概要 ¶
このツールは、オブジェクトの粘度に影響を与えるtemperature(温度)アトリビュートを使用して、ジオメトリオブジェクトをパーティクル流体に変化させます。 一般的に、時間の経過とともに状態が変化するオブジェクトがある場合はいつでも、このツールを使用するようにしてください。 例えば、温度が高いと溶けて流れ、低くなると固まる温かいチョコレートバニーを作成する場合に、このツールを使用することができます。
Tip
Heat Within Objectシェルフツールを使用すると、別のオブジェクトから生成された温度に接触すると溶解するオブジェクトを作成することができるため、 頻繁にこのツールを連携させて使用するようにしてください。
Note
このツールとLava From Objectとの違いは、このツールはシェーダを何も適用しない点です。 Lava From Objectは、シェーダを割り当て、基本的な赤々とした溶岩のルックを取得します。
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溶解オブジェクトに変換するジオメトリオブジェクトを作成します。
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Viscous Fluidsタブの Melt Object ツールをクリックします。
特定のパラメータの情報については、FLIP ObjectおよびGas Temperature Updateのヘルプページを参照してください。
Tips ¶
To... | Do this |
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オブジェクトが溶け始める早さを変更する |
FLIP Objectの Physical タブにある Temperature パラメータを修正します。 このパラメータは、オブジェクトの初期温度を設定します。 デフォルト値は0.5で、この値では、オブジェクトが非常に温かい状態から始まるため、すぐに溶けていきます。 値を上げると、自由な流動性を持つ高温の液体になり、時間が経つにつれ冷めていきます。 値を下げると、粘度の高い流体になり、熱くなると溶けていきます。 |
流体のルックを変更する |
Gas Temperature Updateノードの Minimum/Maximum Viscosity パラメータを調整します。 100,000の値にすると、非常に硬く、その形状を維持することになり、0の値では水のように完全な液体です。 |
高い温度が冷える速さを制御する |
Gas Temperature Updateノードの Outer/Inner Cooling Rate パラメータを修正します。 Outer Cooling Rate は、オブジェクトの表面上の変化率を参照し、 Inner Cooling Rate は、流体内部で温度が変化する速さを参照します。 一般的に、内部冷却率は、外側よりも低くなります。 これは、オブジェクトの内部は絶縁され、熱をより維持しますが、外側は周囲の大気により熱をより速く失うからです。 |