C言語やC++とは違い、VEXにはプログラムを記述するための異なる“コンテキスト”があります。これらのコンテキストが、関数をどのように使うのか定義しています。
例えば、コンテキストが“surface”コンテキストだと仮定します。このコンテキストに記述した関数は、レンダリング時にサーフェスのカラーを計算するために使われます。各コンテキストに用意されたグローバル変数と関数は少し異なります。
サブトピック ¶
シェーディングコンテキスト ¶
シェーディングコンテキスト固有の情報は、共通のシェーディングコンテキストの特徴を参照してください。
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サーフェスがレンダリングされる前に、サーフェスのポイントを動かすプログラムを使うdisplacementシェーダを定義します。
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廃止。Cf、Of、Afの値を修正して大気のエフェクトをシミュレーションするプログラムを使うfogシェーダを定義します。
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surface/fogシェーダからコールされてサーフェスの照明を計算するプログラムを使うlightシェーダを定義します。
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surface/fogシェーダからコールされて、光源からサーフェス上のオクルージョンを計算するプログラムを使うシャドウシェーダを定義します。
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レンダリングされるサーフェスの最終的なカラー、不透明度、アルファを設定するプログラムを使うsurfaceシェーダを定義します。
他のコンテキスト ¶
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チャンネルの値を編集するVEXプログラムを使って、カスタムCHOPノードを定義します。