Houdini 20.0 シェルフツール

Break shelf tool

指定した切断形状で入力ジオメトリを分割します。

On this page

概要

このツールは、ギザギザの切断平面でモデルを切断します。切断平面は、グリッド、ボックス、球、カスタムオブジェクトに切り替えることができます。 それらの破片は、RBD Fractured ObjectまたはRBD Glue Objectで使用することができます。 RBD Fractured ObjectまたはRBD Glue Objectは、自動的にフェースをクリーンアップして、亀裂がわからないようにポイントを固有化します。

RBD Fractured ObjectRBD Glue Objectは、分割後にAssembleノードを自動的に追加します。 Assembleノードは、分割したジオメトリの破片をグループ化します。

Breakツールは、手動でギザギザの切断を1回だけ行なうのに対して、Shatterノードは、自動的にランダムに複数切断を行ないます。

Note

このツールはポリゴンでのみ動作します。

Breakの使い方

  1. 分割したいオブジェクトを選択します。

  2. Model タブのBreakツールをクリックします。

    この操作を複数回実行することで、単一ジオメトリオブジェクトを複数に分割することができます。

Note

ジオメトリモードで、個々のプリミティブを選択したい時に、選択したプリミティブに繋がっているプリミティブが自動で選択されてしまったならば、左側のツールバーにあるコンポーネントモードボタンをクリックして、 Select Connected Geometry をオフにします。

オブジェクトをRBD Fracture ObjectまたはRBD Glue Objectに変換することができます。

Tip

例えば、崖から崩れ落ちる岩のように、何かによって分割される破片をシミュレーションしたい場合は、Extractツールを使って、StaticオブジェクトとDynamicオブジェクトを分けることができます。

このツールをダイナミクスと併せて使いたくないのであれば、Assemble SOPを追加する必要があります。オブジェクトをRBD Fracture ObjectやRBD Glue Objectに変換すると、Assembleノードが作成されます。

シェルフツール

シェルフの使い方

テクニカル