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このノードは、フィラメント自体のVelocityフィールドによって、フィラメントポリラインのポイントを移流させることで、 渦巻きフィラメントの位置や形状を“進化”させます。
Source Filamentsは、フィラメントジオメトリをネットワークにインポートします。 このノードは、フィラメントカーブのポイントを移流させて、モーションを作成します。 POP Advect by Filamentsノードは、移動する渦巻きフィラメントで作成されたVelocityフィールドを使用して、パーティクルを動かします。
詳細は、filamentsのページを参照してください。
パラメータ ¶
Activation
このノードをオン/オフします。この値が0より大きい場合にのみ、ノードがアクティブになります。 これは、エクスプレッションによって、このノードの効果を制御するのに役に立ちます。
Update ¶
Reconnect Distance
シミュレーションが膨大なポリゴンエッジを生成する場合には、この値を上げてください。
ソルバは、ほぼ逆平行なエッジの効果は相殺されるので、そのようなエッジを持つフィラメントを再接続しようとします。 これによって、ポリゴンエッジの数がシミュレーション中に急激に増加しないようにすることができます。 この値を上げれば、フィラメントがより積極的に再接続されます。
Min Edge Length
この長さより短いエッジを、そのエッジの中点に折り畳んでエッジを削除します。
Max Edge Length
この長さより長いフィラメントエッジを細分化します。
Cap Speed
これをオンにすると、フィラメント頂点の速度が制限されます。 その速度制限は、 Speed Cap パラメータで設定します。
Speed Cap
フィラメント頂点の最高速度( Cap Speed がオンの時)。
Time Scale
実際のタイムステップに適用される全体スケール。 この値をアニメーションすることができます。
Bindings ¶
Filament Geometry
渦巻きフィラメントジオメトリを含むシミュレーションデータの名前。
Solver ¶
Make Objects Mutual Affectors
このノードの1番目の入力に接続されたすべてのオブジェクトが、相互アフェクターになります。
これは、それらのオブジェクトをこのノードに接続する前にAffector DOPを使用して、*
と*
の間にアフェクターリレーションシップを作成する事と同じです。
このオプションは、すべてのオブジェクトをソルバに送って、お互いに影響し合うようにするのに便利です。
Group
オブジェクトコネクタをこのノードの1番目の入力に接続した時、このパラメータを使って、 このノードから影響を受けるそれらのオブジェクトのサブセットを選択することができます。
Data Name
オブジェクトまたは他のデータにデータを追加するために使用する名前を意味します。 Data Name に“/”(または複数)を含めれば、それはサブデータ内側に移動することを意味します。
例えば、Fan Force DOPのデフォルトの Data Name は“Forces/Fan”です。 これは、“Forces”という既存のデータに“Fan”という名前のデータを追加します。 “Forces”というデータが存在しなければ、単なるコンテナデータが作成されて、そこに“Fan”サブデータが追加されます。
異なるデータは、それらを使用する名前に対して異なる要件を持ちます。 非常に稀な場合を除いて、デフォルト値を使用してください。 いくつかの例外は、特定のデータまたは特定のタイプのデータを利用するソルバで説明します。
Unique Data Name
このパラメータを有効にすると、このノードで作成されるデータが既存データを上書きしないように 固有な名前で Data Name パラメータの値を修正します。
このパラメータをオフにすると、同じ名前の2つのデータを追加すると、2番目のデータが1番目のデータを置換します。 各タイプの挙動が必要な場合があります。
オブジェクトにいくつかのFan Forcesを吹き付けたい時に、各ファンが前のファンを上書きしないように、 個々のファンの Data Name を変更して名前の衝突を回避するよりも、 Unique Data Name の機能を使用する方が簡単です。
一方で、オブジェクトに既にRBD Stateデータが追加されていることを知っていれば、このオプションをオフにすることで、 新しいRBD Stateデータが既存データを上書きすることができます。
入力 ¶
Object
渦巻きフィラメントのセットになるシミュレーションオブジェクト。
Pre-Solve
この入力は、メインのソルブステップ前に実行されるマイクロソルバを取り付けます。
Post-Solve
この入力は、メインのソルブステップ後に実行されるマイクロソルバを取り付けます。
出力 ¶
First Output
この出力のオペレーションは、このノードに接続している入力に依存します。 オブジェクトストリームがこのノードの入力であれば、その出力も入力と同じオブジェクトを含んだオブジェクトストリーム(しかし、取り付けられたこのノードのデータを持ちます)です。
オブジェクトストリームをこのノードに接続しなかった場合、その出力はデータ出力になります。 このデータ出力をApply Data DOPに接続したり、他のデータノードのデータ入力に直接接続することで、 このノードのデータをオブジェクトや他のデータに取り付けることができます。
See also |