Since | 12.0 |
このノードは、指定したタンクを満たした通常のポイントセットを生成するために使います。 これは、FLIP流体の初期化で役に立ちます。
Particle Separation パラメータを上げると、解像度が低くなるので、シミュレーションの処理速度が速くなります。 Particle Separation の単位はメートルなので、0.1の値は10cmを意味します。可能な最小値は0.2つまり2cmです。
Particle Radius Scale は、サーフェス化に影響を与える可視化ツールです。この値が小さいほど、サーフェスの細部はより細かくなります。反対に、大きいほど、サーフェスはより滑らかになります。
パラメータ ¶
Particle Separation
初期構成で生成されるパーティクルの任意の2点間の最小距離。
Point Configuration
ジッター(微震)を適用する前に生成されるポイントの構成。
Grid
通常の3Dグリッドの頂点にポイントを配置する大まかなパック構成。
Tetrahedral
他の近接する3点から同じ距離にある位置にポイントを配置する密接したパック構成。
Water Level
流体を満たす深さ。 Water Level Reference パラメータの位置から水面までの距離です。 タンクを空っぽにするには、この値をタンクの底よりも下げてください。
Size
XYZ軸沿いのタンクのサイズ。
Center
タンクの中心の位置。
Water Level Reference
Water Level パラメータは、この位置をオフセットしてタンクを満たします。
Water Level と Water Level Reference のパラメータが分かれていることで、水位を絶対値で指定したり、
ch("./tx")
形式のエクスプレッションを使ってタンク基準で指定することができます。
Jitter Seed
ジッター(微震)生成の乱数シード。
Jitter Scale
ポイントの位置情報に適用するジッター(微震)量。 ジッター(微震)は、ポイントの位置をランダムに変化させることができます。
Tip
まったくジッター(微震)が不要であれば、この値を0に設定します。
Up Axis
ボックスを満たす方向。水位の遮断を適用する方法を制御します。
Add Scale Attribute
pscale
アトリビュートを作成して、2倍の Particle Separation を設定します。
これによって、 Fluid Surface SOPが元のサーフェスを再構築するための正しいスケールを取得することができます。
Particle Radius Scale
pscale
アトリビュートは、この Particle Separation の倍数になります。
パーティクルが Particle Separation よりも大きくなると、ボクセル間の隙間にパーティクルが失くなりません。
Padding Bandwidth
タンクの境界に指定した距離だけ余白を作ります。これにより、FLIPシミュレーションでの境界ジッターが軽減します。このパラメータは、 Particle Separation の倍数で指定します。
Scatter Density
タンクのサーフェス上にポイントをばら撒きます。これはFLIPシミュレーション用の平坦なサーフェスの作成に役に立ちます。 値を1にすると、ばら撒かれるポイントは、ほぼ Particle Separation で分けられます。この値を大きくすると、サーフェスをオーバーサンプリングします。
Relax Iterations
有効にすると、ばら撒かれたポイントは、凝集しないようにリラックス化され、お互いに引き離されます。 これを繰り返すと、おかしな挙動が回避され、リラックス化の度合いが制御されます。 この値を上げると、ポイント間の距離が広がります。 上手く離れたポイントの分布のことを、“blue noise”と呼びます。
Oversampling
タンクのサーフェスから Oversampling Bandwidth で指定した範囲内にあるポイントをオーバーサンプリングする量。
Oversampling Bandwidth
タンクのサーフェスから、この距離の範囲内にあるポイントがオーバーサンプリングされます。このパラメータは、 Particle Separation の倍数で指定します。
Viscosity
viscosity
アトリビュートを作成して、指定した値に設定します。
流体ソルバの Viscosity と Use Particle Viscosity の両方を有効にすると、これは、流体のベースの粘度と乗算されます。
Density
density
アトリビュートを作成して、指定した値に設定します。
流体ソルバの Density From Attribute を設定すると、これは、流体のベースの密度をスケールして、効率的にパーティクル毎の質量を決めます。
このアトリビュートは、スケール依存ではないので、 Particle Separation で変化しないはずです。
Create Output Group
生成されるポイントを含むグループを作成します。
Output Group
生成される出力ポイントグループの名前。
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