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このノードは、参照軸の向きを階層内の子ジョイントの方へ変更することでtransform
アトリビュートを再計算します。
Upベクトルを使用して階層のルートから開始して反復的に向きが変更され、この向きを計算する時にLookatメソッドが使用されます。
他にも、このノードは2番目の入力で指定された既存の参照ポーズからtransform
アトリビュートを再計算することができます。
Warning
ジョイントとその子ジョイントがワールドのY軸に平行なケースは、Look Atでは対応していません( Use Up Vector が有効な時)。 そのようなケースで正しい結果を得るには、 Reference Point Attribute for Lookat オプションを使用してください。
パラメータ ¶
Orient Group
向きを変更するジョイントのリスト。
Targets Group
考慮する子ジョイントのリスト。 ジョイントが2つ以上の子ジョイントを持っている場合、すべての子ジョイントの平均位置が使用されます。 このグループフィールドにエントリーを追加すると、ジョイントは他の子ジョイントではなく、ここに追加したエントリーの方へ向くようになります。
Reference Vector
指定した子ポイントの方へ向かせたいポイントのトランスフォームのローカル空間ベクトル。
Up Vector
極ベクトル方向へ向けたいポイントのトランスフォームのローカル空間ベクトル。 これは、ジョイントの捻りを決めます。
Use Reference Point Attribute for Lookat
Look AtのUp参照として使用されるマトリックスPointアトリビュートを指定します( Use Up Vector が有効な時)。 これを有効にすると、現行ジョイントの向きを決めるのに使用されるUpベクトルが現行ジョイントからこのアトリビュートで指定されたトランスフォームで変換された方向として設定されます。
Note
指定した現行ジョイントのマトリックスPointアトリビュートの移動値が現行ジョイントのワールド位置と同じだった場合、 そのLook Atはデフォルトの軸を使用します。つまり、マトリックスPointアトリビュートにジョイントの現行ワールドトランスフォームを指定すると、 何の効果もありません。 これは、ジョイントのサブセットに対して独自のLook Atを用意したい場合にのみ役立ちます。
Note
Look Atメソッドで使用されるUpベクトルは、このノードにある Up Vector パラメータと同じではありません。 Look Atは、指定された軸セット(Look At方向とUpベクトル)から初期方向を生成して、ジョイントが子ジョイントの方へ正しく向くようにします。 この結果の向きを制御し、 Reference Vector と Up Vector のノードパラメータに基づいて軸ポイントを変更します。
Reference Point Attribute for Lookat
使用するマトリックスPointアトリビュートの名前。
Use Parent to Orient Leaf Joints
ジョイントに子ジョイントがなかった場合、親ジョイントを使用して整列を計算します。 これは、ジョイントのリーフ(末端)の向きを変更します。
Orient Overlapping Joints
有効にすると、ジョイントが子ジョイントすべてに重なった場合、このノードは、現行ジョイントが向きの参照として利用可能な親ジョイントまたは子ジョイントの検索を試みます。
まず最初に、このノードは、現行ジョイントと重なっていない子ジョイントを検索します。 そのような子ジョイントが見つかった場合、そのジョイントが参照として使用されます。 その結果、 Reference Vector はその見つかった子ジョイントの方へ向きます。 そのような子ジョイントが見つからなかった場合、このノードは、現行ジョイントを重なっていない親ジョイントの検索を試みます。 そのような親ジョイントが見つかった場合、そのジョイントが参照として使用されます。
有効な子ジョイントも親ジョイントも見つからなかった場合、向きは変更されません。
入力 ¶
Joints
向きを変更するスケルトン。
Reference Joints
使用するオプションの参照スケルトン。 Reference Jointsの向きは、ゼロから向きが計算されずに維持されます。
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