度。 コントロールフィールドが非常にノイズっぽくなっている場合、サブステップを増やすことで、ローレベルのディテールを減らすことなく出力内の乱れを軽減することができます。
Rotate Displacement
入力フィールドに沿って変位させるのではなく、そこに角度を付けて変位させます。 0度では何の効果もありません。 +90度または-90度を指定すると、旋回する効果になります。 その中間値を指定すると、変位と旋回が同時に行なわれて、螺旋する効果が得られます。 Swirlと併用すると、そのSwirlを基準に変位角度が変更されます。
Displace By
コントロールフィールドを使って変位を駆動させる方法。
Gradient of Control Layer
コントロールレイヤーをHeight Fieldとして解釈して、上り坂方向に沿って各ポイントを変位させます。
Vector Control Layer
コントロールレイヤーをベクトルフィールドとして解釈して、そのベクトルフィールドに沿って各ポイントを変位させます。
Angle, Scaled by Control Layer
コントロールレイヤーをHeight Fieldとして解釈して、Angleで指定した固定方向に各ポイントを指定した量だけ変位させます。
Direction, Scaled by Control Layer
コントロールレイヤーをHeight Fieldとして解釈して、固定方向に各ポイントを指定した量だけ変位させます。
Swirl
変位方向と垂直な方向に旋回させます。これは、実質的に、指定したRotate Displacementパラメータに90度を追加します。
Smear
コントロールフィールドに沿って各ポイントを動かすのではなくて、コントロールフィールドに沿って各ポイントをSmear(汚す)させて、制御可能なブラー効果を生成します。
Smear Weighting
Smear中に変位カーブに沿ってポイントをサンプリングする方法。 0の値は、そのポイントでの入力のHeight Fieldの寄与度です。 1の値は、もしSmearが無効だった場合に出力されるHeight Fieldの時の寄与度です。 0から1の中間値は、変位カーブに沿ったポイントが最終結果にどれだけ寄与させるのか計算されます。
Symmetrical Smear
順方向にSmearを実行するだけでなく、逆方向にもSmearを実行して、0を基準に寄与度を対称的に反映させるかどうか。 異なる方向にSmearさせた2つのHeightField Displaceの出力を混ぜることで、非対称なSmear効果を構築することができます。
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