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Since | 18.0 |
概要 ¶
このノードは、1番目または2番目の入力に通過を切り替えます。 エクスプレッションで1回のテストを使用するだけであれば、これはSwitch SOPと同じです。 しかし、このノードは、入力ジオメトリの特定の状況下でのテストをしたり、“All Conditions True”(AND)や“Any Conditions True”(OR)の論理演算を使って複数のテストを組み合わせることもできます。
入力ジオメトリに対して実行可能なテストのリストは、以下の Test Type パラメータを参照してください。
Note
このノードは、2つの入力のうちどれかをそのまま通過させ、ポイント単位またはプリミティブ単位で切り替えを適用するわけではありません。
例 ¶
To... | Do this | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
アセットの入力が接続されていない場合に“デフォルト”ジオメトリを使用する |
|
||||||
入力に最低でも1個のポイントが存在していない場合にアセットのエラーを報告する |
2番目の入力に最低でも1個のポイントが存在していれば、その入力が下流に流れます。 そうでない場合、代わりにエラーが伝搬します。 |
Tips ¶
-
親アセットの入力が接続されているかどうかをテストしたいのであれば、
opinputpath("..", n)
エクスプレッション(nは0
から始まるテストしたい入力番号)を使用すると良いでしょう。
入力 ¶
First (False)
テストがFalse(または0
)を返すと通過されます。
Second (True)
テストがTrue(またはゼロ以外)を返すと通過されます。
(直感的には1番目の入力がTrueの方が良いのではと思うかもしれませんが、エクスプレッションやスクリプトの結果を入力番号の0
と1
に合わせた順番の方が理にかなっています。)
パラメータ ¶
Use Second Input If
以下のテスト(s)の結果に基づいて、2番目の入力を通過させるかどうかを決定します。
All Conditions True
すべて のテストがTrue(またはゼロ以外)に評価された場合に2番目の入力を通過させます。
Any Condition True
どれか のテストがTrue(またはゼロ以外)に評価された場合に2番目の入力を通過させます。
All Conditions False
すべて のテストがFalse(または0
)に評価された場合に2番目の入力を通過させます。
Any Condition True
どれか のテストがFalse(または0
)に評価された場合に2番目の入力を通過させます。
Test Input
ジオメトリに基づいて以下のテストを行なうため、この入力からのジオメトリを使用します。 選択された入力は常にクックされます。
First Input
1番目の入力に接続されたジオメトリをテストします。
Second Input
2番目の入力に接続されたジオメトリをテストします。
Spare Input 0
特定のノードパスにあるノードのジオメトリをテストします。
このオプションを選択すると、スクリプト側で自動的にノードパスSpareパラメータを追加します。 他のオプションを選択しても、(手動で削除しない限りは)このSpareパラメータは残ったままになりますが、 Test Input がこのオプションに設定されている場合にしか使用されません。
Number of Tests
このノードは、複数のテストを実行することができます(それらの結果は、 Use Second Input If パラメータで組み合わせされます)。 実行したいテストの数を設定するか、または、プラス/マイナスのボタンをクリックしてテストを追加/削除します。
Test Type
実行するテストのタイプを指定します。
Expression
Enable パラメータ内のHScriptエクスプレッションを評価します。
そのエクスプレッションが0
以外の値(一番近い整数に丸められます)を返すと、それがTrueと見なされます。
Attribute Presence
指定した名前のアトリビュートがジオメトリ内に存在するかどうかをテストします。 Enable When 、 Class 、 Attributes のパラメータを使って、このテストを調整します。
辞書アトリビュート内にキーが存在するかどうかは、attribname.key
構文を使用することでテストすることができます。
これは、最初のエレメントの辞書を使用します。
Element Count
ジオメトリ内のコンポーネント(ポイント、プリミティブ、頂点)の数に基づいてテストします。 Enable When 、 In Group 、 Is 、 Value のパラメータを使って、このテストを調整します。
Attribute Value
ここで指定したアトリビュートの 最初のポイント/プリミティブ/頂点 の値が特定の値に合致するかどうかテストします。 Class 、 Attributes 、 Of Type 、 Is 、 Value のパラメータを使って、このテストを調整します。
通常では、このテストは、最初に見つかったアトリビュート値のみをテストします。 しかし、文字列アトリビュートに関しては、“Containing Any Element Matching”の比較を使用することができます。 この比較は、ジオメトリ内の文字列アトリビュート値が Value のパターンに合致した場合にTrueを返します。
辞書アトリビュート内のキーの値は、attribname.key
構文を使用することでテストすることができます。
Input Wired
Test Input で指定した入力にジオメトリが接続されていればTrueを返します。 Test Input が“Spare Input 0”の場合、Spare Inputパラメータで指定したパスにノードが存在すればTrueを返します。
See also |