OBJリグは、Objectノードで構成されたリグです。 OBJリグを表示すると、Rig Treeビュー内の各アイテムはリグ内の各Objectノードに呼応します。

Rig Tree内の階層は、これらのObjectノード間の親子関係から構築されます。 例えば、 Geo1 と Geo2 の2個のObjectノードがあって、 Geo1 の出力が__ Geo2 の入力に接続されていたとします。 するとRig Treeビューには、 Geo1 が Geo2 の親となった単純な階層が表示されます。

SOPリグは、ポイントとそれらのポイントを結んだプリミティブの形式でSOPノードの出力によって生成されたリグです。 SOPリグを表示すると、Rig Treeビュー内の各アイテムはポイントを表現します。

SOPノードを選択すると、そのジオメトリが読み込まれ、ポイントとそれらのポイントを結んだプリミティブから階層が生成されます。

Rig Treeには、階層の表示方法に2つのオプションがあります:

• Topology: 階層をツリービューとして表示するデフォルトのオプションで、Objectノードの親子関係を表示します。

• Flat View: これは、すべてのアイテムを平坦なリストで表示し、親子関係を無視します。

Rig Treeには、ビュー内に目的のアイテムのみを表示するフィルタリングオプションがあります。 表示したいアイテムの名前をフィルターシステムに入力してください。ワイルドカードにも対応しています。

Topology ビューでは、子アイテムをフィルタリングすると、その親も表示されます。

Flat List ビューは、フィルタリングしたアイテムのみを表示します。

Flat List ビューでは、Rig Treeにはソートオプションがあります。これは、ビュー内でアイテムを表示する順番を決めます。

Rig Treeのビューを選択すると、以下の挙動になります:

• OBJリグの場合、Rig Treeビュー内のアイテムを選択すると、ネットワークビュー内のそのObjectノードが選択されます。

• SOPリグの場合、Rig Treeビュー内のアイテムを選択すると、自動的にそのノードのステートに入り(デフォルトは Rig Tree選択 ステート)、そのポイントが選択されます。

  Rig Treeは、選択時に入ったステートのアイコンを表示します。

Rig Treeのビューのドラッグアンドドロップは、以下の挙動になります:

• OBJリグの場合、ドラッグアンドドロップによってObjectノード間の接続を変更することができます。

• SOPリグの場合、ノードステートが親子化に対応していれば、ドラッグアンドドロップによって親子化を実施します。

  この例は、 Parent Joints SOPまたは Skeleton SOPを参照してください。

Rig Treeのビューでのアイテムの名前の変更は、以下の挙動になります:

• OBJリグの場合、デフォルトでは、名前を変更するとそれに関連付いているObjectノードの名前が変更されます。

• SOPリグの場合、ノードステートが名前の変更に対応していれば、名前を変更すると、選択したジョイントの名前が変更されます。

  この例は、 Skeleton SOPを参照してください。

Rig Treeビューでのアイテムの削除は、以下の挙動になります:

• OBJリグの場合、何もしません。

• SOPリグの場合、ノードステートが削除に対応していれば、削除すると、選択したジョイントが削除されます。

  この例は、 Skeleton SOPまたは Skeleton SOPを参照してください。

カスタムステートアクションとは、Rig Treeビュー内で右クリックして開かれるコンテキストメニューからユーザがアクセス可能な機能(そのメニューの下にリストされるアクション)のことです。