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概要 ¶
パラメータ ¶
Attribute Name
アトリビュートの名前。デフォルトはpose_scope
です。
Items
pose_scope
アトリビュートの追加先となるプリミティブグループの数。
Group
アトリビュートの追加先となる入力ジオメトリ内のプリミティブのサブセット。パターンを使ってグループを指定することができます。
Channels
割り当てるチャンネルのパス。選択アイコンをクリックすれば、リストからチャンネルを選択することができます。
Pickscript
グループにピックスクリプトを追加したいのであれば、これを有効にします。
Label
ピックスクリプトのラベル。
Language
スクリプトの言語。HScriptまたはPythonを選択することができます。
Script
適用するピックスクリプト。
Invisible Rigs(不可視リグ)の使い方 ¶
スキンジオメトリネットワーク内にPose Scopeノードを挿入することで、ハンドルを使わずにビューポート内でジオメトリにポーズを付けることができるpose_scope
アトリビュートをセットアップすることができます。
Pose Scopeを使って、ジオメトリのグループを作成して、そのグループにチャンネルを割り当ててから、ビューポートを直接クリックしてドラッグすると、ポーズを付けることができます。
これによって、ワークフローが改良され、ビューポートからコントローラ表示の乱雑さが取り除かれてキャラクタアニメーションがしやすくなります。 複雑なリグには何百ものコントローラを持つものがあり、アニメーションが非常に難しくなります。 これらのコントロールを非表示にしてInvisible Rigsを使用することで、ビューポート内でキャラクタのパーツをクリックしてドラッグすることができるので、ストップモーションパペットを扱うような感覚でアニメーションを付けることが可能になります。
以下の例では、Simple Femaleシェルフツールを使用します。
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Characters シェルフからSimple Femaleツールをクリックします。
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Display タブに進んで、 Show Controls を無効にします。
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ネットワークエディタ内の
simplefemale1
ノードをクリックして、 Allow Editing of Contents を選択します。 -
simplefemale1
ノードをダブルクリックして中に入り、geo_skin
ノードをダブルクリックして、そのネットワークの中に入ります。Note
Fileノードをクリックすると、このキャラクタには既に
pose_scope
アトリビュートがあることがわかります。 しかし、この例では、このキャラクタにはまだそのアトリビュートがないものとして話を進めたいと思います。 -
最後のDeform SOPの前にGroup SOPを挿入します。
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グループ名に例えば
l_hand
のような名前を付けて、 Base Group パラメータ横の選択ボタンをクリックして、ビューポート内で左手ジオメトリを選択し、Enterを押します。 -
先ほど作成したGroup SOPと最後のDeform SOPの間にPose Scope SOPを挿入します。
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ドロップダウンメニューから先ほど作成した Group (
l_hand
)を選択します。すべてのボディパーツに対してグループを作成することができます。Note
Pose Scopeツールで直接グループを作成することもできますが、推奨されるワークフローは、別でグループノードを作成することです。 そうした方が、数値の長い文字列ではなくグループの名前が表示されるので、パラメータが読みやすくなります。 このパラメータには、複数のグループを指定することもできます。
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ノード選択メニューを使って、そのグループに適用するチャンネルを選択します。この例では、移動と回転のチャンネルを選択します。
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オブジェクトレベルに戻り、ツールボックスメニューからPoseツールをクリックして、ビューポート内でキャラクタをインタラクティブにポーズ付けします。ジオメトリを選択すると、あなたが割り当てたチャンネル間を簡単に切り替える可能なホイールがポップアップ表示されます。
グループに2つ以上のチャンネルがあった場合、ポップアップホイールによって、簡単にチャンネル間を切り替えることができます。 例えば、Simple Femaleキャラクタは、手に対して移動と回転をさせることができます。
Note
Invisible Rigs(不可視リグ)を動作させるには、必ずスキンジオメトリの選択フラグを無効にしてください。