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このノードは、Agent Look At Applyと併用します。 そのAgent Look At Applyは、ターゲットを選択して、エージェントのスケルトンがそのターゲットの位置に向くように調整します。 Crowd Solverを使用する時は、 Apply Look Ats パラメータを有効にしてください。
複数のターゲットを定義するには、いくつものAgent Look Atノードをチェーン接続します。 もっとプロシージャルなセットアップをしたいのであれば、 Target Type to Points を設定することで、指定したジオメトリ内の各ポイントをターゲットとして考慮させることができます。
パラメータ ¶
Activation
1
は、このノードをアクティブにします。
0
は、このノードを非アクティブにします。
Target Name
このターゲットの固有な名前。
この名前をCrowd Trigger DOPで使用することで、エージェントの現行ターゲットに基づいてトリガーをアクティブにすることができます。
Group
編集するエージェントのグループ。
Guide
有効にすると、Look-Atターゲットのガイドジオメトリが表示されます。
Target Type
ターゲットの位置の決め方を指定します。
Position
Position パラメータで指定したターゲット位置を使用します。
Object
Object パスで指定したオブジェクトのトランスフォームを使って、ターゲット位置を計算します。 このオブジェクトにジオメトリが含まれていれば、そのジオメトリの重心も含まれます。
Points
指定したジオメトリ内の各ポイントをターゲットとして使用することができます。
標準のインスタンス系Pointアトリビュートは、ターゲットの位置、向き、Velocityを定義します。
agentlookat_targetscore
浮動小数点Pointアトリビュートを使用することで、ポイント別に Score Multiplier をスケールさせることもできます。
Agents
群衆内の各エージェントをターゲットとして使用することができます。
agentlookat_targetscore
浮動小数点Pointアトリビュートを使用することで、エージェント別に Score Multiplier をスケールさせることもできます。
Object
オブジェクトまたはSOPジオメトリのパス。
このパラメータは、 Target Type が Object に設定されている場合にのみ利用可能です。
Position
Look-Atターゲットのワールド空間の位置。
このパラメータは、 Target Type が Position に設定されている場合にのみ利用可能です。
Geometry Source
使用するジオメトリを指定します。
SOP
SOP Path パラメータで指定されたSOPを使用します。
DOP Data
DOP Object パラメータで指定されたDOPを使用します。
First Context Geometry
DOPネットワークの1番目の入力に接続されているSOPを使用します。
Second Context Geometry
DOPネットワークの2番目の入力に接続されているSOPを使用します。
Third Context Geometry
DOPネットワークの3番目の入力に接続されているSOPを使用します。
Fourth Context Geometry
DOPネットワークの4番目の入力に接続されているSOPを使用します。
SOP Path
SOPのパス( Geometry Source が SOP に設定されている場合)。
DOP Object
DOPオブジェクトの名前( Geometry Source が DOP Data に設定されている場合)。
DOP Data
DOP Object に追加されているデータ( Geometry Source が DOP Data に設定されている場合)。
Group
視線先のポイントのグループ( Target Type が Points に設定されている場合)。
Max Search Points
視線先のポイントを選択する際に考慮される隣接ポイントの最大数。
このパラメータは、 Target Type が Points に設定されている場合にのみ利用可能です。
Group
視線先のエージェントのグループ( Target Type が Agents に設定されている場合)。
Max Neighbors
視線先のエージェントを選択する際に考慮される近隣エージェントの最大数。
このパラメータは、 Target Type が Agents に設定されている場合にのみ利用可能です。
Match by Attribute
Target Type が Points または Agents の時、 Target Attribute がエージェントの Agent Attribute の値と一致したポイントのみが考慮されます。 これは、エージェントの視線先となるターゲット(s)を正確に制御するのに役立ちます。
このアトリビュートには整数または文字列のタイプを指定することができます。 文字列アトリビュートの場合、 Agent Attribute には、 Target Attribute 値に対してマッチさせる文字列パターンを指定することができます。 整数アトリビュートの場合、 Target Attribute を指定しないと、代わりにポイント番号が使用されます。
Agent Attribute
群衆ジオメトリ上の文字列または整数のPointアトリビュートの名前。
Target Attribute
ターゲットジオメトリ上の文字列または整数のPointアトリビュートの名前。 Target Type が Agents の時は、そのターゲットジオメトリも群衆ジオメトリです。
Horizontal FOV
可視になるターゲットの最大水平角度(度)。
このパラメータのどれかのオプションを選択して、各エージェントの水平画角の決め方を指定します:
Set Value
Horizontal FOV 値を使用します。
Set from Attribute
Horizontal FOV Attribute のPointアトリビュートの値で Horizontal FOV を上書きします。
Scale by Attribute
Horizontal FOV Attribute のPointアトリビュートの値で Horizontal FOV を乗算します。
Horizontal FOV Attribute
エージェント上のPointアトリビュート。 Horizontal FOV モードが Set from Attribute の場合、 Horizontal FOV Attribute の単位はラジアンです。
このパラメータは、 Horizontal FOV モードが Set from Attribute または Scale by Attribute に設定されている場合にのみ利用可能です。
Vertical FOV
可視になるターゲットの最大垂直角度(度)。
このパラメータのどれかのオプションを選択して、各エージェントの垂直画角の決め方を指定します:
Set Value
Vertical FOV 値を使用します。
Set from Attribute
Vertical FOV Attribute のPointアトリビュートの値で Vertical FOV を上書きします。
Scale by Attribute
Vertical FOV Attribute のPointアトリビュートの値で Vertical FOV を乗算します。
Vertical FOV Attribute
エージェント上のPointアトリビュート。 Vertical FOV モードが Set from Attribute の場合、 Vertical FOV Attribute の単位はラジアンです。
このパラメータは、 Vertical FOV モードが Set from Attribute または Scale by Attribute に設定されている場合にのみ利用可能です。
Distance Range
可視になるターゲットの最小距離と最大距離を指定します。 Target Type が Points または Agents の時、この最大距離は、考慮される隣接ポイントの数を制限します。
距離、速度、向きなどの要素に基づいて、ターゲットのエージェントに対する関心度を制御します。 このスコア係数は(0から1の範囲に)正規化された値で、その最終スコアは加重平均で計算されます。 Agent Look At Apply DOPは、エージェントが視線先とするターゲットを選ぶ時に、最も高いスコアを持つターゲットを選択します。
Distance Weight
ターゲットの距離スコアのウェイト。 エージェントに近いターゲットの重要度を調整します。 距離スコアでは、 Distance Range の最小距離で値が1、最大距離で値が0になります。
Periphery Weight
ターゲットの周辺スコアのウェイト。 画角の端に入っているターゲットの重要度を調整します。
Relative Orientation Weight
ターゲットの向きスコアのウェイト。 エージェンの方へ向いていて、且つ、画角の中心にいるターゲットの重要度を調整します。
Relative Speed Weight
ターゲットの速度スコアのウェイトで、エージェントを基準にそれより速い速度のターゲットほどスコアが高いです。 高速に移動するターゲットの重要度を調整します。 速度スコアでは、 Relative Speed Range の最低速度で値が0、最高速度で値が1になります。
Relative Speed Range
最低相対速度と最高比例速度を指定します。 これらは、 Relative Speed Weight がゼロでない時のターゲットの相対速度スコアを決めます。
Score Multiplier
ターゲットの全体スコアをスケールします。
手動で特定のターゲットの重要度を調整することができます。
Target Type が Points または Agents の時、これはagentlookat_targetscore
アトリビュートを使用してポイント別の乗数にすることができます。
Gaze Duration Time
エージェントがこのターゲットを注視できる最小と最大の時間(秒)を指定します。 これによって、エージェントが時間の経過と共にターゲットに興味を持たなくさせることができます。 この最小時間を経過した後は、ターゲットのスコアは徐々に下がり、エージェントはスコアの高いターゲットに切り替えることができます。 この最大時間を経過した後は、エージェントはターゲットを見るのを辞めます。
このパラメータのどれかのオプションを選択して、各エージェントの注視時間の決め方を指定します:
Set Value
Gaze Duration Time 値を使用します。
Set from Attribute
Gaze Duration Attribute のPointアトリビュートの値で Gaze Duration Time を上書きします。
Scale by Attribute
Gaze Duration Attribute のPointアトリビュートの値で Gaze Duration Time を乗算します。
Gaze Duration Attribute
エージェント上のPointアトリビュート。 Gaze Duration Time モードが Set from Attribute の場合、 Gaze Duration Attribute のサイズは2タプルです。
このパラメータは、 Gaze Duration Time モードが Set from Attribute または Scale by Attribute に設定されている場合にのみ利用可能です。
Random Time Offset
最小注視時間をランダムに増やします。 これによって、エージェントが様々なタイミングでターゲットに興味を持たなくなり始めさせることができます。
Random Seed
注視時間をランダムに変化させる時に使用されるシード。
Examples ¶
AgentLookAtBasic Example for Agent Look At dynamics node
このサンプルでは、群衆内の他のエージェントまたは点群のポイントを見るなど、Look Atターゲットを定義するいくつかの方法について説明しています。
See also |