Houdini 20.0 hwebserver

hwebserver.WebSocket class

組み込みサーバーをWebSocketに対応させるための基底クラス。

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このクラスは、Houdiniの組み込みサーバーをすべてのWebSocketに対応させるための基底クラスです。

Note

WebSocket対応はPython3のみです。

セットアップ

WebSocketクラスだけでは、ほとんど何もできません。 着信のUpgrade: websocketリクエストがクラスからインスタンスを生成してその制御をWebSocketインスタンスに渡せるようにするためには、このクラスをサーバーに登録する必要があります。 インスタンスをインストールするには、デコレータを使用してWebSocketをインストールします。

サンプル

以下のサンプルは、クライアントから送信されたメッセージをエコーします。 このWebSocketは、クライアントが/echoパスにHTTPアップグレードリクエストを送信する度に使用されます。

@webSocket("/echo")
class WebSocketEcho(hwebserver.WebSocket):
    async def connect(self, req):
        await self.accept()

    async def receive(self, text_data=None, bytes_data=None):
        # メッセージをテキストデータとして送信します。
        await self.send(text_data)

メソッド

See also

hwebserver

クラス

  • hwebserver.Request

    Houdiniのウェブサーバーに送信されるリクエスト。

  • hwebserver.Response

    Houdiniのウェブサーバーから送り返されるレスポンス。

  • hwebserver.UploadedFile

    Houdiniのウェブサーバーに送信されるリクエストにアップロードされたファイル。

  • URLHandler

    汎用のHTTPハンドラー。

  • AsyncURLHandler

    汎用の非同期HTTPハンドラー。

  • WebSocket

    組み込みサーバーをWebSocketに対応させるための基底クラス。

開始と停止

  • hwebserver.run

    Houdiniのウェブサーバーを開始します。

  • hwebserver.requestShutdown

    すべてのオープンリクエストが処理された後にシャットダウンするようにHoudiniのウェブサーバーに命令します。

  • hwebserver.isInDebugMode

    Houdiniのウェブサーバーがデバッグモード(でdebug=True)で起動されていればTrueを返します。

ウェブリクエストの処理とレスポンスの返し

ウェブソケット

  • WebSocket

    組み込みサーバーをWebSocketに対応させるための基底クラス。

  • hwebserver.webSocket

    HoudiniのウェブサーバーにWebSocketクラスを登録するデコレータ。

APIコール

  • hwebserver.apiFunction

    Houdiniウェブサーバー上のAPIエンドポイント経由で関数をコールを可能にするデコレータで、JSON形式またはバイナリ形式のレスポンスを返します。

  • hwebserver.APIError

    apiFunctionハンドラー内でこの例外を引き起こしてエラーを示します。