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Since | 16.0 |
Houdiniは、デフォルトでheight
フィールドをグレーのサーフェスに、mask
レイヤーを赤色にするHeight Fieldの表示に対応してます。
このノードは、標高を可視化し、他のマスクレイヤー(例えば、 Height Field ClipとHeight Field Terraceで作成されたmesa
レイヤー)を可視化することができます。
このノードには、可視化用のメソッドが2つあります:
OpenGL tinting
これは、デフォルトの色合いを変更するので、カスタムのカラーランプを使って0または1のマスクレイヤーに色を付けて可視化することができます。 2つ以上のレイヤーを可視化したいのであれば、代わりにMaterialコントロールを使用する必要があります。
Material
これは、入力に対してカスタムの可視化マテリアルを割り当てます。これが標高ランプを取得する唯一の方法で、色々なカラーを使って複数のレイヤーを可視化することもできます。 レンダリングに必要なものすべてが単純なカラーランプであれば、これがまさにあなたが必要とするものすべてでしょう。 唯一の欠点は、以前に割り当てられたマテリアルが置換されることです。
How to ¶
To... | Do this |
---|---|
カラーランプを使って標高を可視化する |
|
他のマスクレイヤーを可視化します |
|
パラメータ ¶
Update Tinting
No Change
入力に既に付いているなにかしらの色を使用します。
Default Tinting
入力に付いているなにかしらの色をデフォルトの色で置換します。つまり、height
フィールドが中間調のグレーサーフェスとして、mask
フィールドには赤色が表示されます。
Custom Tinting
カスタムのカラーランプを使ってマスクフィールドに色を付けるためのコントロールを表示します。
Remove Tinting
入力ボリュームから色を削除します。これは、デフォルトの赤色を削除してmask
レイヤーを表示します。
以下のパラメータは、 Update Tinting が“Custom Tinting”の時に表示されます。
Height Layer
3D地形サーフェスとして可視化するHeightレイヤーの名前。デフォルトはheight
です。
Color Layer
3D地形の色合いとして可視化するマスクレイヤーの名前。
Compute Range
クリックすることで、マスクフィールド内の現行の最小/最大値を使って Diffuse Range パラメータを埋めることができます。
Diffuse Range
カラーランプの開始と終了にマッピングするためのマスクレイヤー内の最小/最大値。
Mode
ランプの使用方法を制御します。
No Ramp に設定すると、ランプによってクランプされることも影響も受けることなくマスクの値が使用されます。
Clamped Ramp は(マスク範囲にフィットさせた後の)マスク値を0..1
範囲にクランプしてから、ランプを適用します。
Periodic Ramp はボリュームの値を1で割った余りを受け取り、それをランプに送ります。
これは、チェッカーボードやストライプ効果を作成して広範囲の値を上手く表示するのに役立ちます。
Diffuse Ramp
マスクレイヤー内の0から1の値(または Diffuse Range パラメータ内の値)の可視化に使用するカラーランプ。
Update Material
以下のパラメータは、 Material が“Custom Material”の時に表示されます。
Projection
侵食を可視化する時のUp方向を制御します。 可視化した際に縞々のカラーが含まれてしまった場合は、おそらくこれが間違った値に設定されています。
Compute Range
クリックすることで、Height Fieldから現行の最小/最大値を使って、 Min Elevation と Max elevation のパラメータを埋めることができます。
Min Elevation
カラーランプにマッピングする最小Height値。
Max Elevation
カラーランプにマッピングする最大Height値。
Height Ramp
Height Field内のHeight値( Min elevation から Max elevation まで)をカラーランプにマッピングして、3D Heightサーフェスのカラーを制御します。
Layer 9/8/7/6/5/4/3/2/1
マスクレイヤーの名前と、そのレイヤーを標高カラーランプ上のカラーとして可視化するためのカラーを入力します。 Layer 9はLayer8上に、Layer8はLayer7上に表示されます。