setSettingsForPort(settings, port_name="")
この関数は、特定のポートの設定を調整することができます。
PORT
リッスンするポート番号。
MAX_PORT
これを指定すると、サーバーは、PORT
からここで指定したMAX_PORT
までポートの検索を試みます。
サーバーは、利用可能なポートが見つかると、そこで検索を停止します。
ALLOW_SYSTEM_PORT
ポート範囲内で利用可能なポートが見つからなかった場合、システム側でポートを拾わせることができます。
ADDRESS
サーバーにバインドさせるアドレス。 デフォルトは任意のアドレスです(つまり、0.0.0.0)。
IPV6
IPv6サポートを有効にします。
ALLOWED_HOSTS
サーバーと通信が許可されるホストのリスト。 これは、ホストヘッダ攻撃を防ぐためのセキュリティ対策です。 デフォルトでは、すべてのホストが許可されています。
USE_X_FORWARDED_HOST
Hostヘッダの代わりにX-Forwarded-Hostヘッダを使用するかどうかを指定したブール値。 デフォルトはFalseです。
LOG_FILE
このポートからのすべての情報もログに残すログファイル。
MIN_LOG_SEVERITY
最低重要度エントリーがログファイルに書き出されます。 デフォルトはhwebserver.WarningSeverityです。
SSL_CERTIFICATE
サーバーが使用するSSL証明書チェーン。
SSL_CERTIFICATE_KEY
サーバーが使用するプライベートキー。 このキーはPEMフォーマットでなければなりません。
SSL_DH_PARAMS
サーバーが使用するDiffie-Hellman(DH)パラメータ。
SSL_VERIFY_PEER
HTTPSを使用する際にサーバーがピアを検証するかどうか。 デフォルトはTrueです。
SSL_REDIRECT
HTTPリクエストを受信した時に、そのリクエストがHTTPSにリダイレクトされます。
リクエストにUpgrade-Insecure-Requests: "1"
ヘッダが含まれていない場合、サーバーは、そのリクエストを403(Forbidden)で拒否します。
SSL_REDIRECT_HOST
安全でないリクエストをリダイレクトする時に、そのリクエスト内のホストの代わりにこのホストを使用します。 SSL_REDIRECTがFalseの場合、これは何の効果もありません。
SSL_REDIRECT_EXEMPT
HTTPSへのリダイレクトが免除されるホストのリスト。 SSL_REDIRECTがFalseの場合、これは何の効果もありません。
SECURE_HSTS_SECONDS
クライアントがHTTPSからでしかアクセスできないパスを記憶する秒数。 デフォルトは0です。
SECURE_HSTS_INCLUDE_SUBDOMAINS
これをTrueに設定すると、すべてのサブドメインがHTTPS経由でしかアクセスできないように扱われます。 デフォルトはFalseです。
SECURE_HSTS_PRELOAD
これをTrueに設定すると、クライアントは安全でないリクエストの使用をまったく試みなくなります。 デフォルトはFalseです。
SECURE_CONTENT_TYPE_NOSNIFF
これをTrueに設定すると、X-Content-Type-Options: nosniff
がレスポンスに追加されます。
これは、いわゆるファイルダウンロード駆動による攻撃を防ぎます。
デフォルトはTrueです。
SECURE_REFERRER_POLICY
これを設定すると、Referrer Policyがこのヘッダにまだ設定されていないすべてのレスポンスに追加されます。
デフォルトはsame-origin
です。
SECURE_CROSS_ORIGIN_OPENER_POLICY
これを設定すると、XS-Leaksと呼ばれる一連のクロスオリジン攻撃を防ぐのに役立ちます。
この設定を指定すると、まだCross-Origin-Opener-Policy
が設定されていなければ、それが設定されます。
デフォルトはsame-origin
です。