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Parameterノードは、シェーダのパラメータエディタインターフェースでユーザが設定できるパラメータの中の1つの値を表わします。 例えば、Balloonシェーダでは、Balloon Colorのパラメータを定義すると、ユーザがシェーダのカラーを制御できるようになります。
パラメータ
Name
VEX関数宣言、つまりVOPNETを使用するOPタイプの定義、およびVOPタイルの出力の両方での新しいパラメータの名前です。 この名前のパラメータがすでに存在する場合、このオペレータはそれを参照し、 Parameter Type や Parameter Label のような、ほとんどの独自のフィールドを無効にします。
この名前を予備キーワードにしないでください。
Prefix
パラメータ名の先頭に付けるオプションの接頭辞。 この接頭辞は、VEX関数宣言、VOPNETを使用するOPタイプの定義、VOPタイルの出力で、新しいパラメータの最終的な名前を変更します。
Postfix
パラメータ名の後尾に付けるオプションの接尾辞。 この接尾辞は、VEX関数宣言、VOPNETを使用するOPタイプの定義、VOPタイルの出力で、新しいパラメータの最終的な名前を変更します。
Label
読んで意味が理解できるこのパラメータのラベルです。 VOPタイル上の出力にマウスポインタを重ねると、親ノードのパラメータおよびツールチップに表示されます。
Show Label
所有者ノードのパラメータ内のパラメータラベルの表示をトグルします。
Type
新しいパラメータのVEXデータタイプを指定します。 また、OPダイアログでどのようにパラメータを表示するかを指定することができます。 例えば、VEXベクトルは、3つの浮動小数点値またはカラー値として表示することができます。
Default Values
選択したパラメータタイプにより、VEX関数およびこのVOPネットワークを使用するOPタイプでパラメータのデフォルト値を表わします。
Comment
パラメータの簡易説明。コメントは、生成されるコード内のパラメータ宣言の後に含まれます。
Use This Node to Set Parameter Attributes
いくつかのParameter VOPに同じParameter Nameがある場合、その中の1つだけのノードにより、パラメータのアトリビュートが制御されます。 Houdiniはユーザが定義した順序にしたがってすべてのノードを検索し、サブネット内を横断することで、使用するノードを決定します。 どのノードでもこのパラメータがオンになっていない場合、最初に見つかったノードによりパラメータのアトリビュートが設定されます。 このオプションがオンになっているノードが1つまたはそれ以上ある場合、(このオプションがオフになった)ノードが最初に見つかったとしても、このオプションを持つ最初のノードが使用されます。
Use Own Export Context
いくつかのParameter VOPまたはBind VOPが同じ Parameter Name を持っている時、他のノードによって、そのエクスポートコンテキストが決定されます。 しかし、それぞれのParameter VOPを別々のコンテキストにエクスポートしたいことがあります。 そのような場合、このパラメータを設定することで、第一定義ノードと関係なく、このノードをそれ独自のエクスポートコンテキストに指定することができます。
Use Input Value If Parameter Not Bound
Trueの場合、VEX関数パラメータにより、現在のVEXコンテキストのアトリビュート(例えばポイントカラー)にバインドするかどうかがチェックされます。 バインドしない場合、入力値はVEXパラメータに割り当てられます。 Surface VOPコンテキストでは、シェードがかかったジオメトリにVEXパラメータ名を持つアトリビュートがある場合、VEXパラメータがバインドされます。
Has Corresponding Connector
Trueの場合、このParameter VOPで定義されているシェーダノードに入力と出力のコネクタを持つことができる場合に限り、そのシェーダノードパラメータにも同等の入力コネクタを持つようになります。
Export
新しいパラメータを他のコンテキストにエクスポート(書き込みおよび読み出し)ができるかどうかを指定します。 Always または When Input is Connected に設定している場合、このオペレータは入力を取得します。 この入力に接続した値はエクスポートしたパラメータに割り当てられます。 Surfaceネットワークでは、エクスポートしたパラメータによりディープラスターを作成できます。 SOPネットワークでは、エクスポートしたパラメータは新しいジオメトリアトリビュートを作成します。
Never
パラメータをエクスポートしません。
Always
パラメータをエクスポートします。
When Input is Connected
ノードの入力が他のVOPに最終的に接続している場合のみパラメータをエクスポートします。
Export in Context
パラメータのエクスポート先となるコンテキスト。複数のコンテキストを指定する場合は、空白文字を区切り文字として使用します。
Invisible
シェーダのパラメータインターフェースでパラメータを表示しません。 パラメータ自体は存在し、シェーダ文字列の生成に使用されます。
パラメータタグ
Helpタブ
ユーザがパラメータエディタ内のオペレータタイプのノードのヘルプボタンをクリックすると、テキストフィールドの内容がヘルプブラウザに表示されます。
このヘルプをHTMLまたは単純だけど強力なwiki形式で記述することで、ネイティブのHoudiniヘルプと同様の見た目のドキュメントを作成することができます。 wiki形式のヘルプの記述の方法を参照してください。
入力
Unbound or Export Value
Export Parameter のトグルが有効の場合、または Use Input Value If Parameter Not Bound が有効でパラメータをバインドしない場合、新しいパラメータに割り当てられる値です。
出力
Parameter
このVEX関数パラメータの値です。
Is Parameter Bound
Trueの場合、新しいパラメータをアトリビュートにバインドします。
Examples
RampParameter Example for Parameter VOP node
このサンプルでは、Ramp Parameter VOPノードを使って、PyroシミュレーションのTemperature(温度)アトリビュートでパーティクルの色を制御する方法を説明しています。
See also |