Feather Clumpオペレータは、フェザーの羽枝(Barb)にクランプ(束)/引裂を作成します。 羽枝(Barb)は、それぞれの羽枝(Barb)上の鉤(かぎ)形の小突起である小羽枝(Barbule)によってつなぎ合わされています。 実際には、羽枝(Barb)構造内の引裂は、その小突起が十分な力によって引き裂かれた箇所に発生します。 このオペレータは、比較的単純な方法でこの効果を再現すると同時に、十分なアーティスティックなコントロールも用意しています。
パラメータ ¶
Group
このパラメータは、作業するフェザーのグループを指定します。
Splits ¶
Split Location Mode
フェザーの羽軸(うじく:Shaft)に沿って羽枝(Barb)が引き裂かれる位置を制御します。
Parametric
以下のパラメータに基づいて羽枝(Barb)の引裂を作成します。
From Attribute
Pointアトリビュートを使用して引裂の位置を定義します。 ゼロ以外の値を指定すると、そのポイントに引裂が作成されます。
Split Attribute
Frequency
フェザーに沿ってが引裂きが生じる頻度。
Jitter
Frequencyで定義された箇所にジッター(微震)/ランダム性を追加します。
Seed
Jitterパラメータを使用する時、引裂位置をオフセットする際に使用されるランダムシード。
Create Split Attribute
引裂のあるポイントが1に設定されるアトリビュートを作成します。
Split Attribute
出力する引裂アトリビュートの名前。
Create Clump Id Attribute
クランプ(束)IDアトリビュートを作成します。 引裂によって形成された各クランプ(束)にIDが割り当てられます。 これは、フェザーの各側に1つずつ、2つの値を持つintタプルです。
Clump Id Attribute
出力するClump IDアトリビュートの名前。
Do Clumping
各クランプ(束)内の羽枝(Barb)を引き寄せるコントロールを有効にします。 このオペレータから羽枝(Barb)のクランプ(束)IDを出力し、他のオペレータで実際の羽枝(Barb)の操作を行ないたい場合もあるため、これはオプションです。
Clumping ¶
Amount
羽枝(Barb)に適用されるクランプ(束)または引裂の量。 値を大きくすると、クランプ(束)または引裂が強くなり、小さくするとその効果は弱まります。
Falloff
羽枝(Barb)の長さに沿った引裂のフォールオフ(減衰)で、羽枝(Barb)のサーフェスに形成される隙間の形状を効果的に変化させます。
Split Depth
フェザーの輪郭から測定される引裂の深さ。 値が1.0の時、羽枝(Barb)は根元まで引き裂かれます。
Shift
クランプ(束)または引裂のプロセス中に羽枝(Barb)に適用される水平方向のシフト量。 0.5の値ではシフトはなく、より高い値で羽枝(Barb)はフェザーの先端方向にシフトし、より低い値で根元方向にシフトします。
Skin UV Attribute
スキンUVアトリビュートの名前。 これは、テクスチャまたはテクスチャプリミティブでパラメータを上書きする時に使用されます。
Feather UV Attribute
フェザーUVアトリビュートセットの名前(通常はuv
、uv_barbl
、uv_barbr
)。
これは、テクスチャまたはテクスチャプリミティブでパラメータを上書きする時に使用されます。
Inputs ¶
Input 1
グルームカーブ。
Input 2
スキンジオメトリ。
Input 3
スキンVDBとテクスチャプリミティブ。
Outputs ¶
Output 1
グルームカーブ。
Output 2
スキンジオメトリ。
Output 3
スキンVDBとテクスチャプリミティブ。