Houdini 20.0 シェルフツール

Sculpt shelf tool

ブラシでインタラクティブにサーフェスの形状を変えます。

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概要

Deformモードはジオメトリを法線方向に下げたり上げたりし、Smoothモードはジオメトリを滑らかにします。 このツールは、モデルにディテールを加えるのに役に立ちます。

Sculptの使い方

  1. Sculptを適用するオブジェクトを選択するか、 または コンポーネントモードでオブジェクトのポイントサブセットを選択します。

    ポイントサブセットを選択すると、Sculptツールは、その選択したポイントにのみ修正ができます。非選択のポイントは、ブラシから保護されます。

  2. Model タブの Sculptツールをクリックします。

  3. 以下のどれかを実行します:

    • ブラシのサイズは⇧ Shiftドラッグするか、オペレーションコントロールツールバー(ビューアの上部)の Radius の値を変更します。

    • クリックでは、のオペレーションの割り当て、ブラシ形状の変更、他のオプションの設定をすることができます。

    • でブラッシングした時の変位量は、オペレーションツールバーの FDでブラッシングした時の変位量は、 BD で設定します。これらのパラメータは、パラメータエディタOperation タブの LMB DisplacementMMB Displacement のサブタブのパラメータと同じです。

    • Opacity ではブラシのストロークの変形や平滑化の度合いを制御します。このパラメータは、パラメータエディタBrush タブの Opacity パラメータと同じです。

    • またはでサーフェス上をドラッグすると、選択したポイント上に、その割り当てたオペレーションが実行されます。

Tip

ブラシは、サーフェス上を投影しているので、サーフェスの変形ポイントがサーフェスの反対側にストロークする場合があります。

その挙動を最小限にするには、パラメータエディタBrush タブの Depth パラメータを有効にします。 Depth の値は、ブラシが投影するサーフェスの 上側下側 の距離を制限します。

Radius パラメータをコピーして Depth フィールドの両方に相対参照としてペーストすれば、球状/立方体状(ブラシの形状に依存)のブラシを作成することができます。この設定をしておけば、ブラシのサイズが大きくない限りは、通常では投影の問題を軽減するのに十分です。

パラメータの詳細は、 Sculptノードのヘルプを参照してください。

全般的なブラシの情報は、ブラシツールのヘルプを参照してください。

See also

シェルフツール

シェルフの使い方

テクニカル