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概要 ¶
このDOPノードは、RBD Guide Setup SOPノードと組み合わせて使用します。 これは、入力ジオメトリを使用してBulletシミュレーションをガイドし、仮想的な拘束システムとして作用します。 これは、ガイドされるピースの位置と向きがそれに呼応するガイドジオメトリに合うようにVelocityアトリビュートとAngular Velocityアトリビュートを変更します。 さらに特定の閾値が満たされた時に、ガイド解除またはガイドプロセスからのピースの解放を制御します。
このノードはRBDのVelocityまたはターゲットVelocityに影響を与えるので、Pre-Solveプロセスとして追加してください。 このソルバは、コリジョンを制御する時にVelocityを累積します。 ガイド解除(ガイドからピースの解放)はPre-Solveで実行することができますが、一般的には積分ステップ直後のPost-Solveで実行する方が良いです。
パラメータ ¶
Guiding ¶
Enable
RBD Bulletプリミティブのガイドを有効にします。
Guide Method
ガイドを行なう時に使用される線形Velocity(v
)と角速度(w
)の更新メソッド、または、ターゲットVelocity(targetv
)とターゲット角速度(targetw
)の更新メソッドを切り替えます。
Velocity
直接v
とw
を更新します。つまり、これが最も正確なガイドの方法になりますが、途中にコリジョンがあると微震を引き起こす可能性があります。
Target Velocity
targetv
とtargetw
のアトリビュートを更新します。これらのアトリビュートは、 Air Resistance パラメータと Drag パラメータを組み合わせて使用して、目的のVelocityに近くなるようにオブジェクトを動かすフォースと、目的の角速度に近くなるようにオブジェクトを回転させる回転モーメントを計算します。
これは、直接v
とw
を更新するよりも寛容的で、ピースがガイドの位置と向きから逸れることが許されているので微震の軽減に役立ちます。
これを適切に動作させるには、このソルバの Use Implicit Drag オプションが有効になっている必要があります。
Blend
ガイドの線形速度/角速度と元々のVelocity/角速度をLerp(線形補間)するブレンド量。 ブレンド量を下げると、柔らかい減衰のバネのような拘束になり、ガイドの線形速度/角速度での衝突計算で起こり得る微震を軽減することができます。
Time Scale
正しいVelocityとAngular Velocityが適用されるようにするには、Bulletシミュレーション時間スケールに合わせる必要があります。
Un-Guiding ¶
Enable
ガイドされるピースのガイド解除を有効にして、それらのピースをガイドから解放することができます。
Linear Threshold
計算されたガイド位置とその結果のポスト計算位置との距離が Linear Threshold とガイド強度で乗算した値よりも大きい時、そのピースは非ガイドになります。
Angular Threshold
計算されたガイド方向とその結果のポスト計算方向との角度(単位は度)が Angular Threshold とガイド強度で乗算した値よりも大きい時、そのピースは非ガイドになります。
Distance Threshold
ガイドピースからBulletプリミティブまでの距離と静止時の距離の差がこの Distance Threshold とガイド強度で乗算した値よりも大きくなった時、そのピースは非ガイドになります。
Linear Threshold
計算されたガイド位置とその結果のポスト計算位置との累積した距離が Linear Threshold とガイド強度で乗算した値よりも大きい時、そのピースは非ガイドになります。
Angular Threshold
計算されたガイド方向とその結果のポスト計算方向との累積した角度(単位は度)が Angular Threshold とガイド強度で乗算した値よりも大きい時、そのピースは非ガイドになります。
Distance Threshold
ガイドピースからBulletプリミティブまでの距離と静止時の距離の差がこの Distance Threshold とガイド強度で乗算した値よりも大きくなった時、そのピースは非ガイドになります。
Use Neighbors
ガイドクラスター内のすべての隣接ピースがガイド解除されたピースのガイド解除を有効にします。
Inputs ¶
Guide Source
ガイドジオメトリのソースを指定します。
SOP Path
ガイドとして使用するSOPジオメトリ。
Geometry Source
RBDジオメトリのソースを指定します。
SOP Path
ガイド解除する時、シミュレーションの過程でRBDピースのアトリビュート(例えば、 strength )をアニメーションや更新できるようにするために、以前にRBD Guide Setupを介したSOPジオメトリをこのパラメータで指定します。
Guide Options ¶
Show Guided Geometry
ガイドRBDオブジェクトを表現したガイドジオメトリをビューポートに表示します。
Guided Color
ガイドであるRBDオブジェクトのカラーを指定します。
Unguided Color
ガイドでないRBDオブジェクトのカラーを指定します。
See also |