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このツールは、ファーのちぢれの粗さをインタラクティブに修正するのに役に立ちます。スキンジオメトリ上にファーのちぢれの粗さを手動でペイントすることができます。
Frizz Frequencyと Frizz Roughnessのツールがファーのちぢれのノイズのタイプになります。
Frequencyは、ヘアーに沿ってノイズの周波数を制御します。この値が大きいほど振動が大きくなります。このツールの効果は、1本のヘアーのセグメント数を上げるとわかりやすいです。
Paint Frizz Frequencyツールは、ヘアーの長さに沿ってノイズ周波数を変更させたい場合に使い、Paint Frizz Roughnessはヘアーの振動の滑らかさや粗さを変更したい場合に使います。
Add Furツールでファーを追加した後に、
Comb Furツールとペイントツールを使ってファーをスタイリングします。仕上げに
Add Dynamicsツールを使ってキャラクタの動きや外部の力に反応するファーを作成することができます。
Paint Frizz Roughnessの使い方
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Hair タブの
Paint Frizz Roughnessツールをクリックします。
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ペイントするファーオブジェクトを選択して、Enterを押して選択を確定します。
Note
FG 乗数フィールドを修正して、ペイントでFrizz Roughnessを上げたり下げたりします。0の値はすべてのFrizz Roughnessを除去し、1はFrizz Roughnessを変更しません。1より大きい値はFrizz Roughnessを上げます。
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ペイントするサーフェス上でブラシをドラッグします。
Note
⇧ Shift +
ドラッグ、またはオペレーションコントロールツールバーでブラシの 半径 を変更することができます。また、 不透明度 も変更することができます。
パラメータの詳細は、Paintノードのヘルプを参照してください。
Note
このツールのパラメータは、Furオブジェクトの Appearance > Frizz タブのパラメータと関連付いています。このタブの Roughness パラメータは、このツールの効果をスケールします。もっとカスタマイズする場合は、例えば Roughness Map テクスチャマップを使います。
役立つ情報
Houdiniは、ブラシストロークする度に再クッキングします。ペイントしている間のレスポンスを改善するには、Furオブジェクトの Basic タブの Display Density の値を減らします。それでも改善されなければ、 Display チェックボックスをオフにします。これによって、ジオメトリ上をペイントしている間にレスポンスを改善するためにヘアーの表示が無効になります。
単にペイントする時の少しの間にヘアーの表示をオフにしたいなら、ビューアツールバーのをクリックして Hide Other Objects を選択することで、ビューポートの他のオブジェクトを隠すことができます。これは、ファーオブジェクトの Display チェックボックスをオフにするのと同じパフォーマンスがあります。一度ペイントを終えてしまえば、
をクリックして Show All Objects を選択すれば、再度ファーを表示することができます。
一度Frizz Roughnessをペイントしてしまえば、ペイントツールを使ってファーのスタイリングをすることができます。次のようなアトリビュートをペイントすることができます:Paint Fur Density、
Paint Fur Length、
Paint Clumping、
Paint Base Color、
Paint White Hair Density、
Paint Guard Hair Density、
Paint Guard Hair Length。
また、Add Dynamicsツールを使えば、ファーがキャラクタの動きと外部の力に反応するようにできます。
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