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コントロールポイント(CV)を操作するPoint SOPやその他のSOPとは対照的に、 Clay SOPは、直接的で、直感的で、制約がないジオメトリの形状変更を可能にしながら、 プリミティブの輪郭線に対して操作します。したがって、CVをプリミティブの外観を変更するためにCVを移動させるのではなく、 プリミティブのスキンの引っ張りを反映するようにCVを再配置するという逆のアプローチをとります。
修正する領域を定義するポイントは、“ターゲットポイント”または短く“ターゲット”と呼びます。 プリミティブのパラメータ空間内で(u,v)という対で表現され、UやVは0から1の範囲で変化します。 プリミティブ上のターゲットポイントのイメージは、Clayがいくつかの方法で変位可能な3Dポイントです。 さらに、プリミティブがサーフェスの場合、UまたはVにあるポイントまたは全体のアイソパラメトリックカーブのみを引き出すオプションがあります。
Clayは、指示しない限りフェースやサーフェスを精密化しないので、ジオメトリの複雑さは増加しません。 変更によって影響を受けた領域は、各プリミティブタイプやトポロジーとともに変化します。 どんな場合でも、Clay SOPの前にRefine SOPを挿入し、ターゲットポイント周辺にディテールを挿入すると、変化量を減少させることができます。 シャープさ同様に、変形の局所化を上げる他の方法としては、以下のU/V Sharpnessをご覧ください。
2番目の入力が存在している場合、2番目の入力の最初のプリミティブ上でターゲット(u,v)ポイントを(s,t)ポイントへスナップすることができます。 2番目の入力がなければ、それにスナップするためのプリミティブが作られます。 その上、Clay SOPはターゲットを空間内の任意のポイントにスナップすることができます。
このSOPとAlign SOPは両方とも、ツールのスナップや、 カーブネットワーク用にブロックを構築するときに有効的に使うことができます。 2つのSOPにおける最大の違いは、Alignはプリミティブ全体を移動/回転するのに対して、Clayは入力を局所的に変形します。
Clay SOPは、フェースやサーフェスタイプのすべての組み合わせを受け入れます。
パラメータ ¶
Group
変形を行なうフェースまたはハルのサブセット。
U/V toggles
変形で沿わせるパラメータの方向。
Uタブ ¶
U
変形が発生するパラメータの位置。
U Bias
U値の片側の影響度。
U Sharpness
変位する領域におけるプリミティブのシャープさ。
Vタブ ¶
V
変形が発生するパラメータの位置。
V Bias
V値の片側の影響度。
V Sharpness
変位する領域におけるプリミティブのシャープさ。
Matrix ¶
概要
マトリックスで指定したポイントトランスフォーメーション。
Transform Order
順位変換を適用します。
Rotate Order
順位回転を適用します。
Translate
XYZ軸毎の移動量。
Rotate
XYZ軸毎の回転量。
Scale
XYZ軸毎の不均一スケール。
Pivot
トランスフォームのローカルピボットポイント。
Vector ¶
概要
ポイントがベクトルに沿って移動します。
Distance
移動距離。
Normal
(u,v)におけるプリミティブ法線に沿って移動します。
Direction
Normalが無効の場合の移動ベクトル。
Point ¶
概要
ポイントをオブジェクト空間内で絶対的なxyzの位置へ動かします。
Coordinates
ポイントがスナップするべき位置。
Primitive ¶
概要
ポイントは、2番目の入力におけるプリミティブの(u,v)へ、 または、2番目の入力が存在しない場合はポイント自身の(u,v)へスナップします。
U and V
ターゲットプリミティブ上のパラメータの座標。
Examples ¶
ClayBasic Example for Spline Clay geometry node
このサンプルでは、Clay SOPの使用方法を説明しています。サンプルを見やすくするためにポイントをアニメーションしています。
Matrix - ポイントのトランスフォーメーションをMatrixで指定します。
Vector - ポイントをベクトルに沿って移動します。
Point - ポイントをオブジェクト空間の絶対XYZ座標に移動します。
Primitive - ポイントが2番目の入力のプリミティブの(U,V)にスナップします。 2番目の入力がなければ、自身の(U,V)にスナップします。
See also |