Since | 19.0 |
Particle Fluid Forces CL DOPは、流体フォースを計算して、パーティクルのv
アトリビュートを更新します。
このDOPを正しく動作させるには、いくつかのPointアトリビュートが存在している必要があります:
タイプ |
名前 |
説明 |
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パーティクルのサイズ。 |
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ゼロより大きい値は、パーティクルが流体として扱われることを示しますが、値が異なれば、別の“位相”の流体を意味し、他の位相のパーティクルを無視します。 |
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パーティクルの質量。 |
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Kernel Width 内にある近接パーティクルの配列。 |
このソルバの挙動を制御する際に使用可能なパーティクル単位の追加Pointアトリビュートがあります:
タイプ |
名前 |
説明 |
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各パーティクルの Viscosity パラメータをスケールします。 |
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各パーティクルの Surface Tension パラメータをスケールします。 |
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ソルバをウォームスタート(再開)する際に使用される最後の粘度計算からのVelocityの変化量を格納します。 |
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コリジョンによって見えなくなっているパーティクル半径の割合。 |
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最も近くにあるコリジョンの位置。 |
Vellum Configure Grain SOPを使用して Type を Fluid モードに設定すると、適切な初期構成でパーティクルを作成することができます。
パラメータ ¶
Geometry
操作するジオメトリが格納されているデータの名前。
Kernel Width
SPH密度を評価する際に使用する各パーティクルの近接パーティクルのサイズ。この値は、それらのパーティクルのpscale
アトリビュートのスケールです。
Volume Scale
各パーティクルが表現する流体の体積のスケール。
Viscosity
流体の粘度。
viscosity
Pointアトリビュートを使用することで、パーティクル単位で粘度をスケールすることができます。
Collision Viscosity
コリジョンに対する流体の粘度。
コリジョンを識別するにはhitvol
とhitpos
のアトリビュートが必要です。
Viscosity Solver
粘度の計算に使用するメソッド。 Explicit は高速ですが、非常に強い粘度または少ないサブステップ数だと不安定になる可能性があります。 Implicit はどの場合でも安定的ですが、計算が重くなります。
Viscosity Tolerance
Viscosity Solverが Implicit に設定されている場合の許容誤差。
Max Viscosity Iterations
Viscosity Solverが Implicit に設定されている場合に使用される最大反復回数。
Surface Tension
流体の表面張力。
surfacetension
Pointアトリビュートを使用することで、パーティクル単位で表面張力をスケールすることができます。
Adhesion
hitpos
とhitvol
が用意されている場合のコリジョン周辺の流体の粘着力。
Use Timestep
このノードを適用するために、現行のソルバタイムステップを使用するかどうか決めます。
設定した場合、現行のタイムステップサイズがスケールで乗算されて、このノードの時間の増分値に使用されます。 設定しなかった場合、 Time Scale には積分する絶対仮想時間を指定します。
実際のリアルタイムとマイクロソルバ時間とのリンクを無効にすることで、別々の仮想時間でオペレーションを実行することができます。
Time Scale
このマイクロソルバに使用するタイムステップをこの値でスケールします。 これにより、他とは異なる速度で動作するシミュレーションなどの非現実的な効果を表現することができます。
同様に、ソルバをメインのタイムステップとは関係なく評価する必要がある場合に役に立ちます。
See also |