husk [options] usd_file [-o image_file]
オプション
Information
--help
このヘルプを表示します。
--version
レンダラーのバージョン文字列をプリントします。
Karma
--properties
Karmaが理解するすべてのレンダリングプロパティの名前とそれらのデフォルト値をプリントします。
--property-definition
Karmaが理解するすべてのレンダリングプロパティに関する全情報をプリントします。
--procedurals
すべてのプロシージャル定義をプリントします。
--filters
Karmaが理解するフィルターとOraclesに関する情報をプリントします。
-p/--pixel-samples samples
ピクセルあたりのサンプル数。
デフォルトは128
です。コマンドラインにこれを指定することで、USDファイル内のすべてのレンダリング設定がオーバーライドされます。
--tile-size pixels
レンダータイルの幅(単位はピクセル)。
デフォルトは128
です。コマンドラインにこれを指定することで、USDファイル内のすべてのレンダリング設定がオーバーライドされます。
--disable-lighting
すべてのライティングを無効にします。
--ao-samples samples
アンビエントオクルージョンのサンプル数(ヘッドライトシェーディング)。
デフォルトは0
です。
--ao-distance n
アンビエントオクルージョンのカットオフ距離。デフォルトは1
です。
--lock-random seed
乱数シードとしてフレーム番号の代わりにseedを使用します。
--dicingcamera prim_path
指定したPrimパスのカメラを使ってDicing(賽の目化)します。これを指定しなかった場合、Karmaはレンダーカメラを使ってDicing(賽の目化)します。
--optimize-offline level
"オフライン"(非インタラクティブ)レンダリングの最適化レベル。デフォルトは0
です。
0
最適化を無効にします。
1
1回の実行で複数フレームをレンダリングする時に最適化を無効にします。
2
強制的に最適化を有効にします。
USD
--usd-input filepath
レンダリングするUSDシーンファイル。
--list-cameras
シーン内のカメラに関する情報をプリントします。
--purpose tokens
レンダリングするPurpose(s)。
ここには、Purposeをカンマで区切ったリストを指定します。デフォルトはgeometry,render
です。
--complexity token
レンダリングするジオメトリの複雑さ。選択肢はlow
、medium
、high
、veryhigh
です。
-s/--settings prim_path
指定したPrimパスのRenderSettings
を使ってレンダリングします。
RenderSettingsオーバーライド
コマンドラインに以下のオプションを指定することで、USDファイル内のすべてのレンダー設定がオーバーライドされます。
-c/--camera prim_path
レンダリングするカメラのPrimパス。
-o/--output file_path
出力画像ファイルのパス。ここには特定のローカル変数を含めることができます:
$F
現行フレーム番号。
$FN
桁数固定の現行フレーム番号。この桁数はF
の後に指定します。例えば、$F4
は現行フレーム番号を4桁に広げます(例えば、0001
)。
$FF
浮動小数点フレーム。これは、(モーションブラーやシミュレーションのように)フレーム間で評価されるエクスプレッションに関して$F
と値が異なります。
$N
現在レンダリングされているフレームの"順序"番号です(例えば、フレーム範囲の最初のフレーム番号が40
だったとしても、1枚目のフレームをレンダリングすると$N
は必ず1
になり、2枚目のフレームをレンダリングすると$N
は必ず2
になります)。
<F>
, <FF>
, <F4>
$F
, $FF
, $F4
と同じです。
%d
, %g
, %04d
$F
, $FF
, $F4
と同じです。
-r/--res widthxheight
レンダリング画像の幅と高さ(単位はピクセル)。
--pixel-aspect float
ピクセルのアスペクト比(ピクセル高さに対するピクセル幅の比率)、デフォルトは1
(正方形ピクセル)。
-f/--frame n
開始フレーム番号。デフォルトは1
。
-n/--frame-count n
レンダリングするフレームの数(開始フレームを含む)。デフォルトは1
。
-i/--frame-inc n
フレーム増分。デフォルトは1
。
レンダリング
-R/--renderer token
代替のHydraクライアントを使ってレンダリングします。
j/--threads n
スレッド数。0
は、すべてのプロセッサを使用し、-1
は、1個を除くすべてのプロセッサを使用することを意味します。
--fast-exit 0|1
これを0
に設定すると、USDシーンとHydraインターフェースが完全に切り離されます。
--checkpoint sec
sec秒おきに、チェックポイントと部分画像を保存します。-1
は、チェックポイントを無効にします。デフォルトは-1
。
Note
husk
プロセスにUSR1
信号を送信するとチェックポイントが発動されます。
--exrmode mode
-1
HOUDINI_OIIO_EXR
変数を使用します。
0
クラシックドライバを使用します。
1
改良されたドライバを使用します。
--timelimit sec
sec秒を過ぎるとレンダリングがキャンセルされます。デフォルトの-1
は、時間制限なしです。
--timelimit-image
--timelimit-nosave-partial
レンダリングが時間制限を超えると、部分画像を保存しません。
-V/--verbose level
レンダリング中に何かの情報をプリントします。デフォルトは2
。
0-9
レンダリング統計の詳細度。
p
VEXプロファイリングを有効にします(パフォーマンスに影響します)。
P
VEXプロファイリングとNANチェックを有効にします(パフォーマンスに大きく影響します)。
a/A
Alfredスタイルの進捗を有効/無効にします。
t/T
メッセージタイムスタンプを有効/無効にします。