Houdini 20.0 VEX

VEXコンテキスト

VEXプログラムを記述できる異なるコンテキストへガイドします。

C言語やC++とは違い、VEXにはプログラムを記述するための異なる“コンテキスト”があります。これらのコンテキストが、関数をどのように使うのか定義しています。

例えば、コンテキストが“surface”コンテキストだと仮定します。このコンテキストに記述した関数は、レンダリング時にサーフェスのカラーを計算するために使われます。各コンテキストに用意されたグローバル変数と関数は少し異なります。

サブトピック

シェーディングコンテキスト

シェーディングコンテキスト固有の情報は、共通のシェーディングコンテキストの特徴を参照してください。

  • displace

    サーフェスがレンダリングされる前に、サーフェスのポイントを動かすプログラムを使うdisplacementシェーダを定義します。

  • fog

    廃止。Cf、Of、Afの値を修正して大気のエフェクトをシミュレーションするプログラムを使うfogシェーダを定義します。

  • light

    surface/fogシェーダからコールされてサーフェスの照明を計算するプログラムを使うlightシェーダを定義します。

  • shadow

    surface/fogシェーダからコールされて、光源からサーフェス上のオクルージョンを計算するプログラムを使うシャドウシェーダを定義します。

  • surface

    レンダリングされるサーフェスの最終的なカラー、不透明度、アルファを設定するプログラムを使うsurfaceシェーダを定義します。

他のコンテキスト

  • cvex

  • chop

    チャンネルの値を編集するVEXプログラムを使って、カスタムCHOPノードを定義します。

  • /vex/contexts/cop.html

古いコンテキスト

  • image3d

    廃止。i3dgenプログラムを使って、3Dテクスチャを生成するプログラムを記述します。

  • sop

    廃止。ジオメトリPointアトリビュートを編集するプログラムを使うカスタムSOPノードを定義します。

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