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エージェント定義のメタデータを使用することで、エージェント定義内に追加でカスタムデータを格納することができます。 このカスタムデータは、エージェントプリミティブのインスタンス間で共有されます。 各エージェントインスタンスで同じ値を持つアトリビュートを作成する場合には、この方法が効率的な手段となり得ます。
このメタデータは、辞書アトリビュートやVEX辞書と同じ挙動をする 辞書 として格納されます。 この辞書のキーは必ず文字列で、その値には文字列、数値、配列、(入れ子化された)辞書を指定することができます。
このメタデータ辞書は、agentmetadata
Primitive Intrinsicから調べることができ、agentmetadata VEX関数やhou.AgentMetadataを使って照会することができます。
パラメータ ¶
Group
修正するエージェント。
メタデータ辞書内の既存のキーを削除または名前を変更します。
Remove Keys
このパターンに合致したすべてのキーを辞書から削除します。
Rename Keys
1個以上の検索/置換パターンを使用して辞書内のキーの名前を変更します。
replace_match関数の標準パターンの名前変更構文を使用します。
例えば、 From が*_to_*
で To が*-*
なら、ab_to_cd
という名前のキーはab-cd
に変更されます。
From
名前を変更する文字列パターン。
To
文字列の置換パターン。
ジオメトリ上の他のアトリビュートからキー/値のペアを作成します。
Merge Dictionaries
このパターンに合致した辞書アトリビュートからすべてのキー/値のペアを挿入します。 PointアトリビュートまたはPrimitiveアトリビュートに関しては、そのアトリビュート値は、各固有のエージェント定義の Group 内の最初のエージェントプリミティブを使って評価されます。
Delete Merged Attributes
有効にすると、 Merge Dictionaries パターンに合致したアトリビュートの値を辞書に取り込んだ後にそのアトリビュートを削除します。
Import Attributes
このパターンに合致した各アトリビュートの名前と値からキー/値のペアを作成します。 Merge Dictionaries パターンに合致した辞書アトリビュートはスキップされます。 PointアトリビュートまたはPrimitiveアトリビュートに関しては、そのアトリビュート値は、各固有のエージェント定義の Group 内の最初のエージェントプリミティブを使って評価されます。 これは、メタデータをプロシージャルに作成したり、 Attribute Wrangleなどのノードで構築した方が簡単な複雑なタイプの値(例えば、配列や辞書)でメタデータ項目を作成するのに役立ちます。
Delete Imported Attributes
有効にすると、 Import Attributes パターンに合致したアトリビュートの値を辞書に取り込んだ後にそのアトリビュートを削除します。
Number of Entries
メタデータ辞書内に追加または編集するキー/値のペアの数を指定します。 このオプションは、文字列や整数といった単純なデータタイプでメタデータ項目を追加するのに役立ちます。
Enable
キー/値のペアを作成するかどうかを決めるトグル。
Key
値を挿入または変更する文字列キー。
Type
辞書値のデータタイプ。 (マトリックス、配列、辞書などの)複雑なデータタイプの値を作成したいのであれば、 Import Attributes オプションを使用すると良いです。
Value
辞書の Key に挿入する値。
入力 ¶
Agents
修正するエージェントプリミティブ(s)。
出力 ¶
Agents
修正されたエージェントプリミティブ。
See also |