Inheritance |
|
この種類のSinkオブジェクトを使用することで、ログエントリーをディスク上のファイルに送信することができます。 各ログエントリーは単にタイムスタンプの後にメッセージテキストが付いて出力されるだけなので、ログエントリーの詳細の一部はディスクにデータを書き出す際に失われます。 そのため、たいていの場合では、Log Viewerペインを使用してログエントリーを調査する方が良いです。
Tip
確実にすべてのログをキャプチャしてディスクに書き出すために、この種類のSinkオブジェクトはログファイルを開いて、そのログエントリーを書き出して、 ログメッセージ毎にファイルを閉じます。膨大な情報量をログに書き出す場合、これだと明らかにパフォーマンスが悪くなってしまいます。 そのために、ファイルの書き出し先はHoudiniを実行しているマシンのローカルにしすることを強く推奨し、SSDハードドライブが望ましいです。
メソッド ¶
__init__(filepath)
指定したファイルパスにログを書き出す新しいファイルSinkオブジェクトを作成します。
filePath()
→ str
ログの書き出し先となるファイルのパスを返します。
Methods from hou.logging.Sink ¶
connectedSources()
→ tuple
of str
このSinkオブジェクトに接続されているソースの名前を返します。
connect(source_name)
このSinkオブジェクトにソースを接続します。
このsource_name
には、hou.logging.sources()コールの戻り値のどれかを指定します。
disconnect(source_name)
このSinkオブジェクトからソースを接続解除します。
このsource_name
には、connectedSources
メソッドの戻り値のどれかを指定します。
setFilterCallback(callback)
このSinkオブジェクトに接続されているソースがログエントリーを生成する度にコールされるコール可能オブジェクトをこのログシンクに関連付けます。
コールバックは、hou.logging.LogEntryオブジェクトとして1つの引数を受け取るようにしてください。
このコールバックがFalse
を返すと、ログエントリーは保存され、True
を返すと、このSinkオブジェクトによってログエントリーが処理されます。