On this page |
このツールはダイナミクスをファーオブジェクトに追加することでワイヤーシミュレーションを作成します。ほとんどの場合で、ダイナミクスを使ってキャラクタ上のファーを自然に動かすことができます。一本一本の毛がキャラクタと一緒に固まった状態で動くことはほとんどありません。ダイナミクスを追加すれば周りの力に基づいてファーを動かすことができます。
Add Furツールでファーを追加した後に、
Comb Furツールとペイントツールを使ってファーをスタイリングします。仕上げに
Add Dynamicsツールを使ってキャラクタの動きや外部の力に反応するファーを作成することができます。
ワイヤーオブジェクトの使い方
-
ダイナミクスにするファーオブジェクトを選択してEnterを押して選択を確定します。
-
Hair タブから
Add Dynamicsツールをクリックします。
一度、再生ボタンを押せば、デフォルトでは
AutoDopNetwork
には重力が設定されているので、ファーが下にだらっとするのがわかると思います。
パラメータの詳細は、Wire Objectノードのヘルプと
Wire Glue Constraintノードのヘルプを参照してください。
役立つ情報
-
このツールで作成される
Wire Objectには弾力性のパラメータがあるので、それを使った再生ができます。
-
ヘアー1本1本の長さの挙動を修正したいのであれば、Furオブジェクトの曲げと引っ張りの強さを決めるパラメータを調整します。例えば、ヘアーの根元付近を硬くして、先端付近をだらっと柔らかくすることができます。
-
一度シミュレーションを実行すると、ファーがだらっとします。 Wires シェルフの
Set Initial Poseツールを使ってシミュレーションの開始位置を再設定することができます。これでファーが重力を初めて受けたときの効果を表現しないようにできます。
See also |