Houdini 20.0 シェルフツール

Capture Geometry shelf tool

ボーンの階層または1組みのメタボールオブジェクト用に1つ以上のジオメトリオブジェクトをスキンとして使用します。

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概要

このツールは、キャラクタのスキンをボーン筋肉にバインドするために使います。

Capture Geometryの使い方

  1. Characters タブのCapture Geometryツールをクリックします。

  2. キャプチャーするジオメトリオブジェクトを選択して、Enterを押して選択を確定します。

  3. キャプチャー階層のルートオブジェクトを選択して、Enterを押して選択を確定します。

Note

キャプチャーにボーンをどのように曲げるのかわからせるために、ボーンに若干角度をつけてください。さらに、ボーンがうまく内側に合うようにジオメトリを若干曲げてください。 そうすることで、形状をまっすぐにした時に変形してしまうのを回避することができます。

パラメータの詳細は、Capture Geometryノードのヘルプを参照してください。

これら2つのメソッドに関してシーンの背後で処理されていることを完全に理解するには、それぞれのキャプチャージオメトリオブジェクトに追加されているSOPを見ると良いでしょう。

パラメータ

Method

このツールがスキンジオメトリ上の既存ウェイトを置換または追加するのかどうかを指定します。

Type

Biharmonic

重調和距離を使ってウェイトを計算します。

Proximity

空間的距離を使ってウェイトを計算します。

Regions

ボーンのキャプチャー領域を使ってウェイトを計算します。

Select

ボーンの選択方法を選択します。 Root of Skeleton に設定すると、ビューポートでオブジェクトを選択した時に、その子出力オブジェクトすべても選択されます。 Individual Bones に設定すると、同時に単一ボーンのみが選択されます。

Use Capture Pose

特定のキャプチャーフレームでのトランスフォームではなく、ボーンのキャプチャーポーズパラメータを使用するようにセットアップを構築します。

Channel Group Prefix

キーを設定した時に新しく作成されるチャンネルを格納するためのチャンネルグループを作成した時に使用するチャンネルグループ名の接頭辞。 これは、 Use Capture Pose が無効な時にのみ使用されます。

Capture Frame

ボーンをジオメトリへキャプチャーする時に使用するフレーム。これは、 Use Capture Pose が無効な時にのみ使用されます。

Set Keys on Capturing Hierarchy at Capture Frame

キャプチャーで使用するオブジェクトに対して Capture Frame にキーを作成します。これは、 Use Capture Pose が無効な時にのみ有効です。

Set Keys on Geometry at Capture Frame

スキンジオメトリを含んだオブジェクトに対して Capture Frame にキーを作成します。これは、 Use Capture Pose が無効な時にのみ有効です。

Max Iterations

Biharmonic Solverの反復回数。反復回数が多いほど品質結果が良くなります。これは、 TypeBiharmonic に設定されている時にのみ使用されます。

High Precision

有効な場合、/nodes/sop/solidembed.htmlの代わりに/nodes/sop/solidconform.htmlを使用して、より精度の高いセットアップを構築します。これは、 TypeBiharmonic に設定されている時にのみ使用されます。

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