このノードは、パーティクルがジオメトリによって遮られているかどうかに基づいてマスクアトリビュートを設定します。 これを行なうために、このノードは、指定した方向アトリビュートで各パーティクルから光線を飛ばします。 Max Distance で指定された距離内で光線が当たると、その当たった距離での Distance Falloff の評価に応じてマスクが設定されます。
パラメータ ¶
Activation
このノードを有効/無効にします。この値が0より大きい時のみノードがアクティブになります。 これは、エクスプレッションでノードの効果を制御するのに役に立ちます。
Note
これは、全体としてノードを活動化します。このパラメータを使って特定のパーティクルのノードを非活動にすることはできません。
Group
現行ストリーム内のすべてのポイントからポイントグループ(例えば、Group POPやCollision Detection POPで作成) にのみ影響を与えます。
Parameters ¶
Geometry Source
使用するジオメトリを指定します。
SOP
SOP Path パラメータで指定したSOPを使用します。
DOP Objects
このDOPネットワーク内の名前付きDOPオブジェクトを使用します。
First Context Geometry
DOPネットワークの1番目の入力に接続されているSOPを使用します。
Second Context Geometry
DOPネットワークの2番目の入力に接続されているSOPを使用します。
Third Context Geometry
DOPネットワークの3番目の入力に接続されているSOPを使用します。
Fourth Context Geometry
DOPネットワークの4番目の入力に接続されているSOPを使用します。
SOP Path
SOPまでのパス( Geometry Source が SOP に設定されている時)。
DOP Objects
DOPオブジェクトの名前( Geometry Source が DOP Objects に設定されている時)。
Shadow Mask
このアトリビュートには、パーティクルから光線が当たった距離を Distance Falloff ランプでマッピングした結果の値が設定されます。
Wind Shadowingでは、通常ではこの値は1
で、パーティクルが風から完全に遮られていることを示し、風を遮っているジオメトリから遠ざかるにつれて値は0
に向かって減衰します。
Shadowed Velocity
光線が当たった場合、このアトリビュートには、その光線が当たったオブジェクト上のポイントのVelocityが設定されます。 当たらなかった場合、これは変更されません。
これは、Wind Shadowingでパーティクルがそのシャドウ内にある時のそのパーティクルのVelocityを決めるのに使用されます。
Shadow Hit Distance
このアトリビュートには、 Collision Geometry に光線が当たった距離が設定されます。
Affect Existing Mask
新しいマスクと既存のWind Shadowマスクを結合する方法。
Replace
古いマスクはクリアされ、新しいマスクに置換されます。
Nearest
Shadow Hit Distanceアトリビュートを使用して、最も近くにあるマスク値とVelocity値が保持されます。
Ray Direction
光線を飛ばす方向。
Backwards
Backwards Directionアトリビュートの反対方向。
Forward
Forward Directioアトリビュートと同じ方向。
Relative
Forward DirectionアトリビュートからBackward Directionアトリビュートが減算され、それが光線方向になります。
Backwards Direction
光線は、このアトリビュートの反対方向に飛ばされます。
Forward Direction
光線は、このアトリビュートの方向に飛ばされます。
Mask Amount
最終マスク値をこの量でスケールします。 0の値は更新を無効にします。
Max Distance
閉塞がチェックされる最大距離。
Ray Bias
パーティクルから光線をオフセットさせる距離。 これは、このノードが自己Wind Shadowで使用する場合の自己交差の回避で使用されます。
Shadow Angle
シャドウ光線を飛ばす広がり。
90
の値は、全半球をサンプリングし、180
の値は光線を全方向に飛ばします。
Shadow Samples
円錐角内にランダムに飛ばすサンプルの数。 円錐角が0の場合、1個のサンプルのみが飛ばされます。
Distance Falloff
このランプは、パーティクルからの距離をマスクの出力値にマッピングします。
Bindings ¶
Geometry
このPOPノードが適用されるシミュレーションデータの名前。 ここにはGeometryを指定する場合が多いですが、POPネットワークでは異なるジオメトリに適用できるように設計されています。
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