このノードは、既存のディスク上のUSDファイルからUSD Zipアーカイブ(.usdz)ファイルを作成します。
これは、オリジナルUSDファイルとそこから参照されているUSDファイルとテクスチャマップをまとめて単一ファイルに収納します。
この単一ファイルは、他のUSDファイルと同様にHoudini、usdview、USDファイルの読み込みが可能な他のアプリケーションで読み込むことができます。
USD Zipアーカイブは単一ファイルになっているので、USDステージを構成するためによく使っている膨大な数のバラバラなファイルの集まりと比べて配布が簡単になります。
このROPのオペレーションは、USDライブラリに同梱されているusdzipユーティリティの挙動と同じですが、"asset"モードまたは"ARKit asset"モードでのみ動作します。
単一入力ファイルを指定すると、参照ファイルが自動的にアーカイブに含まれます。
パラメータ
Render
クリックすると、USDZファイルが生成されます。
Zip Files
このノードは、一度に複数のアーカイブを生成することができます。 ここに作成するアーカイブの数を設定するか、または、プラスとマイナスのボタンをクリックしてアーカイブを追加/削除します。
Enable
これを使用することで、パラメータ値を失うことなくアーカイブの生成を無効にすることができます。
Input File
アーカイブの生成に使用するトップレベルUSDファイルのファイルパス。 このノードは、すべての依存ファイル(サブレイヤーファイル、テクスチャ、ボリューム)を自動的に検索し、それらをアーカイブに格納します。
Output File
生成する.usdzアーカイブファイルのファイルパス。
Create ARKit Asset
このオプションは、USDライブラリがApple ARKitライブラリと互換性のあるUSDZアーカイブを作成するように指示します。 初期の頃のARKitのUSDZ実装をターゲットにしたアセットは、より汎用的利用向けのUSDZファイルよりも厳しい制約下で動作します。 このオプションは、それらの制約に順守するように試みます。 これによって、データに多くの変換が伴って、Variant Setsなどの機能が失われる可能性があります。
