Opacity Color が利かない
3626 19 0- Ponta
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みなさま、ご無沙汰しております。最近、出会した問題について、ポストします。いちおう、サポートに報告しましたが、Indieユーザなので、相手にしてもらえないかもしれません。
問題というのは、Principled ShaderのOpacity Colorについてです。
Opacity ColorのRの値を変えると、Opacityがグレースケールで変化します。
これに対して、GとBの値を変えても、Opacityが変化しません。
結果として、Opacity Colorは、グレースケールでしか変化せず、これを変化させるのは、OpacityとOpacity ColorのR、ということになっています。
バージョンは、19.0.657です。.680も試しましたが同じでした。
HIPLCを添付します。お暇な方がいらっしゃったら追試験していただけるとありがたいです。
ぽん太
問題というのは、Principled ShaderのOpacity Colorについてです。
Opacity ColorのRの値を変えると、Opacityがグレースケールで変化します。
これに対して、GとBの値を変えても、Opacityが変化しません。
結果として、Opacity Colorは、グレースケールでしか変化せず、これを変化させるのは、OpacityとOpacity ColorのR、ということになっています。
バージョンは、19.0.657です。.680も試しましたが同じでした。
HIPLCを添付します。お暇な方がいらっしゃったら追試験していただけるとありがたいです。
ぽん太
- Ken Taki
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Takiさん、ありがとうございます。
先に書きました通り、僕のところでは、次のような挙動になっています。レンダラーはmantraです。
「Opacity ColorのRの値を変えると、Opacityがグレースケールで変化します。
これに対して、GとBの値を変えても、Opacityが変化しません。
結果として、Opacity Colorは、グレースケールでしか変化せず、これを変化させるのは、OpacityとOpacity ColorのR、ということになっています。」
HIPの中の、Principled Shader の、Opacity Color のRGBの値を変化させて、Render View で見てください。
Rの値を変化させると、Opacityがグレースケールで変化しますが、GとBの値を変化させても、何も変わりませんでした。
MacとWindowsで同じ挙動でした。
以前はよくやっていたのですが、久しぶりに19.0で試してみたら、このような挙動でしたので、びっくりしています。皆さんのところで正しく動作するようでしたら、僕のところになにか問題があるのだろうと思います。あるいは、なにかほかに理由があるのか。
お手数をお掛け致します。
ぽん太
先に書きました通り、僕のところでは、次のような挙動になっています。レンダラーはmantraです。
「Opacity ColorのRの値を変えると、Opacityがグレースケールで変化します。
これに対して、GとBの値を変えても、Opacityが変化しません。
結果として、Opacity Colorは、グレースケールでしか変化せず、これを変化させるのは、OpacityとOpacity ColorのR、ということになっています。」
HIPの中の、Principled Shader の、Opacity Color のRGBの値を変化させて、Render View で見てください。
Rの値を変化させると、Opacityがグレースケールで変化しますが、GとBの値を変化させても、何も変わりませんでした。
MacとWindowsで同じ挙動でした。
以前はよくやっていたのですが、久しぶりに19.0で試してみたら、このような挙動でしたので、びっくりしています。皆さんのところで正しく動作するようでしたら、僕のところになにか問題があるのだろうと思います。あるいは、なにかほかに理由があるのか。
お手数をお掛け致します。
ぽん太
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前に似たような質問を受けた記憶があるのですが、昔の定義であれば
- Opacity (不透明度): 1 の時完全不透明で 0 の時完全透明
- Transparency (透明度): 0 時完全不透明で 1 の時完全透明
であり、上記の差を理解していれば、入れ替えて使うことも不可能ではありませんでした。
今は、Opacity はモーションブラー、エッジ判定、ボリュームなどによる部分遮蔽 (partial coverage) に使われ、Transparency は光が実際にサーフェス(物体)内を進むのかの計算のもとになっているようです。
ただし、統一見解ではないようですけど。
https://casual-effects.com/research/McGuire2016Darkly/McGuire2016Darkly-small.pdf [casual-effects.com]
よって、コンテクスト次第ということもあるかもしれませんけど、Opacity は、色を決めるのに使うものではないと私は思うのですけど、UI には確かにそういう設定がありますね。
Transparency (のみ) に関しては、こちらのパート6 で説明があります。
https://www.sidefx.com/ja/tutorials/shading-theory-with-karma/ [www.sidefx.com]
> 以前はよくやっていたのですが、久しぶりに19.0で試してみたら、このような挙動でしたので、びっくりしています。
前のバージョン(どのバージョン?) では違う挙動だったのでしょうか?
- Opacity (不透明度): 1 の時完全不透明で 0 の時完全透明
- Transparency (透明度): 0 時完全不透明で 1 の時完全透明
であり、上記の差を理解していれば、入れ替えて使うことも不可能ではありませんでした。
今は、Opacity はモーションブラー、エッジ判定、ボリュームなどによる部分遮蔽 (partial coverage) に使われ、Transparency は光が実際にサーフェス(物体)内を進むのかの計算のもとになっているようです。
ただし、統一見解ではないようですけど。
https://casual-effects.com/research/McGuire2016Darkly/McGuire2016Darkly-small.pdf [casual-effects.com]
よって、コンテクスト次第ということもあるかもしれませんけど、Opacity は、色を決めるのに使うものではないと私は思うのですけど、UI には確かにそういう設定がありますね。
Transparency (のみ) に関しては、こちらのパート6 で説明があります。
https://www.sidefx.com/ja/tutorials/shading-theory-with-karma/ [www.sidefx.com]
> 以前はよくやっていたのですが、久しぶりに19.0で試してみたら、このような挙動でしたので、びっくりしています。
前のバージョン(どのバージョン?) では違う挙動だったのでしょうか?
- Ponta
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Takiさん、ありがとうございます。
Opacity Colorは、その名の通り、その向こう側にある光を、Opacity Colorで定義されるカラーフィルターを通して、カメラに到達させる、という働きをします。まさに、カラーフィルターです。
単純なケースでは、僕が添付したHIPのように、白色の壁を置いて、その手前に、Opacity Colorによるカラーフィルターを置く。そうすることによって、Opacity Colorによるカラーフィルターを通した光がカメラに到達する、というわけです。レイトレースでは、そういう表現ではない計算をするわけですが。
以前のバージョンでは、その通りの動作をしていました。バージョンは忘れましたが、たぶん17.5か18.0だったと思います。以前は、Opacity Colorは、まさに、カラーフィルターとして動作していました。
それが、19.0では、グレースケールになってしまっているわけです。しかも、Opacity ColorのRが、グレースケールのパラメータになってしまっていて、GもBも働かない。
TransparencyとOpacityとでは動作も異なり、使い道も違います。今回は、Opacity Colorを使いたいのです。
Houdiniが通常使われるシーンでは、Opacity Colorは使いません。
僕は、すこし違った用途で使います。
一般的には使われない機能ですから、廃止の方向にあるのかもしれません。
あるいは、単なるバグか。
ぽん太
Opacity Colorは、その名の通り、その向こう側にある光を、Opacity Colorで定義されるカラーフィルターを通して、カメラに到達させる、という働きをします。まさに、カラーフィルターです。
単純なケースでは、僕が添付したHIPのように、白色の壁を置いて、その手前に、Opacity Colorによるカラーフィルターを置く。そうすることによって、Opacity Colorによるカラーフィルターを通した光がカメラに到達する、というわけです。レイトレースでは、そういう表現ではない計算をするわけですが。
以前のバージョンでは、その通りの動作をしていました。バージョンは忘れましたが、たぶん17.5か18.0だったと思います。以前は、Opacity Colorは、まさに、カラーフィルターとして動作していました。
それが、19.0では、グレースケールになってしまっているわけです。しかも、Opacity ColorのRが、グレースケールのパラメータになってしまっていて、GもBも働かない。
TransparencyとOpacityとでは動作も異なり、使い道も違います。今回は、Opacity Colorを使いたいのです。
Houdiniが通常使われるシーンでは、Opacity Colorは使いません。
僕は、すこし違った用途で使います。
一般的には使われない機能ですから、廃止の方向にあるのかもしれません。
あるいは、単なるバグか。
ぽん太
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Takiさん、ありがとうございます。
ランチャーで18.0.597をダウンロードしてテストしたところ、Rendwr Viewで、「Generating Scene」のまま、30分経過しても何も表示されませんでした。
19.0で作ったHIPではだめか、と思い、18.0上でシーンを作って試してみましたが、結果は同じでした。
過去にテストしたものが残っていましたので、整理して添付します。
なお、この件、7月15日に、SIdeFXのHPのサポートのところから報告してありますが、Indieユーザの報告は受け付けないようです。
ぽん太
ランチャーで18.0.597をダウンロードしてテストしたところ、Rendwr Viewで、「Generating Scene」のまま、30分経過しても何も表示されませんでした。
19.0で作ったHIPではだめか、と思い、18.0上でシーンを作って試してみましたが、結果は同じでした。
過去にテストしたものが残っていましたので、整理して添付します。
なお、この件、7月15日に、SIdeFXのHPのサポートのところから報告してありますが、Indieユーザの報告は受け付けないようです。
ぽん太
Edited by Ponta - July 19, 2022 20:35:15
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icecreamumaiさん、ありがとうございます。
仕様は、RGB各チャンネル毎にOpacityがかかる仕様です。
Principled Shaderのパラメータ窓の値なので、Principled Shadarを自分でいじればいいのかもしれませんが(そんな元気はない)、principled Shaderの問題じゃなくて、mantraの問題かもしれなくて。
Karmaは試していませんが。
現状、問題が発生している箇所の切り分けもできていません。
18.0でレンダリングできない(この問題もどこで発生しているのか不明)ので、提示できるのは、過去の資料しかないですし。
まあ、諦めるのがいちばん手っ取り早いのですけどね。
せっかくのHoudiniの強力な機能が使えない、というのは、なんとももったいないというか、Houdiniを捨てる方向へ一歩近づくことになりますね。
ぽん太
仕様は、RGB各チャンネル毎にOpacityがかかる仕様です。
Principled Shaderのパラメータ窓の値なので、Principled Shadarを自分でいじればいいのかもしれませんが(そんな元気はない)、principled Shaderの問題じゃなくて、mantraの問題かもしれなくて。
Karmaは試していませんが。
現状、問題が発生している箇所の切り分けもできていません。
18.0でレンダリングできない(この問題もどこで発生しているのか不明)ので、提示できるのは、過去の資料しかないですし。
まあ、諦めるのがいちばん手っ取り早いのですけどね。
せっかくのHoudiniの強力な機能が使えない、というのは、なんとももったいないというか、Houdiniを捨てる方向へ一歩近づくことになりますね。
ぽん太
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Opacity Color の件はバグっぽいですね。バグとして登録しました。修正は、これからになります。
H18 でレンダリングできないのは、
https://www.sidefx.com/ja/forum/topic/79168/ [www.sidefx.com]
に書かれているような日本語ディレクトリやパスを疑ってみるのが良いかもしれません。
H18 でレンダリングできないのは、
https://www.sidefx.com/ja/forum/topic/79168/ [www.sidefx.com]
に書かれているような日本語ディレクトリやパスを疑ってみるのが良いかもしれません。
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こちらで 18.0.597 を Mac OS 上でレンダリングしようとしてみましたが、もちろんレンダリングでき、問題を再現できません。
Houdini のターミナルを開き、hconfig というコマンドを実行すると、Houdini の使用に必要な最低限のディレクトリが表示されます。
これらのディレクトリに書き込み権限があるか確認いただけますでしょうか?
怪しいのは $HOUDINI_TEMP_DIR ですが、他のバージョンでレンダリングできるのであれば、他に問題があるかもしれません。
一度 $HOUDINI_TEMP_DIR が指しているディレクトリ (通常 /tmp/houdini_temp) の中身をからにするのが良いかもしれませんね。
Houdini のターミナルを開き、hconfig というコマンドを実行すると、Houdini の使用に必要な最低限のディレクトリが表示されます。
これらのディレクトリに書き込み権限があるか確認いただけますでしょうか?
怪しいのは $HOUDINI_TEMP_DIR ですが、他のバージョンでレンダリングできるのであれば、他に問題があるかもしれません。
一度 $HOUDINI_TEMP_DIR が指しているディレクトリ (通常 /tmp/houdini_temp) の中身をからにするのが良いかもしれませんね。
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